ココロトキメク車を探して・・・東京モーターショー2011探訪記(その5)KOBOT π(コボット パイ)編 [CORISM]

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2011/12/08

「男も乗っていいですか・・・」キュートなかぼちゃの馬車にココロトキメク!?

KOBOT π(コボット パイ)

ショーがスタート。左からKOBOT ν(コボット ニュー)、KOBOT β(コボット ベータ)、そしてお目当てのKOBOT π(コボット パイ)。

 長い長いエスカレーターに乗って4Fまで上がらないといけないのでつい見落としがちですが、西4ホールでは「SMART MOBILITY CITY 2011」という展示が行われています。

 ここでは将来のモビリティに関する様々な提案・展示が行われているので、モータ-ショーでしか見られないようなものに数多く接することができる、実は最も面白いコーナーです。
 マツダの3Dシアターや日産のリーフの電気を使ったライト・ショーなどもあり、隣接してトミカコーナーがあってトランスフォーマーも鎮座していますのでお子様が喜ぶこと請け合いです。是非お見逃しなきようお立ち寄りを。

 さてその「SMART MOBILITY CITY 2011」とトミカコーナーとの間にある「興和テムザック」(ブランド名:KOBOT)のブースで、大変面白い車&ショーを見ることができました。

KOBOT π(コボット パイ)

全員車に乗り込みKOBOT ν(コボット ニュー)とKOBOT β(コボット ベータ)は動き出すが、KOBOT π(コボット パイ)はじっとしたまま。

KOBOT π(コボット パイ)

ステージを所せましと動き回るKOBOT ν(コボット ニュー)とKOBOT β(コボット ベータ)

KOBOT π(コボット パイ)

KOBOT π(コボット パイ)は最後まで動かずショー終了

お目当ての車は動かなかったけど・・・ステージせましと車が走るショーに満足

KOBOT π(コボット パイ)

KOBOT π(コボット パイ)の特徴、対面2座シート。助手席が後ろ側を向いているのがわかりますか?

 その車の名前は「KOBOT π」(コボット パイ)。

 製造元の興和テムザックは「コルゲンコーワ」や「キャベジン」などで知られる興和株式会社とロボットメーカーの株式会社テムザックが共同出資して2011年2月に設立した会社です。
 テムザックはいろいろユニークなロボットを作る会社として有名ですが、ホームページで紹介されているロボットラインナップの中にはなんと!「歯科患者ロボット」というものもありました。歯医者さんの卵が治療の練習用に使うようです。

 こんなユニークなメーカーの血を引く会社がつくる「KOBOT π」(コボット パイ)、やっぱりちょっと変わっています。
 頭(屋根)がとんがっているのは何故?う~ん、どうしてもカボチャにしか見えない・・・(え?タマネギだろうって?それもそうですな・・・)。

 と見入っているうちにショーがスタート。これが結構本気モードで、踊りなんかでごまかすんではなく車をとことん動かして自社製品をアピールする王道を行く演出。ムムム、おぬしやるな・・・。

KOBOT π(コボット パイ)

ショーの中でのKOBOT π(コボット パイ)の紹介場面。観音開きドアをアピール。

KOBOT π(コボット パイ)

その観音開きドアはこんな感じ。後部側ドアの取っ手が見当たらない。RX-8のようになかにドアノブがついているのか?

KOBOT π(コボット パイ)

リアガラス越しに見たKOBOT π(コボット パイ)の室内。なかなかキュート。

自動運転の実現が待ち遠しい・・・シンデレラのための究極のデートカー

KOBOT π(コボット パイ)

運転時はシートはこんな感じですが・・・

 残念ながら「KOBOT π」(コボット パイ)自体は動きませんでしたが、それ以外の1人乗りのパーソナルビークル(KOBOT β(コボット ベータ)、KOBOT ν(コボット ニュー))がステージをクルクル回るショーを堪能したのでした。

 おまけにこのKOBOT βとν、スマートフォンで操作でき、駐車時にはトランスフォームしてコンパクトに変身するそうです。さすが、ロボット好きのツボを押さえてらっしゃる。

 「KOBOT π」(コボット パイ)は対面の2人乗りというのが斬新です。まさにシンデレラと王子様のための馬車。
 これで自動運転だったらもう究極のデートカーですね。そうか、ロボット開発会社だからすぐ実現してしまうかも。

 ということでいろいろ見て歩いていると面白いものに出会う東京モーターショー。
是非出かけてみて、自分のココロトキメク車がないか探してみてはいかがでしょうか。

KOBOT π(コボット パイ)

お姉さんがやにわにスマートフォンを取り出し操作すると・・・

KOBOT π(コボット パイ)

トランスフォーム!シートが上がって全長も短くなります

KOBOT π(コボット パイ)

個人的にはKOBOT β(コボット ベータ)よりKOBOT ν(コボット ニュー)のほうが好き。歌舞伎の隈取をモチーフにデザインしたそう。

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