AFEELA Prototypeの目次
とくに変化が見られなかったアフィーラ
ホンダのブースの隣には、ソニー・ホンダモビリティの出品したアフィーラ プロトタイプ車が展示されていた。アメリカのCESで発表されているものだが、日本では初公開となる。
ソニー・ホンダモビリティという会社は、「高付加価値のエレクトリック・ビークル(EV)」の販売とサービスを提供することを目的に、2022年9月に設立された。
100億円の資本金は、ソニーとホンダが50%ずつ出資している。量産車については、2025年前半より先行受注を北米で開始し、その年の後半には正式に販売が開始というスケジュールが発表されている。日本では少し遅れて販売するという。
今回出展されたアフィーラのプロトタイプは、基本的にCES2023でお披露目したものと同じ。それ以降、いくつかのイベントにも出展されてきた。
各イベント会場では、それなりに注目を集めたというが、今回にJMSでどれだけ注目を集めることになるか。デザイン的には際立って斬新さを感じさせるものではないし、発表の内容もCES2023から踏み込んではいないようだ。
間もなく来年早々にはCES2024が開催されるから、JMSの時点で発表できることは少ないのだろう。大容量の電池を搭載し、安全装備からエンタメ装備に至るまで最新の仕様を搭載するとい。だが、1000万円級の価格が想定されるだけに、アフィーラがどれだけ浸透できるか、未知数であるだけに、大いに注目される。
<レポート:松下宏>
ホンダ ステップワゴンスパーダ失敗・後悔しないための新旧比較
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