危険な左ハンドル車! 8つの危険が潜む 危険な理由、その1~4
<危険な理由、その5>追い越しが危険
■1車線道路での追い越しが危険
1車線しかない峠道の登坂路では、低速で走るトラックを追い越す機会も生じる。もちろん直線路だが、この時も左ハンドル車は危険。自車を対向車線へ大きくハミ出させないと、前方の様子が分からないからだ。安全確保のため、左ハンドル車では追い越しが不可能になることも多い。
<危険な理由、その6>レーンチェンジが危険
■高速道路のレーンチェンジが危険
高速道路のレーンチェンジで特に気を使うのは、本線に進入する時と、追い越し車線に移る時だ。自車よりも速い速度で流れている車線に進入するため、右側のドアミラーで後方の様子を伺い、首を回して死角に車両が入っていないかを確認し、再度、ドアミラーのチェックを行ってから右側にレーンチェンジする。
右側のドアミラーを使って後方確認を行う際、左ハンドル車だと、ドライバーとミラーの間隔が離れてしまう。鏡に映る後方の範囲は、近づけば拡大し、離れれば狭まるため、ボディ右後方の死角も左ハンドル車では広くなる。その分だけ追い越し車線を走ってくる車両が分かりにくく、危険が増すわけだ。
逆に左側へのレーンチェンジは左ハンドル車の方が安全に行えるが、無茶な運転をするドライバー、あるいは死角を縫って追い上げる覆面パトカーでもない限り、左車線を走る車両が予想外の速度で迫ってくることはない。左車線の車間距離が十分に空いているところを狙ってレーンチェンジすれば、右ハンドル車でも十分に安全は十分に確保される。高速道路でヒヤヒヤしながらレーンチェンジを行うのは、左ハンドル車になる。
<危険な理由、その7>コインパーキングが危険
■路上のコインパーキングからの発進が危険
高速道路と同様の心配が、路上のコインパーキングから発進する時にも発生する。
右ハンドル車であれば、ミラーで後方の確認がしやすく、振り返ればドライバーの視覚でも後方のチェックが可能だ。
しかし左ハンドル車だと、自車の後ろにも駐車中の車両があった場合、ドライバーの視覚では後方の確認が行えない。遠方に位置する右側のドアミラーに頼って発進することになり、危険が高まる。
<危険な理由、その8>路上駐車車両の脇が危険
■路上駐車している車両の脇を通過する時が危険
路上に駐車している車両の脇を通過する時は、その車両が発進する心配はないか、乗員が降車することはないか、駐車車両の前に人が立っていないか、といったことを瞬間的にチェックする。
この時、右ハンドル車であれば、駐車車両をある程度まで横方向から見ることが可能だ。ドライバーが着座しているか否か、開いているスライドドアの内側に乗員がいるか否か、前輪が右側へ切れていないか、タイヤは止まっているか、といったことが分かりやすい。
しかし、左ハンドル車だと、駐車している車両を真後ろに近い角度から見ることになる。ドライバーの頭部はヘッドレストに隠れ、座っているかどうかの判別がしにくい。スライドドアが開いていても、車内の様子は分からない。タイヤが回転しているか否かも分かりにくい。危険度が増すわけだ。
そして2車線道路の左側であれば、右側後方を走る車両との間隔を測りながら、レーンチェンジを行う必要が生じる。この時の危険は、高速道路の項目で述べた通りだ。
狭い1車線の道であれば、ボディの右側を対向車線にハミ出させながら駐車する車両を避ける。先行車がいると、左ハンドル車では対向車線の様子が分かりにくい。追い越しの項目で述べたのと同様の危険が伴う。
路上駐車している車両は事故の危険を増幅させるが、これを避ける時の危険性は、左ハンドル車ではさらに高まる。
左ハンドル車にメリットはあるのか?
