BMW 320i xDrive新車情報 3シリーズ初となるAWD車の追加は、降雪地帯のセダン需要も取りに来たBMWの本気の証!? [CORISM]
AWDのxDriveを3シリーズに初投入! 降雪地帯のセダン需要も取りに来たBMW!
BMW3シリーズは、2012年1月にデビューしたばかりのモデル。上級グレードの328iの導入から始まり、売れ筋の320i、そしてBMWの低燃費思想エフィシェントダイナミクスを具現化したアクティブハイブリッド3と立て続けに3シリーズのグレードを続々追加してきている。
そして、今回AWDシステムをもったBMW 320i xDriveが発売となった。320i xDriveは、BMWならではの俊敏なハンドリングと、4輪駆動の長所である走行安定性を兼ね備えたモデルでもある。
BMWというと、どうしてもFRのハンドリングマシンというイメージが強い。AWDになると、そんなBMWらしさが失われると思いがちだが、意外とAWDを強く意識させられることなる走れる。そんなxDriveは、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度など、車両データから、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると、システムが電子制御式多板クラッチを通して瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分する。滑りやすい路面でなければ、基本的にFRの感覚で乗れるAWDシステムがxDriveなのだ。
320i xDriveになり車両重量は、320iに比べ110kgほど重くなっている。さすがに、軽快感は薄れるだろうが、その分、より高い操縦安定性を手に入れることができる。おもしろいことに、AWD化されても車高は変わっていないので、スポーティなルックスはそのままである。
燃費は、320iのJC08モーでで16.6km/Lから15.2km/Lへと1.4km/Lほど落ちた。それでも、エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が75%減税される予定だというからさすがた。
<BMWアクティブハイブリッド3の情報はコチラ>
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<BMW320iの情報はコチラ>
■スポーツだけがBMWじゃない! 走る楽しさと低燃費を両立。主力3シリーズの真打ち登場!【BMW320i新車情報】
また、BMW 320i xDriveの価格は、500万円を切る480万円からとし、「Sport(スポーツ)」、「Modern(モダン)」、「Luxury(ラグジュアリー)」のデザイン・ライン、「M Sport(エム・スポーツ)」がラインアップに設定される。さらに、BMWは、年内にも3シリーズにクリーンディーゼル車を投入する予定も噂されている。ますます拡充し、隙がなくなるBMW3シリーズのラインアップ。ライバルであるメルセデス・ベンツCクラスだけでなく、価格がさらに下がれば今以上に国産車ユーザーもBMWへと流れる可能性もある。国産セダンが不調なのは、多くのユーザーが輸入車へシフトしてしまったことも大きな理由のひとつ。今まで無かった3シリーズにAWDを投入し、降雪地帯のセダンマーケットを取りに来たBMW3シリーズ。国産車もうかうかしてはいられない。
・BMW 320i xDrive ¥4,800,000
・BMW 320i xDrive Sport ¥5,000,000
・BMW 320i xDrive Modern ¥5,000,000
・BMW 320i xDrive Luxury ¥5,000,000
・BMW 320i xDrive M Sport ¥5,240,000
<BMW 320i xDriveの主な標準装備品>
電子油圧制御式8速オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付)
ブレーキ・エネルギー回生システム
エンジン・オート・スタート/ストップ機能
ドラインビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付)
バイ・キセノン・ヘッドライト(LEDスモールライト・リング、LEDアクセント・ライン付)
コンフォート・アクセス(トランク・リッド・スマート・オープナー機能付)
リヤ・ビュー・カメラ(予測進路表示機能付)
PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(リヤ)
オートマチック・エアコンディショナー
電動フロント・シート(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)
スルーローディング・システム(40:20:40分割可倒式リヤ・シート)
8.8インチ・ワイド・コントロール・ディスプレイ
HDDナビゲーション・システム(VICS3メディア対応)
iDriveコントローラー
インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
スピーチ・コントロール(音声入力システム)
ハンズフリー・テレフォン・システム
USBオーディオ・インターフェース
ETC 車載器システム(ルーム・ミラー内蔵タイプ)
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