【マツダ、7年4ヶ月ぶりの快挙達成!】7月の新車販売は落ち込み幅が拡大 [CORISM]
減少幅の拡大は稼働日の関係
自販連と全軽自協の調べによる2011年7月の新車販売台数は、登録車と軽自動車の合計が373,052台で23.3%の減少でした。東日本大震災の影響を受けた4月の47.3%減を大底に、5月は33.4%減、6月は21.6%減と、各社の生産態勢が回復するに連れて減少幅が縮小してきていたのですが、7月はまたマイナスが拡大してしまいました。
内訳は登録車が241,472台で前年に比べて27.6%の減少、軽自動車が131,580台で14.1%の減少でした。登録車に比べて軽自動車の落ち込み幅が小さいとうい傾向は変わりません。
当然ながら過去10年で、合計、登録車、軽自動車のどの台数を見ても、いずれも最も少ない台数にとどまっています。
7月に落ち込み幅が拡大したのは、7月30日、31日が土曜、日曜で、肝心な月末に週末が重なった上、稼働日自体も前年に比べて1日少なかったことも理由なので、あまり心配することはないと思います。
ただ、前年は9月までエコカー補助金が支給されていて、これによる販売の底上げがあったので、8月、9月は前年比がプラスに転じるところまではいかないでしょう。10月以降にどれだけ伸ばせるかが注目されるところとなります。
テミオが7年振りに1万台を超えて好調な滑り出し
7月の新車販売ランキングは、
1)プリウス 24,220台
2)フィット 20,753台
3)ワゴンR 15,039台
4)ヴィッツ 12,963台
5)ムーヴ 12,830台
6)タント 12,794台
7)デミオ 10,464台
8)セレナ 7,438台
9)アルト 6,952台
10)ミラ 6,394台
となっていて、6月に続いてプリウスとフィットが上位を占めました。この2車種はそれぞれプリウスαとフィットシャトルが発売され、この台数を合わせた数字がカウントされていますので、今後も好調な売れ行きを続けると思います。
軽自動車で首位のワゴンRは総合では3位。5月には総合でも首位に立ちましたが、プリウスとフィットには及びませんでした。
ベスト10で注目されるのはマツダのデミオ。13-SKYACTIVが10・15モードで30km/Lというガソリン車最高の燃費を標榜して話題になっているクルマです。マツダの販売会社も相当に気合が入っていて、これまでの価格訴求の売り方から商品力を訴求する売り方に変わっています。
マツダ車で月間の販売台数が1万台を超えたのは、2004年3月のデミオ以来で、実に7年4カ月振りのこと。今回のデミオはマイナーチェンジにもかかわらずいかに良く売れているかが分かります。今後、この勢いをどこまで維持できるかが注目されます。
コメント
評論家によって意見が違う。電力会社に確認してから乗せて下さい。
適当な事書かれると混乱を招きますし、日産でクレームになります。
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