以上のように左ハンドル車は、さまざまな場面で危険を生じさせる。
総括すれば、運転席は道路の中央寄りに位置する方が、あらゆる場面で視界を確保しやすく、安全運転も達成しやすい。
従って日本で売るなら、販売台数の規模にかかわらず、右ハンドル車を用意すべきだ。選択に迷った時も、必ず右ハンドル車を選んで欲しい。ETCが普及したから、不便が解消されたというレベルの話ではない。
なお、左ハンドル車を推奨する根拠として、ホイールハウスを避けるべくペダルを左側に寄せるオフセットの必要が少ない、細かなシフト操作は器用な右手で行った方が自然、車種によってはATレバーとサイドブレーキレバーの位置関係が逆になったりする不都合が生じない、車両の設計に無理がなく各部の操作がスムーズに行える、心臓のある左側にドアがあった方が安心できる等々、さまざまな話が聞かれる。
しかし、前述の左ハンドル車が生じさせる危険と比較すれば、些細なメリットにすぎない。
コメント
出来れば紙媒体の方にも出してほしいけど、ただでさえ厳しいご時世に
スポンサーから嫌われるから無理かな?
松下宏さんの記事でも書きましたが、渡辺さんのこの記事でも同様の感想を得ました。すなわち、左ハンドル車の是非に関しては、「左側通行=右ハンドル」「右側通行=左ハンドル」というのが世界の基本・標準であり、各国メーカーがそれに従うのは当然。むしろ、これはメーカーの問題ではなく「左ハンドル車を入れたがる日本国内でのインポーターの問題」という極めてローカルな問題ではないか。話の根幹は【日本の輸入車市場の特殊性】という、かなり狭い範囲まで絞れるということです。
左ハンドル車の死角など走行時のデメリットについては、渡辺さんの書かれていることはかなり的を射ていると思います。ただ、乗る人がそのデメリットをカバーするだけの運転が出来れば、それはそれで良いと思います。しかし現実には、ステータスやファッションを名目に左ハンドル車を愛好する層がいるのも事実であり、これを見るに付け「日本の輸入車市場はいびつだ」と思わざるを得ません。このようないびつさこそ、日本における輸入車販売の拡大を妨げる一因であるとも思います。
他の記事のコメント欄では「採算面で、日本の左側通行が非関税障壁の一つとなっている」と書かれている方がいますが、これは極めて的外れな意見です。右ハンドル仕様を設計生産しても採算が取れない程度の販売台数しか確保できないメーカーなら、それは日本市場の存在を別にしても、右側通行圏だけで販売すればよい。実際、そういうメーカーもあります。しかし実際は、日本には左ハンドル車しか出していないのに、世界的には右ハンドルを造って販売しているというメーカー(車種)が多いというのが現状です。こうなると、日本の左側通行は関係ないわけです。そもそも左右ハンドルの造り分けについては、車種そのものの設計生産と比べれば、コストがそれほど掛かるわけではありません。単なる思い込みです。つまるところ、最初に述べた「左ハンドル車を入れたがる日本国内でのインポーターの問題」に帰結するのではないでしょうか。あるいは、「未だに左ハンドル車を欲しがる日本の消費者」が原因かもしれません。
細かく検証されていて大変参考にさせていただきましたが、著者様は眼鏡をかけていらっしゃいますね。
"眼鏡装着時"という条件をつけた方がよいと思える内容がいくつかうかがえ、なにか"遠くを見ていない運転"を思い浮かべます。
死角という点では、左右ハンドルの違いより眼鏡と裸眼の違いの方が問題は大きいでしょう。
眼鏡の枠内は狭く、またその視界には歪みが生じており、視力補助の面でもコンタクトレンズより劣ります。
できればコンタクトレンズを装着の上、左ハンドルがどれだけ危険なのかを再度検証いただければ幸いです。
念のため申し上げておきますが、"眼鏡は仕方ない"という話にはならないと思います。
大きさ,形状,左右ハンドル、誰もが自分に合った車を所有するわけで、諸事情により視界の悪い人は視界が十分確保できうる車を運転するべきということです。
ついでに、眼鏡の危険性についても検証なされてはいかがでしょうか。
kobosiさん
>左側通行=左ハンドルにすべきです。
