プジョー・シトロエン・ジャポンは6月1日より、新型クロスオーバーワゴン「3008」を日本市場に導入した。3008はハッチバックモデル「308」をベースとしたクロスオーバー車で、アクティブなスタイリングに加え、広い室内や荷室空間を特長とする。ボディサイズは全長4365mmx全幅1835mmx全高1635mm。308に比べ全長で50mmほど長く、車幅で15mm広い。
　搭載されるパワートレインは、BMWと共同開発した1.6リッター直噴ツインスクロールターボ付きエンジンと6速ATの組み合わせで、今のところ前輪駆動車のみとなっている。車体の横揺れや縦揺れを抑える「ダイナミックロールコントロール」を後輪サスペンションに採用し、背の高さによるロールを低減させ、かつプジョーらしい乗り心地の良さも確保する。安全面では、欧州ユーロN-CAP5つ星に適合する安全ボディに加え、全車標準装備の「ESP」(車体姿勢安定制御装置)や、プジョー車初となる車間距離の表示装置「ディスタンスアラーム」などの装備も充実している。またクロスオーバー車らしく荷室は広大な空間を確保。さらに上下2分割式テールゲートを採用し、荷物の出し入れの際の利便性にも配慮した。プジョー 3008のラインナップは「3008 Premium」339.0万円と上級仕様「3008 Griffe」385.0万円の2タイプ[価格は消費税込み]。

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