ホンダは21日、同社の最上級セダン「レジェンド」を一部改良し、発売した。
　今回の一部改良では、ホンダで初めて6速オートマチックトランスミッションを搭載。加速性能の向上とともに加速感がリニアにつながるスムーズな変速を実現し、低速から高速まで動力性能と燃費性能を高い次元で両立した。
　さらに、「18インチノイズリデューシングアルミホイール」を採用。これは、中空構造の消音装置をホイールを取り巻くように装着することで、荒い路面や高速道路のつなぎ目を走行する際などにタイヤ内部で発生する不快な共鳴音を、共鳴吸収効果により抑制するもので、ホイールへの消音装置の採用は世界初だという。さらに、ボディ各所に配置した遮音材/吸音材との相乗効果で最上級セダンにふさわしい静粛性を実現する。
　このほか、ホンダHDDインターナビシステム＋プログレッシブコマンダー(リアカメラ付)を標準装備。またグレードは1グレードのみとし、これにメーカーオプションとして、アダプティブ・クルーズ・コントロールや車線維持支援システム、追突軽減ブレーキがセットとなった「アドバンスパッケージ」と、ブラッククロームメッキ・フロントグリルなどの専用エクステリアや専用18インチアルミホイール、本革&木目調コンビステアリングホイール/ATセレクトレバーなどがセットになった「ユーロパッケージ」をそれぞれ設定する。
　価格は620万円。アドバンスパッケージは60万円高、ユーロパッケージは20万円高となる。