ちょっと苦しい論理ですね。逆に右側通行の国なら右ハンドル、と言うことにもなるのでしょうか?それともこれは、歩行者と車の距離が近いことが多い日本での話、ということでしょうか。
歩行者側に近いことを良いことに、狭い道で歩行者や自転車のすぐそばぎりぎりを走り抜ける無法者の左ハンドル車を時々見ます。なかなか同意できる話ではありません。
tentenblackさん
いつのAMGでしょうか?「すべてが左ハンドル仕様」というのは意外な話ですね。私はなかなかAMG車には縁がないのですが、新型の右ハンドル仕様を写真で見る限り(SLS AMGなど)、右ハンドルでもちゃんとコンソールやインパネなどは右仕様になっていますが・・・ 右ハンドル欧州車の左側ウィンカーレバーも、私は長く使っていますが特に問題だとは思いません(ずっとMT車です)。それよりもやはり左ハンドル車の使いづらさや視界などのデメリットのほうが遙かに大きいですね。
皆さんのご意見を拝見させていただき私のような意見は見当たらなかったのでコメントさせていただきます。
自家用車はアメ車(もちろん左ハンドル)仕事用はミゼットⅡ(ほとんど中央に乗りますね)と乗り分ける毎日です。
私も以前は「左側通行の国で左ハンドルはありえない」「左右ハンドルが混在するのはおかしい」と思っていた一人です。
ですが6年ほど前に脳内出血を患いました。幸い後遺症もほとんど無く視力にも問題が無かったのですが唯一「視野欠け」が
おこりました。つまり左斜め下が見えにくくなりました。右ハンドルでは左サイドミラーを見るのに大きく視線の移動を必要とします。
そんな状態で運転自体していいだろうか?という方もあるかもしれませんが私の生活では車を必要とします。
それが左ハンドルだと不自由をほとんど感じません。それ以来「今後は左ハンドルしか運転しない」と、
意見が180度変わってしまいました。
一番気になる右折には右Aピラーのほぼ目線の高さにカメラを付けてナビに出力して補助用に使っています。
また、路肩に寄せるのが右Hより容易です。家族は路肩で注意してドアを開ける癖が付いたようです。
友人の足が不自由で車椅子を必要とする方は左Hだと車椅子が出し易いとも言います。
特殊な例かも知れませんが、私が今でも運転する楽しみを持っていられるのは結果として左右選べるお陰です。
また、搭乗者の気持ち次第である、と言えると思います。
今はLHD大好き氏
当方は住環境的視点から「左ハンでなければ駄目というパターンの人もいるはず」と述べ、左ハンを排除までする事については反対の意見を述べた(誤解がないように捕捉するが、当方の叔父は逆に右でなければ駄目)。
しかし、貴殿のように身体的理由で左でないと駄目な人もいる事は確かだ。貴重な意見ありがとう。
少し話は違うが、4WDやハイトワゴンなども、必要ない環境にいる人間からすると有り難みが理解しにくく、時として「廃止して生産コストを削減すべき」などという意見まで飛び出す。正直、自分も昔はそう思っていた。
しかし、スパイクタイヤが使用禁止になって以降は雪深い地域では4WDでないと駄目な事は体験して分かったし、ハイトワゴンも、友人の親が下半身付随になり、車椅子のまま乗せられる車を必要とした結果、ラクティスのウェルキャブ仕様を買ったのを見て必要性が理解できてきた。
左ハンも同じかもしれんな。ステイタスで選ぶ奴が多い現状では日本車での正規設定の促進は難しいかもしれんが。
身体上のことで左ハンドルを選ぶことと、一般論としての安全性や視界をおざなりにして左ハンドルを販売・購入するケースがあるというのは分けて考えるべきだと思う。前者に関しては、それこそ特別なニーズとして国産車でも左を選べても良いかもしれない。しかし、現状では後者のケースが一般的であり、多くの方から問題だとして指摘が出ているのが実情ではないか?だからこそこのブログで渡辺さんや松下さんが提起することになっているはずだ。
余談だが、たしかドイツあたりでは身体的問題から右ハンドル車を選びたいとする人のために、特別に右を選ぶことが出来たと読んだことがある。逆側のステアリング位置に対し、妙なイメージがないからこそ出来ることかもしれない。
