国土交通省は毎年、自動車不具合による事故・火災情報をとりまとめています。これによると2010年の自動車の不具合による事故・火災の情報は1202件(ほかの理由による事故・火災はもっとたくさん発生しています)で、前年に比べて64件増えたとのことです。
事故や火災の原因は、特定できないものや調査中のものがかなりの比率(合わせると500件以上で40%を超えています)を占めていますが、原因が分かったもののうち多いのは点検・整備に起因する事故や火災(306件)です。
走行10万km超のクルマが479件を占めるなど、走行距離の多いクルマほど事故や火災が発生する傾向がはっきりしているので、国土交通省では距離を走ったクルマは点検・整備を徹底するようにとしていますが、点検・整備に起因する事故や火災が多いのでは、受けたほうが良いのかどうか悩ましいものがあります。
原因不明や調査中のものの中にも点検・整備に起因するものが含まれていると考えられますから、実際には50%を超えているのでしょう。そうなると、ますますどのように点検・整備をするかが問題になります。
何年もクルマに乗っていると、目の前でほかのクルマがいきなり燃えだしたというようなシーンに遭遇したことがありますし、走っているうちに燃えているクルマに遭遇したことも何度かあります。車両火災は少しでも減らしたいものです。
コメント
10万キロも走っていませんが、8年目で1回目のガソリン漏れ、10年で2回目のガソリン漏れを経験しました。さらに、11年目でオイル漏れとひどい目にあいました。車検の時にしか整備していなかったというのもあるかもしれません。確かに古くなればなるほど整備は必要ですね。燃えなくて良かったです
by あきら
2011/06/22 09:29
ガソリン漏れは整備で予防出来る物なのでしょうか。原因によるこもしれませんが。あまり聞かないトラブルですよね
by あ
2012/10/23 01:52
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