ミニ9車種がエンジン改良でエコカー減税に適合 ~アイドリングストップ機構を新採用

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【ミニ】2010/05/11

 

最大で33%の燃費向上を実現

NEWミニ「MINI ONE」
 ビーエムダブリューは、小型車「ミニ」の各ラインナップに搭載されるエンジンの改良を実施した。最大で33%の燃費向上を図ったいっぽうで、最大で9馬力の出力向上も実現。これにより9車種でミニ初のエコカー減税の対象となった。なおこれらの改善は、2010年3月以降の生産車が対象となる。
主な改善点としては、チューニングモデルの「MINI John Cooper Works」を除く全車にブレーキ・エネルギー回生システムを採用したことが挙げられる。さらにMT車にはアイドリングストップ「エンジン・オートマチック・スタート・ストップ機構」を搭載するなどし燃費を大幅に改善させた。またベーシックグレード「ミニ ワン」は従来の1.4リッターエンジンから1.6リッターへ変更。3馬力の向上を図るとともに、10・15モード燃費20.5km/L(6速MT車)の低燃費を実現させた。これは従来型ミニ ワンに比べ、約19%の向上となる。このほかミニ クーパー/ミニ クーパーS、各搭載エンジンについても出力の向上や燃費の改善が図られている。
この結果「ミニ ワン」「ミニ クーパー」「ミニクラブマン クーパー」「ミニ コンバーチブル クーパー」「ミニ コンバーチブル クーパーS」の各6速MT車がエコカー減税75%に、「ミニ クーパーS」6速MT車と「ミニ コンバーチブル クーパーS」の6速AT車、「ミニクラブマン クーパーS」の6速MT・6速AT全車がエコカー減税50%の対象車となった。
また今回の改良に合わせ、新オプションとして「MINIMALISM PACKAGE(ミニマリズム・パッケージ)」が設定された。これは"グリーン"をテーマにした特別オプションで、グリーンのドアミラーキャップ、サイドスカットルなどに加え、森林保護団体「more trees」の進める日本の森づくりに投資することが出来るというものだ。ミニ ワン[6速MT車]で7,070km走行した際のCO2排出量相当のカーボンオフセットが行える。またユーザーにはmore trees発行のカーボンオフセット証明書と、間伐材による木製パネルが贈られる。
NEWミニ「MINI CooperS」
NEWミニ「MINI Cooper」
NEWミニ「MINI ONE」

(レポート:CORISM編集部

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