スバル フォレスター新車情報・購入ガイドの目次
- 5代目新型フォレスター、SGP採用で大幅パフォーマンスアップ
- スバル フォレスターの歴史
- 4代目と比べると、やや大きくなった新型フォレスター
- 代わり映えしない?使い勝手を重視した質実剛健なデザイン
- 顔認証のシステムを搭載し、安全性と利便性を向上
- 優れた安全性能をアピールするスバルだが、隙もある
- SGPの採用により、優れた操縦安定性を得た。X-MODEは、2モード用意
- 自然吸気2.5Lは、出力&燃費を改善
- 新型フォレスターの1モーター式ハイブリッド「e-BOXER」に価値はあるのか? 燃費は?
- 新型スバル フォレスターのグレード選び
- 新型スバル フォレスター価格
- 新型スバル フォレスターの燃費、ボディサイズ、スペックなど
5代目新型フォレスター、SGP採用で大幅パフォーマンスアップ
スバルは、SUVのフォレスターをフルモデルチェンジし発売を開始した。このフルモデルチェンジで5代目となった。
5代目となった新型スバル フォレスターは、新プラットフォーム(車台)であるSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用。SGPのメリットは、質の高い走りと優れた安全性能。新型フォレスターのパフォーマンスを大幅に向上させている。
そして、5代目新型スバル フォレスターに搭載されたエンジンは、水平対向2.5Lエンジンと2.0Lエンジン+モーターの1モーター式ハイブリッドの2タイプとなった。このモデルから、話題を集め続けていた2.0Lターボが姿を消した。
このハイブリッドモデルの発売日は、やや遅れて9月14日。ガソリン車は7月19日となっている。
スバル フォレスターの歴史
初代フォレスターは、1997年に登場した。初代フォレスターは、インプレッサをベースとしたクロスオーバー車で、全高が低くワゴンに近いスタイルだった。このモデルが、フォレスターの礎を築いたといえる。なんと、EJ20型の2.0Lターボエンジンを搭載。
当時、こうしたクロスオーバー車に、大出力エンジンを積むというのは珍しかった。しかも、モデル後期にはオンロードでの性能を高めたSTIバージョンまで投入され、妙なくらい速いクロスオーバー車として人気モデルとなった。2代目フォレスターは、キープコンセプト。初代フォレスターの魅力に磨きをかけた。このモデルには、2.5Lターボエンジンがモデル途中で投入されている。
大きく変化したのは3代目フォレスターから。全高はイッキに高くなり、今時のSUVルックとなる。モデル後半に投入された2.5Lターボを搭載するSエディションは、なんと263ps&347Nmというスポーツカー並みの出力を誇った。
4代目フォレスターは、2012年に登場。歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備であるアイサイトは、モデル途中から最新のVer.3へと進化。モデル後期では、アイサイトが一部グレードを除き標準装備化。サイド&カーテンエアバッグも標準装備されていたので、優れた安全性能を誇るSUVとなった。
4代目と比べると、やや大きくなった新型フォレスター
5代目となった新型スバル フォレスターのコンセプトは「世代を超えて活動的な気持ちを駆り立てるクルマ」だ。
新型フォレスターのボディサイズは、全長4,625×全幅1,815×全高1,715㎜、ホイールベース2,670㎜となった。先代モデルに比べ全長+15㎜、全幅+20、全高-5㎜、ホイールベース+30㎜となり、やや大きくなっている。
また、最低地上高は220㎜。アプローチアングルは20.2°もしくは20.1°。ディパーチャーアングルは25.8°を確保。従来モデル通り、オフローダーとして十分なスペックを誇っている。
代わり映えしない?使い勝手を重視した質実剛健なデザイン
新型フォレスターのデザインは、やや離れてみると、先代モデルと代わり映えしないように見えるくらいキープコンセプト感が強い。スバル共通のデザインフィロソフィー「DYNAMIC x SOLID」に基づき、新型フォレスターはSUVらしい存在感、力強さ、機能性を表現。離れてみると、それほど代わり映えしないデザインに見えるが、近くに寄ってみるとなかなか押し出し感もあり彫りの深いスタイルになっている。エモーショナルなデザイン手法こそないが、飽きのこないシンプルさももつ。
