日産デイズ新車情報・購入ガイド クラストップレベルの実力派がマイナーチェンジ

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【日産】2023/10/15

日産デイズ、デイズハイウェイスター

 

高い完成度を誇る日産デイズ

 

日産は、ハイト系軽自動車のデイズをマイナーチェンジし発売を開始した。

初代日産デイズは、2013年に登場。日産と三菱による合弁会社NMKVが企画・開発を行った。主に日産が企画、三菱が開発と生産を担当。

そして、現行モデルとなるB40系日産デイズは、2019年にデビュー。このモデルから、主に日産が企画・開発、生産を三菱が担当するようになった。日産にとって初めての軽自動車開発となったモデルだ。

そのため、2代目日産デイズ(B40系)は、気合の入った開発が行われ、非常に高い完成度を誇るハイト系軽自動車となった。車重こそライバル車であるスズキ ワゴンRに比べやや重いものの、操縦安定性や乗り心地などは、デビュー時クラストップレベルを誇った。

また、このデイズは、開発当初から、BEV(バッテリー電気自動車)も兼ねることが前提となっていた。2022年に登場した軽自動車のBEVである日産サクラは、このデイズがベースとなっている。

日産デイズ、デイズハイウェイスター
日産デイズハイウェイスター

日産デイズ、デイズハイウェイスター
日産デイズ基準車

 

 

デジタル・Vモーショングリルで、より迫力あるフェイスに変更

 

日産デイズ(B40系)のマイナーチェンジでは、まずフロントフェイスが変更された。メインの変更点であるグリルは、デジタル・Vモーションが採用されている。

ハイウェイスターシリーズは、Vモーションの太さが上下にグラデーションで変化するクロームメッキのラインとなった。また、水平基調のワイドなリヤバンパーにより、精悍で先進観を感じられる佇まいとしている。

マイナーチェンジ前のモデルは、スポーティでやや軽快感あるデザインだったが、マイナーチェンジ後では、かなり威圧感ある重厚なフェイスとなった。

基準車となるX、Sグレードでは、デジタル・Vモーションとヘッドランプ、フロントグリルを一体化。モダンで親しみやすいデザインとしている。先代よりもシャープな精悍さがあるデザインだ。

そして、ハイウェイスターシリーズには、スポーティーな印象を持つ14インチの切削アルミホイールを装備。基準車には、日本の風景にマッチする立体的で和モダンなフルホイールカバーを新設定した。

日産デイズ、デイズハイウェイスター

 

 

質感を高めたインテリア

 

インテリアは、ハイウェイスターXシリーズに、ブラウン系とブルー系の混色配合で作った深みのあるブラックのトリコット地にエンボス加工を施したシート地を採用。

また、ハイウェイスターGターボシリーズには、カシス色のアクセントが入ったパーフォレーション加工を施したフルレザー調素材を採用し、内装の質感を高めた。

そして、ハイウェイスターシリーズのボディカラーには、日産として初採用のシルキーライラックを含む6色の新色を用意。さらに、2トーン5色とモノトーン7色の合計12色、X、Sグレードには2トーン3色とモノトーン8色の全11色の多彩なバリエーションを用意した。

日産デイズ、デイズハイウェイスター インパネ

日産デイズ、デイズハイウェイスター シート

 

 

安全装備を大幅強化

 

そして、デイズは軽自動車とはいえ、安全装備は重要。マイナーチェンジ後のデイズでは、軽自動車として初めて「後側方車両検知警報(BSW)」と「後退時車両検知警報(RCTA)」を標準設定。どちらもうっかり接触を避けるための機能。車線変更時やバックでの出庫時などの時に機能する装備なので、使用頻度も高く実用性能の高い安全装備だ。日産が提唱する360°セーフティアシストを実現させている。

また、これまでハイウェイスターシリーズに標準装備していた、夜間の視認性向上につながる「LEDヘッドランプ」を新たにXグレードにもオプション設定。

さらに、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、自転車に乗った人の検知を可能とするなど性能を向上させ、安全性能に磨きをかけた。

