プジョー(peugeot)のユーザー参加型イベント「LionMeeting2015」開催! ついに始まったインポーター発信の大型イベントin富士見高原 [CORISM]

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2015/06/24

青空の下ついにプジョーオーナー達が待ち望んだイベントが開催

斜面一面に広がるプジョーの祭典がいま

Lion ,eeting 2015

奥には特設スタジオを設け現行車や目玉である限定車を並べたメイングランド。

 3月終わりぐらいからだろうかFB(フェイスブック)の知り合いから、プジョー でついにインポーターが重い腰を上げて「ルノー のカングージャンボリーのようなイベントを行うよ」と、筆者のところへもそんな話が流れてきました。ついに、プジョーもその気になった! これは、プジョー106に乗っている筆者としては外せないイベントと荷物を押し込んで、イベントに参加してまいりました。

 ユーザー側かメーカーサイドか? 最初にこのことを話しておかなければいけないと思うですが、当初から噂されていたのがカングージャンボリーのプジョー版という位置付けの話です。これは、賛否両論あったのですが、基本別物と思って考えたほうが、このイベントを理解しやすかったのではと考えています。

 その出発点から、ユーザー同士の会話からは、そうした期待感が強くそれゆえに「何か違うね」といった意見があちこちで聞こえたのもまた事実です。期待感から、同じものを考えるのは至極当然ですが、開催地やそこからくる思惑など様々な要因から違っていますので、それは切り離して考えるべきかと思います。その上で、今後はこうした方がという話をしたほうがいいと筆者は考えています。

RCZ

棚田のように並ぶ駐車場には新旧プジョーが並ぶ

プジョー(peugeot)のユーザー参加型イベント「Lion...

プジョー車のユーザーコンクール。様々な個性的なプジョーが参加

プジョー(peugeot)のユーザー参加型イベント「Lion...

みなさん、青い卵って聞いたことありますか?薄い青銅のような色をしたこの卵、鶏が食べたもので変わった色ではなく元々こういった色の卵を産む鶏なんだそうです。販売店さん曰くたまごかけご飯でぜひとのことでした


プジョー(peugeot)のユーザー参加型イベント「Lion...

地元のハーブやアロマオイルなどタイアップして販売

マッサ-ジチェア

どのイベントにも見たことがないある意味最大の特徴であり謎(笑)と言えるマッサージチェア

遠藤イヅル

活躍中の遠藤イヅル氏のイラスト即売コーナー、流石に予約は即時終了だったそうです

 大きな見方として、今回のイベントを筆者は大規模な試乗会ととらえました。会場に案内(これは本当の意味で案内)されるとクルマを特設駐車場へ止めメイン会場へ向かうと、現行プジョーモデルが待っているといった具合です。特設テントには、プジョーブランドのグッズとプジョーカフェが参加者のここまでのドライブの疲れを労うべく用意されていました。余談ですが、テントの奥には本当にマッサージチェア(筆者の周囲ではダメ人間製造機と呼ばれている)が用意され、お洒落なカフェテリア風の場所にあり、少し違和感を感じました。
 
 地元との協力体制の下、地卵やアロマハーブなども販売され雰囲気はまずまず。この朝市のカフェのようなイメージを各ディーラーでもできれば“PEUGEOT”ブランドの方向性として認知してもらえるのでは?と感じました

現在のプジョーをより知ってもらうためのイベント

 メーカーサイドとしてのイメージ戦略としてのイベントと言うのであれば、これもありかも知れません。しかし、ユーザーサイドの見方として言えば、頂けない点も目についてしまいました。

 イベントへの参加費用を徴収すること自体は問題はないと思いますが、参加車両ごとではなく参加者そのものに対してというのは、イベントや試乗会に来てもらうという趣旨としてはいかがなものでしょうか? 入場料に特典が付くとはいえ、それを目当てに来るのではなくプジョーというクルマを愛する人間が多くの交流を図ることを目的として来るはずである。

 大抵のイベントは、それが目的の主たる部分でありマンネリと言われながらも生存確認と称して恒例のイベントに足を運ぶ方々がいるのが何よりの証拠だと思います。今回のイベントは、最初の1回目であり今後2回、3回と行うのであれば、今後課題になってくるところかと思います。

RCZ
peugeot

筆者の止めた駐車スペース、これで各車両ごとの感覚がもう少し広ければくつろぎ方も違っていたかもしれませんがテントが出せなかったこともありみなさん木陰まで椅子を移動しておりました。

208ラリー

レプリカですが競技用の208とその隣の限定車は、やはり人だかりが一段と多くありました。

試乗会としてのLionミーティング

 この日は朝から会場に詰めていた関係者から聞いた話では、700台は来ているとのことでした。試乗会は1サイクル30分前後でローテーションをしており、ある程度良さを実感できるくらいのドライブができるようにスケジュールが組んであるのがうれしいかったです。

 ただし、そのせいか終了ギリギリまで希望者がいたようです。筆者が試させていただいてのは、ドライブではなくパーキングアシスト体験というブース。ある特定のところまでクルマを動かすとクルマが自分で車庫入れをするというシステムの体験コーナーです。軽くステアリングに手を添えるだけで、アクセルを踏むと自動でステアリングを切って車庫入れしてくれます。古い車ばかりを乗り継いでいる筆者には、とてもすごい技術に見えますが制約はそれなりにあるようで、5回チャレンジをしても入りそうにないときは機械が諦めるそうです。

RCZ 試乗

試乗時間30分前後というのが長いか短いかは、個人の感覚もあるのでしょうが信号の少ない山あいであれば楽しさは十分に確認できるかと

パーキングアシスト 308

筆者も試したパークアシスト機能、加減速は自分で行うので少し戸惑いもまりました

205 208

新旧2シリーズ、こうして並べるのもイベントのいいところですね

次回はもう少しユーザーサイドに立って頂ければ・・・

308

ということで、今日の1枚は先ごろ出たニュー308、このところモッサリしたイメージが強かった同クラスですがようやくシュッとしてきた感があります。イラストなどのお問い合わせは、こちらからhttp://www.d5.dion.ne.jp/~take-abe/

 富士見高原という立地もあり、斜面に段々に止まるプジョーの群れ、ライオン棚田と化した会場ですが正直メイン会場に集中させようとしすぎたのでは? と、思われるところもありました。参加車両1台1台の間隔を空けて、テントやテーブルをユーザーが出せるようにすれば、オーナー同士のコミュニケーションも容易です。また、プジョーといえばペッパーミルでも名が知れています。地元の食材と調理器具とコラボして、大バーベキュー大会みたいなものもありかもしれません。初めて行われたメーカーとしてのプジョーのイベント、この先これを広げていくのはユーザーの方々の意見と発想、なにより熱意ではないかと思いつつ絵かきは次の旅へと向かいます

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