広々とした公園と緑のあふれる芝生の会場で行われる、まったりとした集まり
参加要綱には、基本フランス車でイタ車も来ます的に書かれていたので概ねフレンチイベントの様相と思いきや7:3いや6:4くらいの割でイタ車も参加。総勢50台以上が参加するイベントでした。
主催者にお話を伺ってみたところ、概ね集まってまったりとすごすのが基本方針とのこと。ただ集まっておしまいという割には、しっかりと最後はじゃんけん大会も開催されてお手軽格安のイベントとしてはかなりいい線を突いているのではないかと思われます。
ところが、ひとつだけ筆者も誤算があった。現在のところ方針として、物販(オートジャンブルを含む)は一切無しとの方向性を打ち出していたのだ。そもそもカーイベントでイラストを描いて回るのを心情として活動している自分にとって、その活動ができないとなるとそれだけでただイベントに参加しただけになってしまう。
じゃあどうする? そこは、まあ過去にもいくつもそうした経験はあるし、それこそ大きなイベントでも荒天により何も出来なかった経験はある。そんなときは、まず原点に戻ってイベントを楽しみ、観察することにしている。そこから見た視点で何もしないことをモットーに、それでもコレだけの台数が集まるのだからまだまだ育つ気配が感じられてならない楽しみなイベントだ。
きっかけは些細な集まりから。しかし、それこそがいいイベントの始まりの証
そもそも、第1回自体が20台前後から始まり今回で2回目、聞けば実際には第0回的なものがあり、本当に数台が集まればと思いスタートしたとのこと。
それが、次はキチンとした会場を使ってなどという話をしていたら、先走った方が会場を押さえてしまったのが始まりだということ。なんとも、ひょうたんからコマ的な始まりは、いかにもゆるさを物語る。
参加車両自体は、現行モデルからクラシックの域に入るモデルまで多種多様。べスパやジレラのようなバイク、スクーターはもちろん、ビアンキはビアンキでも自転車の方が参加と間口はかなり広めでありかなり気軽に参加ができる。
これだけ雑多の集まりが出来るので、個人的にはもう少し踏み込んだ交流もぜひ行ってもらいたいところなのだが、会場の規約に関する都合やそうしたことを行うことで状況が悪くなることも決してないとはいえないので、そこはあえて踏み込まないとしたい。
それでも、言葉のみでも自分はこうしたものだと話すことで筆者の活動「愛車の似顔絵屋」は成り立っていたりするので、ではまた次回どこかのイベントでと次の地へと期待をつなぐ。
さて、次なる絵描きの旅路はどこへ。
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