夢見る大人たちのニュル24時間参戦プロジェクト [CORISM]

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2011/06/29

Nur24h仕様HONDA S2000製作中

Nur24-Project Logo

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Nurburgring24hレースとは?

 元々はADAC(日本で言うJAF)が主催するNordschleife(ニュルブルクリンク北コース)で開催されるローカルイベントでしたが、1970年の第1回レースが開催されると共にたちまち人気が集まり、今ではヨーロッパ中へのTV放映やwebでLive映像が全世界に向けて発信されるほどの人気ぶりです。

 大きな特徴として、参加するチームがワークスやプライベーターを併せてきわめて多いという事が挙げられ、今年(2011年)も約211台がレースに参加しています。その為、一つのピットを4~6チームがシェアする光景が見られます。また、世界一の草レースと言われる所以は、プライベーターや外国人の参加チームが極めて多い事です(TOYOTA現社長もドライバーとして出場されたことも話題になりました)。

 総合優勝を狙うワークスチームから、自慢の愛車をカスタマイズしてレースに臨むプライベーターなど、実に200台以上のチームが毎年のように世界各国から参戦しています。

 さらに、参加車両も多彩で、BMW M3やポルシェ911GT3以外にも、ヒュンダイ・クーペ、ホールデンコモドールやVWシロッコ・ホンダS2000・LEXUSなど、多種多様な車種が一緒に走るという光景が観客を楽しませています。

 また、レースウィークにはヨーロッパ中から訪れた観客が20kmを超えるコース沿いに設置された駐車場にキャンピングカーで訪れてテントを張り、ビールを飲んだりバーベキューをしながら世界一の草レースを楽しみます。

「Challenge the Nurburgring」
この世界一の草レースに参戦したいと思う「夢」を持った大人達が2008年」から、その夢に向かって静かに活動を続けています。世界一過酷と言われるNordschleife(ニュルブルクリンク北コース)で行われる24時間耐久レースですから、その内容を知れば、知るだけ色んな面で難しいという事を強く感じながら、「夢見る大人たち」は参戦に必要な国際Cライセンスの取得、出場車両(HONDA S2000 AP1)製作と準備が着々と進み、来る7月2日に筑波サーキットでのシェイクダウンテストを行い、チーム及びドライバーシミュレーションの為に7月9日・10日の茂木「Enjoy耐久」に出場することが決まりました。

 今後の予定は、24hレース出場条件の「過去2年の間に3つのレース(いずれも200kmを超えるNurdschleifeで行われるレース)を完走していること」をクリアする為に、10月のVLNレース(VLN Langstreckenmeisterschaft Nurburgring)へ地元ドイツチームで出場する予定です。
と、いうわけで当ブログでは今後、プロジェクトの始まり(経緯)や、メンバーそれぞれの思い、Nurburgring24hレース出場までの活動についてお伝えしたいと思います。

 尚、レース車両(HONDA S2000)の製作状況などは下記HPのブログに随時UPされていますので、是非ご覧ください。

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