新型フォレスターのフロントフェイスイメージを決めるヘッドライトには、全車にLEDを標準装備。水平対向エンジンのピストンの動きを表現したCシェイプのポジションランプにより、夜間でも新型フォレスターであることひと目で表現した。
AdvanceとX-BREAKの前後バンパーには、下部にアンダーガードを採用。SUVのタフネスさをアピール。また、Advanceはシルバー加飾、X-BREAKはオレンジのアクセントラインを加えて、アンダーガードの存在感を際立たせている。
インテリアデザインは、上質感が増している。外観デザインと比べると、ややデコラティブな印象があるが、太めに設定されたセンターコンソールなどは力強さを感じ、いかにもSUVらしいデザインとなった。
先代同様にナビ画面の他に、6.3インチの大型ディスプレイを設置。先進安全機能の作動状況、各種の燃費情報など、さまざまな情報をひと目で確認することができる。
室内スペースは、全幅やホイールベースを大きくした分、車内スペースを拡大。前後席間距離は、クラストップレベルを実現している。室内スペースの拡大の他、後席の乗降性も向上した。リヤドア開度、開口エリア及びCピラーの形状を最適化している。さらに、サイドシルをドアパネルで覆い、汚れが付着しにくいクリーンサイドシルも採用し、アウトドアなどので使い勝手もアップした。
新型フォレスターのラゲッジルームは、スクエアな形状とした。リヤゲート開口部最大幅は、歴代フォレスター最大の1300mmを確保。荷室容量は520Lと先代フォレスターに対して、+15L広くなっている。荷室の使い勝手は、かなり向上しており、大きな荷物でも積み下ろしをしやすい。
顔認証のシステムを搭載し、安全性と利便性を向上
フォレスターは、約7割が北米で売れているモデル。そのため、いかにもアメリカ人が好きそうな装備が用意された。それは、iPhoneにも搭載された顔認証システムだ。 スバルでは、ドライバーモニタリングシステムと呼ぶ。この機能は、ドライバーの居眠りやわき見運転を検知し警告を発する。
さらに、顔認証システムにより、ドライバーが誰であるかを認識。一度登録すれば、自動でシートポジションやドアミラー角度、空調設定を登録したドライバー毎に変更する。まぁ、シートポジションなどは、高級車にはメモリ機能などが設定されているので、顔認証システムによりスイッチを押す必要が無くなり、ひと手間省ける程度といったところだ。
優れた安全性能をアピールするスバルだが、隙もある
新型フォレスターの安全装備は、さすがスバルといったところ。歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備であるアイサイト(ver.3)を標準装備。この機能には、プリクラッシュブレーキ/後退時自動ブレーキシステム/AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御/ツーリングアシスト/全車速追従機能付クルーズコントロール/定速クルーズコントロール/車線逸脱抑制/車線逸脱警報/ふらつき警報/などがある。
ただ、アイサイトを標準装備化しながらもスバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)はオプション設定。この機能は、車線変更時などに、後側方から接近するクルマを検知し警報を発する。日常的に使う機能で、夜間やトンネルの中、初心者や視界が狭くなった高齢者などには、とくに事故リスクを減らす機能でもある。すでに、マツダはデミオにまで標準装備化。それほど、コスト高なシステムではないので、すぐにでも標準装備化してほしい装備の一つだ。
また、カメラの機能を使い死角を減らす機能も用意されている。アイサイトセイフティプラス(視界拡張)と呼ばれる装備は、フロントビューモニター/スマートリヤビューミラーがオプション設定となった。サイドビューモニターは、標準装備化されている。スマートリヤビューミラーは、リヤゲートに設置されたカメラの映像をルームミラーに映すもの。ただ、カメラの映像をわざわざ、視線移動の多いルームミラーに映さなくてもいい。視線移動の少ないセンターコンソールやメーター上部などにモニターを設置すれば、より安全だ。
