日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は11月9日、「2010-2011 日本カー・オブ・ザ・イヤー」にホンダのハイブリッドスポーツ「CR-Z」を選出した。ハイブリッド技術による燃費性能と、走りの楽しさを高い次元で両立できることを示したことが高く評価された。また、個性的なデザインについても乗り手の心を惹きつけるものとして評価された。ホンダ車の受賞は2007年の「フィット」以来3年ぶり11回目。
　ホンダの伊東孝紳社長は今回の受賞について、「『優れた環境性能だけではなく、走る楽しさも追求したハイブリッドカーをお求めやすい価格で提供し、クルマを持つ喜び、使う喜びを広げたい』というホンダの強い想いが、多くの皆様に受け入れていただけたものと大変喜んでいる」とコメントしている。
　このほか、優れた輸入車に贈られる「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」はフォルクスワーゲン「ポロ」が受賞。内外装のクオリティの高さに加え、1.2リットルにダウンサイズしても、パワーと燃費を両立する点、さらに安全装備にも妥協がないことが評価された。
　また、今回から新たに設置された「実行委員会特別賞」は、その斬新なデザインが評価され、プジョーの「RCZ」に贈られた。
　なお、選考の詳細や授賞式の模様などについては追って当サイトでリポートするので、乞うご期待。