エアコンを作動させ8時間後。1/3バッテリーを消費したのみで、このまま近所の買い物にも行ける高電費(?)
日産リーフは家電 「乗る前エアコン」は使って分かる快適装置
携帯電話でのリモート操作画面。スマートフォンはもっと使い易いアプリが用意されている。
今年は梅雨明けは早く、暑い日が続いています。そんな暑い夏に出かけるときは、日産リーフがイイです。日産リーフのエアコンは、とても強力でスイッチオンで直ぐに冷気が出て急速に車内の温度を下げます。更に携帯電話を使ってエアコンをリモート操作できます。乗る前に携帯電話でエアコンをオンにすれば炎天下に駐車してもリーフに乗った瞬間から快適です。或いは通勤のように乗車時間が決まっているならタイマーでエアコンを作動させる事も出来ます。リモコン、タイマーで快適にエアコンを操作する、この便利さは家電ですね。電気を動力源にしたからこそのリーフの長所です。
リーフの電力&エアコンは凄い! 8時間使用で3分の2もバッテリーが残っている!
実験スタート11分後。走行可能距離は169km。
こんなに便利で快適なエアコンなら試してみたくなるのがエアコン使用可能時間です。満充電で何時間エアコンが使えるのか早速実験を開始しました、と言っても外気温度も走行時間もメーターパネルに表示されますので、車庫でエアコンのスイッチを入れ放置しただけです。
エアコンの設定温度は24℃、外気温33℃でスタートしました。最初の1時間はバッテリーの残量に全く変化がなく走行可能距離もスタートと同様の169kmのままでした。途中で何度かメーターを見ましたが、私が想像していたよりバッテリーの消費は少なかったです。8時間経過して走行可能距離は103km、4目盛りバッテリー残量を消費しましたが、まだ2/3もバッテリーが残っていました。リーフのエアコンの凄さを確認できましたので、この時点で実験を終了しました。
日産自動車ではリーフから一般住宅の電力を供給するユニットを発売予定ですが、それなりの費用がかかるでしょう。8時間エアコンを使っても充分のバッテリー残量があるので、電気が安く供給の安定した深夜に充電し、日中はリーフの中でエアコンを使用し過ごせば(地デジテレビも標準装備)余計な出費もいりません。暑い夏の停電の心配をしているなら人なら、リーフを購入してはどうでしょうか?勿論、クルマとして使えるのですから一石二鳥です。
1時間20分後。走行可能距離は変化無し。
6時間後。ハッキリとした低下を認めたが、まだまだ余裕のバッテリー残量。
8時間後。103kmまで低下したが、まだ余裕のバッテリー残量。
携帯電話が電話以外の機能で売れる時代。日産リーフはクルマ以外のナニに進化するのか?
クルマ好きとしては、電力のパワーユニットとしてリーフを使用するのは邪道だと思います。しかし電話が携帯電話になり何処でも使えるようになっただけではなく、情報ツール、チケット、お財布、テレビ、ゲームなど電話を逸脱した機能を備えています。携帯電話と同様にクルマが21世紀も生き残るには、クルマ本来の機能としては違った使い方が必要になるでしょう。リーフは21世紀のクルマの先駆車として未知の可能性を秘めたツールだと思います。
EVを運転するとバッテリー残量を心配しエアコンの使用を控えるドライバーが多いようです。でもリーフに乗ったらエアコンをドンドン使って欲しいと思います。エアコンは走行可能距離には影響を与えますが、微々たる影響だけで、モーターの使い方(走り方)の方が走行可能距離に大きく影響を与えます。自分の運転を見つめ直し、リーフで快適に夏を乗り切って下さい。
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