新型フォレスターの衝突安全装備に関しては、非常に高いレベルある。まず、インプレッサに引き続き歩行者エアバッグが全車標準装備化された。このクラスのSUVで歩行者エアバッグを装備しているのは、新型フォレスターのみだ。さらに、運転席ニーエアバッグやサイド&カーテンエアバッグも標準装備されており、非常に高い衝突安全装備をを誇る。
SGPの採用により、優れた操縦安定性を得た。X-MODEは、2モード用意
骨格部分では、新プラットフォーム(車台)であるSGPが採用され、走行性能は飛躍的に向上した。前後のサスペンションは刷新され、操舵応答性と操縦安定性を一段と高め、SUVとは思えないロール(車体の傾き)の少なさを実現。優れた操縦安定性を得た。
さらに、VGR (Variable Gear Ratio)ステアリングギヤボックスが採用された。VGRの装着により、低速域ではクイックにハンドルが切れるため、車庫入れなどがしやすくなる。
新型フォレスターは、従来通り全車AWDとなった。そして、走破性を高めるX-MODEは、滑りやすい路面等で、エンジン、トランスミッション、ブレーキ等をコントロール。フルモデルに伴い、X-MODEは制御を最適化。スノー&ダート、ディープスノー&マッドと路面状況に合わせて2つのモードを用意。ドライバーの判断で、簡単に切り替えられるスイッチ式とした。
自然吸気2.5Lは、出力&燃費を改善
新型フォレスターに搭載されたパワーユニットは2タイプ。初代フォレスターから、注目され続けてきたターボモデルは、燃費性能などの影響もあり5代目フォレスターから姿を消した。5代目フォレスターに用意されたのは、ガソリンのFB25型自然吸気2.5LとFB20型自然吸気2.0L+モーターとなった。
FB25型自然吸気2.5Lエンジンは、レガシィに搭載されたエンジンをベースに高圧縮比化、直噴化、排気側AVCS化などにより、燃焼効率を向上。従来型2.0Lと同等レベルの実用燃費性能を実現している。約90%の部品が設計を見直されており、ほぼ新型エンジンともいえるレベルの進化だ。最高出力は136kw(184ps)/5800rpm、最大トルクは239Nm/4400rpmとなった。新型フォレスター2.5L車の燃費性能は、JC08で14.6㎞/L、WLTCで13.2㎞/Lとなった。
新型フォレスターの1モーター式ハイブリッド「e-BOXER」に価値はあるのか? 燃費は?
FB20型自然吸気2.0L+モーターの1モーター式ハイブリッド車は、基本的にXVハイブリッドの仕組みと同じ。モーター出力が小さく、ほとんどモーター走行ができないハイブリッド車だった。あまりイメージが良くなかったためか、新型フォレスターではハイブリッドという名前は使われず、e-BOXERと呼ばれることになった。
新型フォレスターにも、XVハイブリッドと同様の出力が小さい10kwのモーターが装備されている。エンジン出力もXVハイブリッドよりダウンされており、145ps&188Nmとなった。これは、エンジン単体での燃費効率の向上が狙いだ。フォレスターは、XVハイブリッドより車重が重いので、このスペックだけ見ると、XVハイブリッド以上に走らないハイブリッドシステムのように感じる。
しかし、大きな変更点があった。それは、ニッケル水素バッテリーから、リチウムイオンバッテリーへ変更された。インバーターなども若干効率をアップ。効率のよいリチウムイオンバッテリーが採用されたことなどで、電圧は100Vから118Vへアップ。電圧アップにより10kWという出力こそ同じだが、より早く最高出力に達することができ、実用出力を向上。20~40㎞/h時のEV走行をより長く維持できるようになり燃費が向上した。
リチウムイオンバッテリーを搭載したとはいえ、10kWのモーターでは、やはりモータードライブの領域は極めて狭く、モーターの存在感が薄いハイブリッドだ。ハイブリッドのe-BOXERは、ガソリン車に対して100㎏以上も重い。そのため、力強さという点では2.5Lガソリン車が圧倒する。高速道路など速度域が高くなると、もはやe-BOXERのメリットはあまりない。e-BOXERは、市街地などでの低速域で使う顧客に向く。