貴殿の言い分を纏めると「日本で左ハンドルを必要とするのは身体的理由で必要な人に限られるから、特別な場合にのみ販売し、あとは禁止すべき」という事だろうか?もしそうだとしたら、少し一方的過ぎやしないだろうか。
誤解の無いように言うが、自分も現状の左ハン車の売り方や買われ方には賛同できないし、極力右ハンにすべきと何度も書いている。
しかし、本当に左ハンを必要とする人には寛大になる気持ちも欲しいと思う。
身体的理由で選ぶ人だけは特別で、例えば左ハンでないと入出庫困難とか、ガードレールがない細い山道を毎日走らなくてはならないなどの住環境上の理由で選ぶ人に対しては「そんなとこに住んでるのが悪い」とでも言うのだろうか?それは違うと思う。
そのような人はごく少数かもしれないが、渡辺陽一郎氏の言うとおり、当事者にとっては切実な問題だ。
そのあたりが少し気になった。
わたくしと反感買うのを承知で敢えて反論氏とは、あまり意見の相違は無いと思うのだが・・・
私はべつに左ハンドルを禁止すべきとは書いていない。安全性を無視して左ハンドルを販売・購入するケースがあるのが問題だと考えている。身体的なことは今回話題になっているので一例として上げたが、それを含めたいろいろな要因で左ハンドル車を選ばざるを得ない人はそれを尊重すべきだろう。そこを一緒にすると、論点が分かりづらくなる。
日本においては、左ハンドル車に対し有名無実のステータス幻想なぞを持ち、それをありがたがって購入する人間が大多数であり、「俗っぽさ」の極みであるのが現状。だからこそ必要に迫られ左ハンドル車を購入したいという人すら、ある意味でとばっちりを食らっているのでは?という意味で意見を書いたのだが。ご理解いただけなかっただろうか。
まことに申し訳ない。神経質になりすぎて理解能力が著しく欠如していたようだ。
GTI氏が詳しく説明し直していただいた内容に当方もく同意であり、的外れな反論をしてしまった。
反感買うのを承知で敢えて反論氏、どうかお気になさらぬよう。
分かっていただけて幸いだ。意見に違いがないことも分かり嬉しく思う。こちらも最初の書き込みが少し言葉足らずだったかもしれない。
論点は、そのドライバーひとりひとりの注意にかかっているのでは?
強引な左ハンドル批判にしか思えませんよ。
右ハンドルと左ハンドルの 事故の対比でもしてみたら…。
たぶん、ドライバーの問題かと思うけどね。
ただし、左ハンドルは視野が欠けている等特殊例を除き
料金所でも不便なだけ。
ああ、路中で外に出る時だけは安全か。
左折は楽だし、(巻き込み少ない)幅寄せはぎりぎりまで出来るし、キープレフトが簡単に出来るし。
左ハンがみえだと言うのは余りにも時代錯誤と思われる、其れは1960~70年代の考えであり、貴方に
いまだその感覚が残っているとしか見えない。まるで、パソコンをいじっている人は「オタク」と言っているようだ。20年前は一般の感覚ではその様だったが今、どの家庭のもパソコンぐらい有る、この論理では日本全国「オタク」しかいなくなる。私が30数年間運転した感じでは右より左の方がとても乗りやすかったと言うことです。貴方のことですから車暦を見れば分かると思います。
ホンダS800→S130Z→フィアットパンダ(左)およびDINO206gt(左)→トヨタシエンタおよび206GT
であり、右と左を一緒に乗って来ました。
私は都会では左が使いやすく、地方の郊外では右が使いやすいと言う結論に達しました。
> 左ハンがみえだと言うのは余りにも時代錯誤
レクサスの左ハン仕様を(左ハンでないと困る生活環境でもないのに)逆輸入して乗ってるような例は、見栄で乗ってるようにしか見えないなぁ。
あと、左ハンドルの自動車とパソコンを同列に比較するのはあまりにも話が飛躍しすぎ。
インターネットは、例えば徳島県上勝町などはインターネットを活用できたからこそ裕福な人が沢山いるが、左ハン車にそんな例があるのかな。
> 日本の車が左側通行のまま、全て左ハンドルにした方がよいのではないかと思う
教習所の体制を全て一から構築し直さなくてはならないが、その費用は誰が負担するのか?
