クルマを売却するときに、数十万円も差が出るリセールバリューとは?
リセールバリューの元になるのが中古車人気や価格となるわけですが、中古車で人気が高いクルマは中古車価格も高くなりやすく、そのクルマを手放すときも高いというわけです。乗り替え時にはそれまで乗っていた愛車を下取りや買い取りに出すわけですから、高く売れたほうが次の購入資金に回せるのでお得な乗り替えができるというわけです。
具体的にはどれぐらいの差が出るかというと、新車で購入して1回目の車検の3年後に乗り換えたとした場合、高いもので新車比7割ぐらいの再販価値があり、安いと3割台というクルマも出てきます。新車が200万円としたら80万円も差が出ますよね。まあ、こういった例は極端な差ですが、10%~20%ぐらい差が出ることは良くあることです。それでも数十万円の差が出るわけですから、大きな差ですよね。
リセールバリュー トップ10にも秘密がある!
ランキング1位はトヨタ・ランドクルーザー プラド。新車市場ではハイブリッドカー・コンパクトカー・ミニバン・軽自動車の人気が高く、これは中古車市場でも同じこと。プラドのようなSUVは決して沢山売れているわけではないのです。それなのにランキングは堂々1位となっていますね。
リセールバリュー・再販価値は需要と供給のバランスで決まるのです。そう、需要が高い=人気があるが、供給が多い=沢山在庫があるクルマは安くはならないが高くもなりにくいのです。プラドのようなSUVはそれほど新車の販売台数が多くないので中古車の在庫も少なく、しかし中古車市場はプラドを求めているので高くなる。しかもその需要というのが海外であるというのがポイントです。
海外では日本の中古車がとても人気が高く、国によっては日本の新車価格以上で売られていることもあります。そういった状況では国内でも該当車種の価格が上昇するので、リセールバリューも高くなるということです。
話はそれましたが、AかBか迷ったらリセールバリューの高い車を選ぶというのが賢い選択ということです。
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