BEAMSとのコラボでオシャレになった、ぶつからない特別仕様車【スバル レガシィアウトバック2.5i EyeSight EX Edition新車情報】 [CORISM]
スバルだけではあり得ない? いつもは都会派のアウトバック
スバルは、ビームス(BEAMS)とのコラボレーション企画商品として、レガシィアウトバック「2.5i EyeSight EX Edition」を2011年11月3日に発売する。
レガシィ アウトバック「2.5i EyeSight EX Edition」は、先進運転支援システム「アイサイト(ver.2)」を標準装備したグレード「2.5i EyeSight」をベースとしている。そこに、スバルとビームスのアイデアを融合。様々なライフスタイルに合わせられる特別装備を設定した。
インテリアには、上質感を醸し出すブラウン色のアルカンターラとアイボリー色のレザーを組み合わせた専用シートを採用。色々な電子機器に対応するために、充電可能なUSB電源を、フロント/リヤに2ヶ所ずつ装備。カーゴルームには、水洗い可能なデュラブルフロアや大容量のマルチパーパスサブトランクを装備した。
また、エクステリアには、専用色「ブリリアントブラウン・パール」を含む、3色を用意。外装色との調和を持たせた専用フロントグリル、フォグランプカバー、リヤゲートガーニッシュ、ブラックルーフレールなどを装着することで、上質感とカジュアルさを合わせ持った仕様としている。
スバルは、ぶつからないクルマとして人気を得ている衝突防止支援システム、アイサイトを全面的に押し出したプロモーションを展開。高い安全衝突性能をもつボディも含め、スバル=安全をアピールしてきた。スバルは、技術を含め、ある意味クルマ好きに響くオタクなメーカー。それゆえに、どうも機能性以外の部分をアピールするのが下手だったりする。
今回の特別仕様車は、そんな苦手な部分をビームスの力を借りて、オシャレ性能のアップを狙ったといえるだろう。アウトバックは、普通ならワイルドなイメージの強いクルマ。アウトドアにも対応する水洗い可能なデュラブルフロアなどは、スバルでも十分に理解し装備できる。
しかし、そこにアルカンターラという高級シート表皮を組み合わせるのは、なかなかの技。アウトバックはワイルドさは、特別なときだけに必要で、毎日アウトドアではなく、普段は上質でスマートな生活もあることを感じさせる。普通なら、ワイルド&アウトドアのイメージで撥水シートを用意するのがパターンだ。
さらに、PCやスマホなどの電子機器を充電できるUSB電源などが装備されるなどは、さすがと言える。アウトドアイメージなら、100V電源が定番だ。外からスバルのユーザーを見ると、PCや腕時計などなどモノへのこだわりのユーザーが多い。こういったユーザーが便利だと思う装備を選んだのは、失礼だがスバルの中からは出てこない発想だろう。
一部に特化したユーザーには、イマイチかもしれないが、都心を中心とし毎日忙しく働くユーザーには、オン・オフ問わず色々なシチュエーションに使えるクルマとなっている。価格は、軽く300万円超と安くはないが、きっと価値のある1台になる特別仕様車といえる。限定500台と言わず通常のカタログモデルとしてラインアップできないのが、スバル側の「ホントに売れるの?」という不安の表れかもしれない。
【アウトバック「2.5i EyeSight EX Edition」の特別装備】
<エクステリア>
○専用色「ブリリアントブラウン・パール」
○専用サテンメッキ・フロントグリル
○専用サテンメッキ・フォグランプカバー
○専用サテンメッキ・リヤガーニッシュ
○ハイラスター塗装17インチアルミホイール
○ブラックルーフレール
<インテリア>
○アルカンターラ(ブラウン)/レザー(アイボリー)シート(オリーブステッチ)
○マルチパーパスサブトランク&デュラブルフロア ※水洗い可能
○USB電源(フロント2+リヤ2) ※充電機能のみ
○アクセスキーカバー(ブラウン)
*2012年3月12日受注分までの限定500台
<スバル レガシィアウトバック2.5i EyeSight EX Edition価格>
・3,244,500円
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