乗用車なら「今までだって左ハンは一定割合あったのだから問題ない」というかもしれないが、ほぼ右オンリーだった大型はそうはいかない。
特に大型二種と牽引。
あと、貴殿が左ハンのほうが乗り良くて、見栄ではない理由で左ハンを選ぶ。それは大いに勝手だ。
だが、それを他人に押し付けるのはやめてくれないかな。
貴殿以外にも複数の人から出る台詞
「自分は右と左どちらも乗り、同時にどちらも乗ったこともある。それで危険ではなかったのだからとやかく言われる筋合いはない」
お言葉ですが、大多数の人は一台しか所有できる財力はないし、ましてや50万以下の中古車(ほぼ右オンリー)しか買えない人だっている。
その人たちが急に「明日から左ハンに乗れ」と言われたらどうなるかな?
右ハンと左ハンの両方に乗った結果、
左ハンの方が運転し易いと感じます。
>危険な理由その6 レーンチェンジが危険
右ハンドルは右車線→左車線にレーンチェンジするときは「左車線の車間距離が十分に空いているところを狙ってレーンチェンジすれば、右ハンドル車でも十分に安全は十分に確保される。」と述べてますが、左ハンドルの左車線→右車線のレーンチェンジも「右車線の車間距離が十分に空いているところを狙ってレーンチェンジすれば、左ハンドル車でも十分に安全は十分に確保される。」が当てはまるんじゃないですか??
かなり当てつけ的な発想が多く見苦しいです。
こぱく氏
それは右車線と左車線がどちらも「走行車線」な場合の話だろ。
普通は右側車線は「追い越し車線」であり、遅い車を追い抜くための車線。当然流れも速いわけで、右→左と同じ感覚で割り込めば、追突される危険性は十分にある。
渡辺氏の指摘は道交法に基づいた指摘であり、決して当てつけなどではない。
アンチ左ハンが多く不愉快なのは判らんでもないが、だからといって左ハン批判者の意見を一方的に馬鹿にするような言い回しはいかがなものかと。
反感買うのを承知で敢えて反論氏
こぱく氏は、「右車線の車間距離が十分に空いているところを狙ってレーンチェンジすれば、左ハンドル車でも十分に安全は十分に確保される。」と述べているだけであり、
「左ハンの右車線へのチェンジと右ハンの左車線へのチェンジが、同様の難易度」とは述べていない。
貴殿の主張どおり、左ハンのそれが難易度が高いとしても、こぱく氏が言うように、左ハン運転車が無理をせず、安全をみはからって運転するれば安全である。
こぱく氏のコメントには理がある。
どっちも乗り氏
その部分だけなら自分もそう考えなくはないが、下記の記述を見て「こはく氏は道交法上の位置付けも考えずに右ハンの右→左と左ハンの左→右を全く同じと決めつけてる」と思ったのは自分だけではあるまい。
>かなり当てつけ的な発想が多く見苦しいです。
これは件のレーンチェンジだけでなく、渡辺氏が挙げたほかの事も“当てつけ”だとしか聞こえない。
コインパーキングの件は自分も体験しただけに(発進しようとしたら車道を自転車が右側通行で走ってきて危うく跳ねそうになった。車は友人の中古トランザム)、一方的に否定されると非常に不愉快だ。
反感買うのを承知で敢えて反論氏
左ハンドルの問題は、程度問題なのではないでしょうか。
右ハンドルと同じことを行えば、左ハンドルのほうが危険度が高まることがたくさんあります。
しかし、危険であることをわかって運転すれば、それで良いではないですか。
難しい左ハンドル、理解して乗っている人と、
右ハンドルでも、例えば携帯をしながら運転している人、
どちらが危険でしょうか?
左ハンドル乗りさんの批判を受けるのは、
いろいろある危険運転の中で、なぜ、左ハンドルだけこだわられるのか?
分からないからだと思います。
ちょっと難しいだけの左ハンドルに、目くじらを立てなくても、良いのではないですか。
レーンチェンジに関して言えば、道交法は、
まず、キープレフトを謳っていますが、大方の右ハンドル車はこれを守っていません。
左ハンドル車がレーンチェンジしにくくなる要因になります。
右レーンチェンジの前は、方向指示器を出し、車線内の右側端に寄りますが、
寄ることでレーンチェンジの意志を後続車に伝えるのですが、
このサインが分かりにくくなります。
方向指示器は十分前から行うことになっており、
(他力本願的であまり良くないかもしれませんが)
ぶつかってきた場合は、後続車の前方不注意です。
私の場合は、妻も左ハンドルを運転するため、
十分手前からの方向指示と、ちょい寄りでの意志表示は
徹底させています。
どっちも乗り氏
>左ハンドルの問題は、程度問題なのではないでしょうか
>危険であることをわかって運転すれば、それで良いではないですか
当方も渡辺氏も「右ハンとの違いを弁えた上で運転する分には問題ない」と書いた筈だが?