日産デイズ、デイズハイウェイスター RCTA

ホンダN-ONE VS 日産 デイズ比較評価

日産デイズ新車情報・試乗評価一覧

ダイハツ タントファンクロス VS スズキ スペーシアギア 徹底比較・評価

スズキ ワゴンRスマイル vs ダイハツ ムーヴキャンバス比較評価

日産サクラ試乗記・評価

軽自動車新車情報・試乗評価一覧

日産デイズ、デイズハイウェイスター新車価格

駆動 エンジン グレード ミッション 価格(円)
2WD BR06 S エクストロニック
CVT
1,437,700
 X 1,478,400
BR06-SM21 ハイウェイスターX 1,698,400
ハイウェイスターX プロパイロットエディション 1,798,500
BR06-SM21
インタークーラーターボ
ハイウェイスターG ターボ 1,838,100
ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション 1,929,400
4WD BR06 S 1,588,400
 X 1,629,100
BR06-SM21 ハイウェイスターX 1,849,100
ハイウェイスターX プロパイロットエディション 1,949,200
BR06-SM21
インタークーラーターボ
ハイウェイスターG ターボ 1,988,800
ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション 2,080,100

 

 

日産デイズ、デイズハイウェイスター燃費、ボディサイズなどスペック

代表グレード:デイズ ハイウェイスターX プロパイロット エディション

型式:B44W

ボディサイズ[mm]: 3,395×1,475×1,650

ホイールベース[mm]: 2,495

最低地上高[mm]: 155

最小回転半径[m]: 4.5

車両重量[kg]: 870

総排気量[cc]: 659

エンジン種類:BR06ーSM21 直3 DOHC

エンジン最高出力[kW(ps)/rpm]:38(52)/6,400

エンジン最大トルク[N・m(kg-m)/rpm]: 60(6.1)/3,600

フロントモーター型式 :SM21

フロントモーター最高出力 kW/rpm  2.0/1,200

フロントモーター最大トルク N・m/rpm  40/100

ミッション:CVT

WLTCモード燃費[km/l]: 23.3km/l

サスペンション前/後:マクファーソン/トーションビーム

タイヤサイズ前後:155/65R14

 

 

上品な迫力フェイスのデイズ「ハイウェイスター アーバンクロム」を新投入

 

デイズのマイナーチェンジに合わせ、従来オーテックが行っていたカスタマイズモデルも新機種投入とマイナーチェンジが行われた。

オーテックから日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)へ変更になり、デイズには新しくデイズ「ハイウェイスター アーバンクロム」が投入された。

デイズ「ハイウェイスター アーバンクロム」のエクステリアは、ダーククロムのフロントグリルやバックドアフィニッシャーを装着。精悍さと迫力をアップ。シャープな専用スポークホイールで、躍動感やプレミアム感を表現。シルバードアミラーをコーディネートするいことで、クールでスタイリッシュな印象を際立たせている。また、専用エンブレムも装備し、特別感をアップしている。ギラギラ感と迫力をアップしながら、上品にまとめられているのが特徴だ。

インテリアには、柔らかな手触り、かつ、防水機能を備えたシートや、専用ライトグレーステッチを施した本革巻ステアリングやレザー調インストパネルを採用。カスタマイズ車らしい、より上質さを感じられる空間とした。ボディカラーは、「アーバンクロム」専用2トーン3種類を含めた、全9種類をラインアップ。

日産デイズハイウェイスターアーバンクロム
日産デイズハイウェイスターアーバンクロム

日産デイズハイウェイスターアーバンクロム シート

日産デイズハイウェイスターアーバンクロム インパネ

 

 

日産デイズ「ハイウェイスター アーバンクロム」新車価格

車種 駆動 エンジン グレード ミッション 価格(円)
ハイウェイスター
アーバンクロム
2WD BR06-SM21 ハイウェイスターX アーバンクロム エクストロニック
CVT
1,764,400
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション 1,864,500
BR06-SM21
インタークーラーターボ
ハイウェイスターG ターボ アーバンクロム 1,915,100
ハイウェイスターG ターボ アーバンクロム プロパイロットエディション 2,006,400
4WD BR06-SM21 ハイウェイスターX アーバンクロム 1,915,100
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション 2,015,200
BR06-SM21
インタークーラーターボ
ハイウェイスターG ターボ アーバンクロム 2,065,800
ハイウェイスターG ターボ アーバンクロム プロパイロットエディション 2,157,100

 

 

日産デイズ「ハイウェイスター アーバンクロム」主要装備、ボディカラーなど

仕様 ハイウェイスター アーバンクロム
特別装備 ・専用ダーククロムフロントグリル
・Urban CHROMEエンブレム<リヤ>
・専用15インチアルミホイール*
・専用ダーククロムバックドアフィニッシャー
・サイドターンランプ付電動格納式リモコンシルバードアミラー(ドアロック連動自動格納機能付)
・ボディサイドストライプ(シルバー)<オプション>
・防水シート(ブラック)フレーザークロス®/パートナー® コンビシート
・本革巻ステアリング(専用ライトグレーステッチ)*
・レザー調インストパネル(専用ライトグレーステッチ)*

