三菱自動車は2月3日、ベスト電器と業務提携し、電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」をベスト電器の店舗で取り扱うことで合意したと発表した。
　ベスト電器の店舗でアイ・ミーブの展示と商品説明を行うほか、両社が協力しての試乗会や普及イベントなどを実施。また、ベスト電器から三菱の販売会社に購入希望者などを紹介する。
　ベスト電器は九州地区に基盤を置く家電量販店。家電量販店がアイ・ミーブを取り扱うのはビックカメラ、ヤマダ電機に続いて3社目となるが、九州地区では初となる。2月11日に福岡市東区にオープンするB・B香椎本店で取り扱いを開始し、順次取り扱い店舗を拡大していく。
　B・B香椎本店ではアイ・ミーブとあわせて、同一フロア内に「オール電化・太陽光発電システム」「LED照明」「省エネ空調機器」「電動スクーター」「電動自転車」も展示。「交通社会の中での環境意識」「家電としての環境意識」、それぞれを総合的に提案し、スマートグリットを身近に感じることのできる売場とするという。
　なお、車両本体の販売や諸手続き、アフターサービスは三菱の販売会社が行う。