分からないまま右と全く同じ感覚で運転する人間が多いから問題なのでしょうが。
>難しい左ハンドル、理解して乗っている人と、 右ハンドルでも、例えば携帯をしながら運転している人、 どちらが危険でしょうか?
話が飛躍しすぎ。
確か当方は以前「免許を別建てにしなくてはならないほど左ハンが特殊なものだとは思わない」と書いた筈だが。
>大方の右ハンドル車はこれを守っていません
左ハンユーザーはきちんと守っているというのか?
追い越し車線を「第二走行車線」と勘違いしている車は確かに多いが、流れが速いからか「高速走行車線」と勘違いしている車も多い。それこそ、高速道路でオービスが無い場所になると、180km/hで。そしてそれらは半分以上がポルシェやフェラーリ。大半が左ハンだ。
特に首都高は追い越し車線側に分岐がある出口やJCTも少なくなく、そこで車線変更して分岐しようとしたところにそういうのが来ると。。。
>私の場合は、妻も左ハンドルを運転するため、 十分手前からの方向指示と、ちょい寄りでの意志表示は徹底させています
大変結構。
ほかの左ハンユーザー、いや、右ハンユーザーも、見習いたいものだな。
さすがに左ハンドルを平然とラインアップするインポーターは減ってきましたが、まだ少数右ハンドルを主体に販売しようとする努力が見えないインポーターは存在します。そういうメーカーは安全性に対する考えが遅れていると判断してよいと思いますね。
【関連記事】
- 【まずは、自動車取得税と重量税の撤廃が先だ! 歪んだマーケットを生み出すエコカー補助金&減税の矛盾】渡辺 陽一郎コラム [CORISM]【ビジネス・経済】
- 【まずは、自動車取得税と重量税の撤廃が先だ! ユーザーや販売現場を混乱させるエコカー補助金】渡辺 陽一郎コラム [CORISM]【生活・文化】
- どうすべきか? 左ハンドル車の安全な使い方を考える【BLOG】
- 【日本で左ハンドル車はダメでしょう】その4 クルマは最初右ハンドルだった [CORISM]【BLOG】
- 【日本で左ハンドル車はダメでしょう】その3 右ハンドル車のウインカー位置は左右どちらが正解なのか? [CORISM]【BLOG】
- 【日本で左ハンドル車はダメでしょう】その2 右ハンドル車なら良いとは限らない【BLOG】
- 【日本で左ハンドル車はダメでしょう】その1 [CORISM]【BLOG】
- 危険な左ハンドル車! 8つの危険が潜む 危険な理由、その1~4【BLOG】
【オススメ記事】
- ホンダWR-V試乗記・評価 大満足か後悔か? 成功か失敗か? 見極め重要なコンパクトSUV【ホンダ】
- 日産エクストレイル(T33型)vs トヨタ ハリアーハイブリッド(80系)徹底比較!【対決】
- 日産フェアレディZ新車情報・購入ガイド 2025年モデルが登場! 納期は? 転売ヤー対策は?【日産】
- BMW M2クーペ(G87)試乗記・評価 「サーキットで乗ってみたい!」クルマ好き女子が試乗!【BMW】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー、栄えある10ベストカーが決定! 今年のナンバー1は、どのクルマに!?【イベント】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー、ノミネート車31台が決定!【イベント】
- マツダCX-80試乗記・評価 すべてに大人の余裕を感じた国内フラッグシップ3列SUV【マツダ】
- 三菱 アウトランダーPHEV新車情報・購入ガイド 大幅改良&値上げ。それでも、コスパ高し!!【三菱】
- スズキ フロンクス試乗記・評価 価格、燃費値を追加。欧州プレミアムコンパクトに近い上質感【スズキ】
- 日産セレナAUTECH SPORTS SPEC新車情報・購入ガイド 走りの質感を大幅向上した特別なモデル【日産】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!