【メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ 新車情報】Eクラスに4シーターオープン復活 [CORISM]

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【メルセデスベンツ】2010/04/20

新型Eクラスのラインアップが完成!

メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ
 メルセデス・ベンツは4月20日、Eクラスの新たなバリエーションとしてEクラス カブリオレを発表した。新型Eクラス カブリオレは、すでに発売されているクーペをベースに、電動ソフトトップを備えたオープンボディに仕上げられている。このソフトトップは3層構造のアウターと、20mm厚のウレタンフォームにより高い断熱/吸音効果を発揮するインナーを組み合わせている。これによりプレミアムオープンモデルにふさわしい美しいスタイリングと快適性を両立させた。ちなみにこのソフトトップは40km/hまでの走行中にも開閉可能だというから、急な雨でも心配はない。
 また、室内に流れ込む風を大幅に抑える「エアキャップ」をオプション設定した。これはフロントウインドウ上部の可動式ウインドリフレクターと、リアの左右ヘッドレスト間に装備するドラフトストップにより、室内に発生する乱流を低減。4名乗車のオープン時でも快適さを保つものだ。さらに前席には乗員の首周りを暖める「エアスカーフ」もオプション設定する。
メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ

静粛性を確保した「アコースティックソフトトップ」を採用

メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ

こちらは通常オープン時の風の流れを表したもの

メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ

「エアキャップ」によりオープン時の快適性が大幅に向上する


メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ
メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ
メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ

環境にも配慮した3.5リッターV6を搭載

メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ
 新型Eクラス カブリオレのラインアップだが、E350カブリオレのみのモノグレードとなっている。搭載されるエンジンは3.5リッターV6で272ps&35.7kg-mのパワーとトルクを生み出す。最近のメルセデス・ベンツといえばハイブリッドやブルーテック(クリーンディーゼル)などの環境性能を重視したモデルをラインアップしているが、もちろんE350カブリオレも環境テクノロジーの「ブルーエフィシェンシー」の考え方が取り入れられている。
 具体的にはECOパワステポンプや燃料ポンプの改良、そして省エネオルタネーターや転がり抵抗を17%低減したエコタイヤなどを採用している。また空力特性に優れたボディ(Cd値:0.28)も高速燃費の改善に貢献している。これらの相乗効果でカタログ燃費は9.1km/lを実現。「平成22年度燃費基準」を達成しているのはもちろん「平成17年基準低排出ガス75%低減レベル」も実現した。

メルセデス・ベンツ 新型 Eクラス カブリオレ

代表グレード
メルセデス・ベンツ E350カブリオレ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4705×1785×1395mm
車両重量[kg]
1790kg
総排気量[cc]
3497cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
272ps(200kw)/600rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
35.7kg-m(350N・m)/2400~5000rpm
ミッション
7速AT
10・15モード燃焼[km/l]
9.1km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
898.0万円
発売日
2010/4/20

(レポート:CORISM編集部

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