インドネシア語で虎という意味を持つMacan
ポルシェは、SUVセグメントの新しいスポーツモデルを「Macan」と名付けたと発表した。Macanというモデル名は、インドネシア語の「虎」に由来するという。この新型Macan大きな特徴である、しなやかさ、力強さ、魅惑、ダイナミクスがこの名前に集約した。
このMacanは、北米を中心に大成功を収めたカイエンのひとつ下のサイズとなるSUVとして注目されている。911を代表とするスポーツカーだけでなく、パナメーラなどセダンを含め着実にラインアップを増やし続けるポルシェの成長戦略の一環を担う中心モデルと見られている。
ポルシェ第5のモデルレンジとして登場するMacanの生産は、2013年の見通し。これを受けて、生産工場となるザクセン州にあるライプツィヒ工場は拡張が予定。この拡張に投入される費用は5億ユーロで、ポルシェの建設プロジェクトとしては最大規模だという。
公式なアナウンスは無いが、2014年に市場投入されるとされたCajunと呼ばれていたモデルがMacanと車名変更されたとするのが自然な見方。Cajunは、アウディQ5をベースとするということから、Macanも同様と見られる。そうなると、ボディの全幅は1900mm級。カイエンが1940mmなので、日本国内で使うことを考えれば、それほど小さい印象はない。
ポルシェのモデル名は、モデルの特性を考慮した名前になっている。ボクスターはボクサーエンジンとロードスターを組み合わせてつくった造語で、カイエンは鋭さを意味する。また、ケイマンは快活さと俊敏さを表現する名前であり、パナメーラは、耐久レースの「カレラ・パナメリカーナ」で勝利することも可能なグランツーリスモであることからこの名前が付けられた。さて、Macanはなんと読むのが正しいのか? インドネシア語で虎という意味だけなのか? デビュー後のインフォメーションにも注目だ!
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(レポート:CORISM編集部)
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