フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ゴルフ ヴァリアント のエントリーグレードTSI トレンドラインと、最量販グレードTSI コンフォートラインの装備を充実させ、販売を開始した。

　また、この装備の強化にともない、モデル名を「Premium Edition（プレミアム エディション）」に変更。エントリーグレードは「ゴルフ ヴァリアント TSI トレンドライン プレミアム エディション」、最量販グレードは「ゴルフ ヴァリアント TSI コンフォートライン プレミアム エディション」となった。

　今回導入する「ゴルフ ヴァリアント TSI トレンドライン プレミアム エディション」および「同 コンフォートライン プレミアム エディション」では、要望の高かった装備を標準採用することで商品力を強化した。

　全世界で販売が好調なVW。日本国内においては、慢性的にクルマが足りない状況になっているという。今回のプレミアム・エディションは、装備を充実させ、商品力を強化しようという狙いがある。そこで、トレンドラインについては、アルミホイールやコンフォートシートなどを標準化。装備を充実させながら、4万円の価格上昇で抑えた。ユーロは対ドルほど円高が顕著なわけではないが、そういったメリットを生かして、さらなる商品強化を期待したい。我々ユーザーにとって、魅力的な輸入車が国産車に近い価格で手に入ることは、選択肢の幅が広がって、より楽しいカーライフが送れるからだ。とくに、輸入車でありながらVWは、価格的にも国産ユーザーに近い存在なだけに、思い切った戦略的価格でマーケットに衝撃を与えて欲しい。

　今回の装備品の充実に伴う価格変更は最小限に抑え、「ゴルフ ヴァリアント TSI トレンドラインプレミアム エディション」は、プラス4 万円の279 万円。「コンフォートライン プレミアム エディション」は、価格を据え置き325 万円。

■新規追加装備　ゴルフ ヴァリアント TSIトレンドラインプレミアム エディション

・12V 電源ソケット（ラゲージルーム内1 個）
・フロントグリル、サイドウインドーにクロームモールを追加
・コンフォートシート＋シートバックポケット（フロント両席）
・16 インチアルミホイール（5 スポーク）

■新規追加装備　ゴルフ ヴァリアント TSIコンフォートラインプレミアム エディション

・クロームルーフレール
・エアインテークにクロームモール追加
・LED リヤライセンスプレートランプ
・アルカンターラ&ファブリックシート（フロント両席をスポーツシートに変更）
・マルチファンクションインジケーター（一部機能追加）
・16インチアルミホイール（10 スポーク、新デザイン）