ガソリンが鍵を握る今後の自動車市場
それは何故かといえば皆さんご存知のように石油が数十年(説は色々ある)でなくなるので、今後ガソリン価格が高くなっていく事が予想されます。そして新興国の自動車保有台数が伸び、ガソリンの消費量が上昇していきます。そういったことからユーザーもメーカーも低燃費車やガソリンを使用しない自動車に注目していると評価したい。
ガソリン車も開発は継続される
そこで登場したのがマツダ・デミオ 。ガソリン車でありながらハイブリッドカーと肩を並べるリッター30kmという低燃費を実現したクルマで、当然ハイブリッドカーよりは低コストで導入できます。これはもちろんカタログ上の数値で条件によって差が出るとはいっても、燃費だけを考えれば高いハイブリッドカーを買う必要が無いのです。値段も安い、燃費も良いとなると人気も出るはずと高評価だ。
クラス最高の燃費実現もリセールバリューは低迷
ハイブリッドカーの人気は燃費が良いこともそうですが、これまで体験したことの無い新技術が搭載されているから一度は乗ってみたいという心理的なものもあります。もちろんデミオにも新技術が搭載されていますが、それはユーザーの目に見えないもの。ハイブリッドよりは弱いのです。
そしてもうひとつが新型といってもエンジンなどは大幅に変更されましたが、あくまでもマイナーチェンジのため、車体は2007年から発売され既に4年目に突入したモデルで、真新しさが無いということです。これがフルモデルチェンジと組み合わされていたらもっと高いリセールバリューが期待されたところです。
メーカーも新しい車体に新しいエンジンで発売した方が売上が期待されますが、ライバルに差をつけるためにはエンジンだけでも新しいモノを投入してという苦渋の決断なのかもしれません。
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