マツダ、来春デビューのデミオにリッター30kmの低燃費エンジン投入 ~次世代技術「SKYACTIV」発表~

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【マツダ】2010/10/21

 

次世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」を発表するマツダ株式会社 山内 孝 代表取締役会長 社長兼CEO

フィットもびっくり! ハイブリッドなし、純粋なガソリンエンジンだけで燃費30km/L!

マツダ デミオ エクステリア 画像

マツダ デミオ[画像は現行モデル]

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マツダ は、2011年から順次商品ラインナップに搭載する次世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」 を発表した。エンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーの各次世代技術の総称として呼ばれる。
SKYACTIV第一弾は、コンパクトカー 「デミオ」に搭載される次世代直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G(スカイアクティブ ジー)」。電気モーターによるアシスト無しで、驚きの低燃費30km/L(10・15モード)をマークする見込み。2011年前半に発売される予定だ。わざわざ"電気モーターによるアシスト無しで"と注釈されるように、先日発表されたホンダ フィット ハイブリット (燃費30.0km/L)に対する圧倒的な優位性を示す。量産型エンジンで世界初の高圧縮比14.0を実現し、燃費・トルクを15%向上させた。

このほかSKYACTIV技術として、同じく世界初の低圧縮比14.0を実現し20%の燃費改善を図った次世代クリーンディーゼル エンジン「SKYACTIV-D(スカイアクティブ ディー)」をはじめ、次世代高効率6段AT「SKYACTIV-Drive(スカイアクティブ ドライブ)」、さらに次世代マニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT(スカイアクティブ エムティー)」、次世代軽量高剛性ボディ「SKYACTIV-Body(スカイアクティブ ボディ)」、次世代高性能軽量シャシー「SKYACTIV-Chassis(スカイアクティブ シャシー)」などを発表した。
マツダでは今後、クルマの基本性能のベース技術を徹底的に改良するこれらSKYACTIV技術を全販売モデルに投入した上で、さらに減速エネルギー回生システムやハイブリッドシステム といった電気デバイスを2015年までに段階的に導入、マツダ車全車のCO2削減や燃費性能の底上げを図る。

SKYACTIV第一弾 コンパクトカー「デミオ」に搭載される次世代直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」

SKYACTIV第一弾 コンパクトカー「デミオ」に搭載される次世代直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」

世界初の低圧縮比14.0を実現し20%の燃費改善を図った次世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D(スカイアクティブ ディー)」

世界初の低圧縮比14.0を実現し20%の燃費改善を図った次世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D(スカイアクティブ ディー)」

次世代高効率6段AT「SKYACTIV-Drive(スカイアクティブ ドライブ)」

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(レポート:CORISM編集部

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