リーフだからこその至福の時間!! ビーナスライン
空にも近い。
霧ヶ峰では更に航続可能距離は減り、バッテリー残量も減ったがココまで来たのだから、何とかなるだろうと心細い気持ちを押し殺し美ヶ原を目指す。美ヶ原に近づくにつれ坂道は急になり、高度を上げる事と反比例に走行可能距離は急減少。ナビで目的地までの距離を確認しながら、更にスピードは抑え気味、気持ちは引き気味となる。やっと本日の最高高度1959mの看板に到着し、美ヶ原高原美術館の駐車場に滑り込んだ。
トイレ休憩後、メーターを見ると航続可能距離はまだ23kmも残っている。先程までの弱気の気持ちが消え、「まだ23kmも走れる」。自宅までは下り坂だから余裕で帰れるのは今までのリーフでの経験で分かっている。強気の気持ちは、松本市郊外の「美鈴湖に行こう!」と呟きながら坂道を下りだした。
そして遂にバッテリー残量が..... 美ヶ原〜武石峠〜美鈴湖
ここから美鈴湖経由で国道234号線までは長い下り坂が続く。エコモードで下ると回生がイイ感じでブレーキとして働き、更に軽くブレーキを踏めば回生協調ブレーキが沢山充電しているのをメーターで確認出来る。バッテリーは充電が進み国道234号線に合流した時には窓を閉めてエアコンのスイッチも入れた。
松本城近くの市営駐車場に充電設備があると聞いていたので向かう。しかしリーフのナビの情報では市営駐車場はリストになし。駐車場の入り口には充電設備設置の表示があり、自走で2階駐車場。ケーブルも設置されていたが残念な事に200Vの充電設備があるだけ。少しだけ充電したが時間の余裕がないため急速充電設備のある日産のディーラーに向かう。もし松本城の観光をするなら、お城や周囲の散策をしている間に充電も出来て一石二鳥であり、料金も駐車料金だけで充電が出来る。
バッテリーも心も充電完了!
親切でキュートな女性店員に送り出され、再び国道234号線で上田方面への帰途につく。松本市の郊外を過ぎると坂道は急になり三才山トンネル到着時は航続可能距離は100kmを大きく切ったが、美ヶ原での経験があるので今までのような不安感な気持ちはなくなった。リーフ・オーナーの皆さんも色々の走行パターンを経験すれば、より安心して長距離の運転出来るようになり、一段とリーフが好きになるだろう。自宅に着いた時は充実感、達成感があり、リーフでの楽しい一日は終わった。
本日の走行距離180km。ビーナスラインに1カ所でも急速充電器があれば、より多くのリーフオーナーが気楽に最高の高原ドライブが楽しめるだろうと評価したい。
長野県では、7月15日にEV普及の協議会の設立総会が開かれた。長野県内には急速充電設備は10カ所程度しかないのを、今後充電設備拡充を検討していくとの事である。現在軽井沢には1カ所も急速充電だけでなく普通充電設備もない。空気の綺麗な高原こそリーフ(電気自動車)に乗って欲しい。
コメント
ガソリンの臭いがしない。これからの自動車の概念を変えるものです。自動車革命とでも
言えるものでと思います。しかしアキレス腱は走行距離。満充電で200kmとは言いますが
記事を読んでいて、充放電を繰り返すようですから、もしかしたらそれ以上行けるのでは
と思いますが、そんなことも又の機会に試してもらえませんでしょうか。
との読後感です。レポートを読ませていただくと私も体験してみたく思いました。
ありがとうございました。
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