もはや、いじめ? 急速充電器のない関越道経由で、長野県上田市へ
リーフの問題点は、その航続距離。上田市まで、およそ200km。さすがの、リーフでもさすがに無充電では到達できない。1回、もしくは余裕をみて2回の急速充電は必要かと思ったのだが、なんと、肝心な急速充電器が関越自動車道には無い! 軽く上田市まで届けると返事したことを、ひたすら後悔した瞬間だ。
日本一、暑い熊谷へエアコン無しで向かうのは勇気か? それとも、だだの小心者?
自宅を出たのは朝8時、天気はよく、気温はほぼ30度といったエアコン無しではすごせそうに無い状態。しかし、リーフでロングランの経験がない。エアコンを使ったら、熊谷までたどり着かない? そんな心配が頭をよぎり、日本一暑いという熊谷へエアコン無しの選択で向かうことを決意した。
環八に入った瞬間から、大渋滞、気温はすでに30度を超えた。環八の渋滞は、エアコン無しの私にとって完全にサウナ。停止しているクルマの熱気が、モアモアと入ってきて・・・。昔、誰かが言っていた。男はガマン。自宅から約2時間で、ようやく関越道練馬IC到着。意外と、渋滞には強いぞリーフ。
練馬ICからは、スイスイと流れるクルマの流れを横目に見ながら、90km/hで巡航。本当は電力消費を抑えるために80km/hくらいで走りたかったのだが、後ろから大型車にガンガンとあおられるので、ついついスピードアップ。この時点での電費は8.1km/kwh。1kwh当り、8.1km走っているという表示。単純計算なら、24kwhの電池容量があるから24×8.1で約194km走る計算だ。高崎まで楽勝? と、思ったのだが、予定通り東松山ICで降り、熊谷市内へ。高速道路では、ほぼ速度に対して電費が落ちる傾向。ゆっくりが一番、と確認。
東松山ICから、目的の日産サティオ埼玉北まで一般道。郊外で信号が少なくフラットな地形だったため、電費は向上。8.1km/kwhから8.5km/kwhへとちょっとアップ。もちろん、エアコンはオフ。移動中は、ひたすら電費計とにらめっこだ。
そして、横浜から約4時間。ようやく日産サティオ埼玉北に到着。自宅から約90km、電費は8.5km/kwhとエアコンを止めていただけあり優秀な結果。残りの走行可能距離は、72kmと表示されていた。上手に走れば、高崎まで高速で行けたかもしれない。もちろん、ここまでの区間は、ずっとECOモード。
約4割バッテリー残量を残したまま、急速充電開始。30分後には、98%まで充電完了。航続可能距離は159kmと表示されていた。次の急速充電ポイントである高崎の日産高前Kit-R店までおよそ50km。まぁ、これなら楽勝だと評価である。
もしかして、Mなのか? 余裕の航続距離なのにエアコンオフを選択!
この区間は、エアコンオフだが、流れをリードするくらいの速度で走る。ECOモードをオフで、気持ちよく走った。リーフ速し。信号が替わって、アクセルを踏んだ直後から最大トルクが出るので、完全に交通の流れをリードする。ガマンした分だけ、気持ちいい。
多少道に迷ったものの、90分後に日産高前Kit-R店へ到着。結構、気持ちよく走ったものの電費は思ったより落ちず8.3km/kwhだった。エアコンオフのメリットは、それなりにありそうだ。
なぜ、わずか50kmで再充電したかというと、高崎から軽井沢を経由し上田までの約70kmだが碓氷峠という急勾配を登るため少々電費が心配だった。さらに、軽井沢は観光地にもかかわらず急速充電器どころか200V電源すらないことが、リーフのナビで明らかになっていたからだ。そこで、余裕を見ての高崎での充電をすることにした。充電終了時点で、すでに14時。8時に自宅を出発してから、6時間が経過していた・・・。
その選択が、碓氷峠で正しかったことを証明することになる・・・。
*以下、日産リーフ、長野へ行く。でも、関越道に急速充電器、ありません・・・。その2でレポートします。お楽しみに。
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