日産ノートe-POWER 新車情報・購入ガイド 斬新フロントフェイスとなったマイナーチェンジ

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【日産】2023/12/15

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

 

劇的進化を遂げたE13型3代目ノートがマイナーチェンジ

 

日産は、E13型3代目ノートをマイナーチェンジして、2024年1月下旬より発売すると発表した。

E13型3代目日産ノートは、2020年12月に発売されたBセグメントのコンパクトカー。このE13型3代目ノートは、劇的進化を遂げたモデルだ。

まず、プラットフォームは、ルノーとのアライアンスで新開発されたコンパクトカー用CMF-Bを採用。このプラットフォームの採用により、運動性能が飛躍的に向上。

さらに、ハイブリッドシステムは、第2世代の1.2L e-POWERが採用された。先代ノートのe-POWERに対して、モーターを変更。トルクを10%、出力は6%向上させ、よりパワフルになった。それだけでなく、インバーター類も、40%の小型化と30%の軽量化を実現している。

そして、電動4WDも新開発。リヤには、先代の約14倍もの駆動力を発生する50kWのモーターを採用。前後のモータートルクを緻密にコントロールすることにより、雪道などの滑りやすい路面からドライ路面まで、最適な駆動力を確保。カーブなどでは、駆動力配分を自在にコントロールすることで、走る楽しさもプラスしている。

こうした最新テクノロジー満載したこともあり、E13型3代目日産ノートは2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

 

 

意外と激変したフロントフェイス!?

 

E13型日産ノートは、こうした最新テクノロジーが満載していることもあり、マイナーチェンジは軽微な変更となっている。内外装の変更がメインだ。

まず、フロントフェイスが一新された。フロントグリルは、新時代のデジタルVモーションを採用。セレナe-POWERにも似たテイストで、近未来的な印象が強くなっている。

また、フロント、リヤバンパーをボディカラーと同色として、車両全体の統一感を図った。

有彩色のボディカラーには、同色のカラードグリルを、無彩色のボディカラーにはダークメタルグレーのグリルを採用し、フロントフェイスを豊かに表現している。

リヤバンパーの下部には、アシンメトリーな模様を施し、日本の風景に溶け込む佇まいとしている。

16インチホイールカバーは、日本の伝統的な幾何学模様の新デザインを採用。立体感と和モダンを演出している。

ボディカラーには、太陽光では赤みを帯び、陰に入ると青が表現される「スミレ」と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」の2色の新色を採用。2トーンカラーをはじめ、合計14色を用意している。

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

 

 

使い勝手に主眼を置いたインテリア

 

インテリアは、インパネに水引をモチーフにしたデザインを採用。シート地にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した雰囲気に仕上げた。

さらに、装備や機能、使い勝手面も改良した。まず、装備・機能面では、LEDヘッドランプを全グレード標準装備。夜間走行時の視認性を向上させている。

インテリジェントキーは、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする、「降車時オートロック機能」を備え、使い勝手を向上した。

使い勝手面では、助手席側にあるグローブボックスの容量を拡大。収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やティッシュボックスなど、かさばりやすいものをすっきりと収納できるようになり、利便性が向上している。

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

 

 

日産ノートe-POWERの後悔・失敗しないお勧めグレード選び

 

日産ノートe-POWERのグレードは、なんとXグレードのみの設定で、4WDもX  FOURのみだ。グレードによる選択肢はなく、アルミホイール、アダプティブLEDヘッドライトシステムを除き、5種類のセットオプションから必要なものを選ぶ方法になる。

お勧めセットオプションは以下の通り。このセットオプションであれば、過不足なく満足度の高い仕様になる。これに、アダプティブLEDヘッドライトシステムも選択したいところだ。

●インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)

 ●インテリジェント ルームミラー

●ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)

●統合型インターフェースディスプレイ

●USB電源ソケット(タイプA 1個、タイプC 1個)

●ワイヤレス充電器 ●NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)

●車載通信ユニット(TCU[Telematics Control Unit])

●ETC2.0ユニット(ビルトインタイプ)

●プロパイロット(ナビリンク機能付)

●プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)

●SOSコール

●インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)

●BSW(後側方車両検知警報)

●RCTA(後退時車両検知警報)

この他、もっと簡素化されたセットオプションも設定されているが、装備的に少々満足度は下がってしまう。ならば、あえて新車ではなく、フル装備のマイナーチェンジ前高年式中古車を選択肢にいれるのもよいだろう。

日産ノートe-POWER マイナーチェンジ

 

 

日産ノートe-POWER vs ホンダ フィットe:HEV徹底比較!

トヨタ アクア VS 日産ノートe-POWER比較評価

日産ノート動画・評価

日産ノート新車情報・試乗評価一覧

ハイブリッド車新車情報・試乗評価一覧

コンパクトカー新車情報・試乗評価一覧

 

日産ノートe-POWER新車価格

・ノートe-POWER X FF  2,299,000円

・ノートe-POWER X FOUR  4WD 2,580,600円

 

日産ノートe-POWER燃費、ボディサイズなどスペック

代表グレード ノートe-POWER X FF

全長×全幅×全高 mm  4,045×1,695×1,520

ホイールベース mm  2,580

トレッド(前/後) mm  1,490/1,490

最低地上高 mm  135

車両重量 kg  1,230

エンジン型式  HR12DE型

エンジンタイプ  直列3気筒DOHC

総排気量 ㏄ 1,198

エンジン最高出力 kW(ps)/rpm  60(82)/6,000

エンジン最大トルク N・m(kgm)/rpm  103(10.5)/4,800

モーター型式  EM47

モーター最高出力 kW(ps)/rpm  85(116)/2,900-10,341

最大トルク N・m(kgm)/rpm  280(28.6)/0-2,900

バッテリー種類 リチウムイオン

燃費(WLTCモード ㎞/L) 28.4

サスペンション 前:ストラット 後:トーションビーム

タイヤ 前後  185/60R16

最小回転半径 m  4.9

【関連記事】

【オススメ記事】