新型フォレスターe-BOXERの燃費は、JC08で18.6㎞/L。2.5L車と比べると、4.0㎞/L燃費が向上している。約30%弱の燃費向上だ。より実燃費に近いと言われるWLTCモードの燃費は、14.0㎞/Lとなる。WLTC燃費だと、2.5Lガソリン車と比較すると、わずか0.8㎞/Lの燃費アップに止まる。なんと、6%しか燃費がアップしていない。
新型スバル フォレスターのグレード選び
新型スバル フォレスターのグレード選び。新型フォレスターのエンジンは、2.5Lガソリン車と2.0Lハイブリッドのe-BOXER。まず、この選択から。お勧めは、2.5Lのガソリン車。e-BOXERは、価格が高く力強さは2.5Lに劣り、燃費もそれほど良くない。あえて積極的に選ぶ理由が見当たらない。強いて上がるのであれば、ドライバーモニタリングシステム。このドライバーモニタリングシステムは、e-BOXERにのみ装備されている。他のグレードでは、オプションでも選べないので、ドライバーモニタリングシステムが欲しいというのであれば、e-BOXERを選ぶしかない。e-BOXERのグレードは、Advanceのみで価格は3,099,600円。装備は充実しており、本革シートやパワーリフトゲート、サンルーフ、ナビなどはオプションとなる。
あまり、ハイブリッド車としての魅力を感じさせないe-BOXERだが、初期の受注では約4割も占める人気グレードになった。
2.5Lのガソリン車は、Premium、Touring、X-BREAKの3グレード構成。PremiumとTouringの違いは、主に豪華装備の差。Touringは17インチ、Premiumは18インチホイールになる。その他の装備差は、Premiumにはパワーシートやアイサイトセイフティプラスなどが標準装備されている。
やや趣が異なるのがX-BREAK。X-BREAKは、アウトドアでよりアクティブに使える機能を付加したモデル。ラフロードなどにも対応する17インチのオールシーズンタイヤと専用ホイールを標準装備。インテリアや外観には、レッドオレンジの加飾がプラスされ差別化されている。また、ルーフレールやリヤスポーラーも標準装備。シート表皮は、撥水ファブリック/合成皮革。アウトドアなどでの使い勝手の良さをアピールしている。
予算重視であるのなら、Touringで十分といった印象。ただ、スバルは安全性能をアピールしている割には、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/ やアダプティブドライビングビームなど、日常的に使う予防安全装備がオプション設定になっている。これくらいの装備は、もはや標準装備化が当たり前だ。TouringとX-BREAKを選ぶ場合、アイサイトセイフティプラスをオプション選択する必要がある。
全てのグレードでナビはオプション。上級機種は約25万円とかなり高額。こうなると、新型フォレスターの価格はどのグレードも軽く300万円を超える高額車種となる。高級車としての価値というのであれば、高級装備が充実したPremiumの満足度が高くなる。
新型スバル フォレスター価格
・フォレスター Advance(e-BOXER) 3,099,600円
・フォレスター Premium 3,024,000円
・フォレスター Touring 2,808,000円
・フォレスター X-BREAK 2,916,000円
新型スバル フォレスターの燃費、ボディサイズ、スペックなど
代表グレード:スバル フォレスター Premium
全長×全幅×全高(mm) 4625×1815×1715
ホイールベース(mm) 2670
トレッド[前/後](mm) 1565/1570
車両重量(kg)1530
最小回転半径(m) 5.4
JC08モード燃費(㎞/L) 14.6 WLTCモード燃費(㎞/L) 13.2㎞/L
エンジン FB25型 水平対向4気筒2.5L DOHC 16バルブデュアルAVCS 直噴
排気量(㏄) 2498 圧縮比 12.0
最高出力[ネット] [kW(PS)/rpm] 136(184)/5800
最大トルク[ネット] [N・m(kgf・m)/rpm] 239(24.4)/4400
ミッション リニアトロニック(CVT)
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