*グレード別装備
ボディカラー カンジュクカシス(P)/ブラック(P)2トーン<#YBC・特別塗装色>【Urban CHROME専用】
ホワイトパール(3P)/ブラック(P)2トーン<#XEP・特別塗装色>【Urban CHROME専用】
ブラック(P)/スターリングシルバー(M)2トーン<#XDE・特別塗装色>【Urban CHROME専用】
スパークリングレッド(PM)/ブラック(P)2トーン<#XCF・特別塗装色>
ホワイトパール(3P)<#QBB・特別塗装色>
プレミアムサンシャインオレンジ(M)<#EBT・特別塗装色>
オーシャンブルー(PM)<#RCD>
チタニウムグレー(M)<#KBW>
ブラック(P)<#GAS>

(P)はパール、(3P)は3コートパール、(M)はメタリック、(PM)はパールメタリックの略です。
※内装色は、ハイウェイスターX アーバンクロムはブラック〈G〉、ハイウェイスターG ターボ アーバンクロムはプレミアム〈Z〉。

 

 

ボレロは、基準車と同等の変更

 

日産デイズ「ボレロ」もマイナーチェンジに合わせ改良が施された。デイズボレロは個性的で愛着のあるエレガントなスタイルを特徴としたカスタムカー。

マイナーチェンジではベース車と同様に、ラジエーターグリルを一新。デジタル・Vモーションを採用するなどのデザインを変更し、安全性や使い勝手の向上を図りました。

また、ボディカラーにおいて、3種類の「ボレロ」専用2トーンカラーを新たに設定。その他2種類の新色を含む、全10種類のカラーバリエーションとした。

日産デイズ ボレロ
日産デイズ ボレロ

日産デイズ ボレロ  シート

日産デイズ ボレロ  インパネ

 

 

日産デイズボレロ新車価格

車種 駆動 エンジン ミッション 価格
ボレロ 2WD BR06 エクストロニック
CVT
1,600,500
4WD 1,751,200

 

 

日産デイズボレロ主要装備、ボディカラーなど

仕様 ボレロ
特別装備 ・サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(ホワイトパール)
(ドアロック連動自動格納機能付)*
・アウトサイドドアハンドル(ホワイトパール)*
・専用エンブレム(Bolero)
・専用14インチアルミホイール(ホワイト)
・専用ソフトレザー調/トリコットコンビシート(ステッチ付)
・専用本革巻ステアリング(ベージュ/ブラウンピンクコンビ&ブラウンピンクステッチ付)
・専用インストパネル(ソフトパッド・ブラウンピンク)
・ドアトリムクロス(トリコット アイボリー〔無地〕)
・助手席サンバイザー(バニティミラー付)
・メッキボタン付シフトノブ
・メッキインナードアハンドル
・インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
 

*ボディカラーがホワイトパール(3P) / シルキーライラック(PM) 2トーン、および、ホワイトパール(3P)の場合は
シルキーライラック(PM)、フローズンバニラパール(M) / アッシュブラウン(M) 2トーンの場合はアッシュブラウン(M)となります。
ボディカラー シルキーライラック(PM)/ ホワイトパール(3P)2トーン <#YBD・特別塗装色>【Bolero専用色】
アッシュブラウン(M)/ ホワイトパール(3P)2トーン <#XFJ・特別塗装色>【Bolero専用色】
ホワイトパール(3P)/ シルキーライラック(PM)2トーン <#YBE・特別塗装色>【Bolero専用色】
フローズンバニラパール(M)/ アッシュブラウン(M)2トーン
<#XCJ・特別塗装色>【Bolero専用色】
ブラック(P)/ ホワイトパール(3P)2トーン <#XFF・特別塗装色>【Bolero専用色】
ソルベブルー(M)/ ホワイトパール(3P)2トーン <#XLL・特別塗装色>
ホワイトパール(3P)<#QBB・特別塗装色>
アッシュブラウン(M)<#CBA・特別塗装色>
スパークリングレッド(PM)<#NBR>
フローズンバニラパール(M)<#HAK>

(PM)はパールメタリック、(3P)は3コートパール、(M)はメタリック、(P)はパールの略です。
※内装色はモーヴピンク

 

 

ホンダN-ONE VS 日産 デイズ比較評価

日産デイズ新車情報・試乗評価一覧

ダイハツ タントファンクロス VS スズキ スペーシアギア 徹底比較・評価

スズキ ワゴンRスマイル vs ダイハツ ムーヴキャンバス比較評価

日産サクラ試乗記・評価

軽自動車新車情報・試乗評価一覧

 

 

 

 

【関連記事】

【オススメ記事】