ブリヂストン、那須工場を除く4工場で生産再開

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【その他】2011/03/19

 

写真は東京都中央区にあるブリヂストン本社1階のコミュニケーションスペース。電力不足への協力を目的とした節電活動の一環として消灯する

各種節電活動を実施。企業博物館「ブリヂストンTODAY」は当面臨時休館

 ブリヂストンは3月18日、被災した同社工場の復旧状況と、電力不足への協力を目的とした節電の取り組みについて発表した。
同社の関東以北にある工場としては、栃木工場・那須工場・黒磯工場・東京工場・横浜工場の5工場があり、今回の震災では従業員の人的被害および設備上の甚大な被害は無かったものの、安全確認のため一時生産を停止していた。
今回、安全の確認ができたため、東京工場は3月15日に、栃木工場と黒磯工場はそれぞれ3月16日に立ち上げを実施。東京工場ではすでに3月16日に出荷を開始、栃木工場では3月18日以降の出荷を検討しているという。このほか、横浜工場ではすでに一部品目より生産を開始している。一方、那須工場については、3月16日からの生産立ち上げを予定していたが、同日に発生した火災による設備点検のため、立ち上げ計画を再検討しているという。なお、生産立ち上げに際しては、地震被災地の復興に必要な資材であるトラック・バス用ラジアルタイヤを優先する。
電力不足による節電の取り組みとしては、本社ビルや技術センターなどでのオフィス照明の照度節減や使用エレベーター数の制限、事務機器の共同使用と不使用時の電源オフ、東京電力地区に4基ある屋内外ネオン看板の消灯を実施。また、企業博物館「ブリヂストンTODAY」を当面3月31日まで臨時休館するほか、本社ビル1Fコミュニケーションスペースの消灯、社内システム使用一部停止を実施している。

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(レポート:CORISM編集部

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