仕事にも遊びにも、個性が必要な時代のパートナー、クラブバン!
ミニ クラブバンは、ワゴンタイプのミニ クラブマンをベースとしたもの。クラブマンは、後席とラゲッジルームの組み合わせだが、クラブバンは後席を取り外し、後席以降はすべてラゲッジルームとした2人乗りのバンモデルだ。後席を荷室として使うことで、860Lもの容量を確保している。バンという名前だが、4ナンバーではなく5ナンバー登録になる。
スタイリングは、後部のピラーがボディ同色になっているなど、細部が微妙に異なるものの、見た目は基本的にクラブマンと同じだ。後席窓のウインドウがボディ同色のカバーがはめられているので、後部が長く見えるのも特徴だ。この部分は、ミニ クラブバンのこだわりの部分でもある。ここをキャンパスに見立てて、バンとしての使い方をする個人事業主が独自のデザインを加えて、オリジナリティあふれるミニクラブバンに仕立てて欲しいと考えている。また、個人でクラブバンを使う顧客には、こだわりのデザインをプラスして、自分だけのドレスアップも可能だ。
ラゲッジルームは、全席と後席が完全にセパレートされ、パーテーションウォールもあり、もしもの時に後席の荷物が凶器にならないようにするなど、安全性に配慮されている部分は評価できる。そのため、助手席がフラットになり長尺物が搭載できるなどの、国産車的な技はない。クラブマンの派生車とはいえ、これだけキッチリとラゲッジルームを作り込んでいるのは、高評価ポイント。この後席には、荷物はもちろん、ゲージに入れたペットなども積載できるので、ペットとの移動にも便利に使えそうだ。
バンとはいえ、その姿形はほとんどクラブマンなので、自分のライフスタイルをオシャレに上手く演出するには、まさに最適なツールとえいる。さらに、ゴーカートフィーリングというスポーティな走りをするミニだけに、走って楽しいのは当然のこと。バンとし仕事で使うとしても、移動中の運転が楽しいというのもクラブバンの魅力でもある。
なかなか楽しそうなミニ クラブバンだが、さすがに2人乗りとなると、ファーストカーとして買うという選択はなかなか難しく、多くの顧客が個人事業者や企業のブランドイメージを訴求するプロモーションカーとしての使い方がメイン。複数台併有できる幸せな顧客にとっては、都市生活者の機動力を生かしたオシャレな足として、荷物を満載にしてアクティブに走り回れる遊び心タップリのコンパクトカーになるだろう。
ミニブランドは、MTを積極的に用意してきたが、ミニ クラブバンのミッションは6速ATのみの設定。搭載されるエンジンも、1.6L直4エンジンのみとなっている。
ミニ クーパー クラブバン価格
■ボディカラー ペッパー・ホワイト、アイス・ブルー、ミッドナイト・ブラック、の3色
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