レクサスRX新車情報・購入ガイド 価格アップを最小限に抑えた価値ある深化

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【レクサス】2025/03/07

レクサスRX

 

走行性能の深化と装備向上の一部改良

 

レクサスは、ラグジュアリーSUVのRXを一部改良し発売を開始した。今回の一部改良は、主に乗り心地やハンドリング、静粛性などを向上させている。

5代目となるレクサスRXは、2022年11月に登場。レクサスブランドの中核モデルとして、歴代RXが大切にしてきた上質な乗心地と静粛性を大事にしながら、「走って楽しいクルマ、運転していると自然と笑顔になれるクルマ」を目指した。

また、デビュー時に設定されていたパワーユニットは、2.4L直4ターボハイブリッドを搭載したRX500h、2.5L PHEVのRX450h+、純ガソリンの2.4L直4ターボのRX350を設定。そして、やや遅れて2023年7月に直4 2.5LハイブリッドのRX350hが投入されている。ラグジュアリーSUVだが、全車4気筒エンジンとなっているのも特徴だ。先代RXに設定されていた、3列シートモデルは廃止されている。

この5代目レクサスRXは、従来のモデルより、かなり走行性能にもこだわった。どのグレードもそれぞれのパワーユニットの特性を生かしながら、アクセルレスポンに優れ、イメージ通りにカーブを抜けていく気持ち良い走りを披露した。

 

今回の一部改良は、こうしたレクサスRXの走りの良さをさらに深化させた。一部改良の概要は以下の通り。

レクサスRX

レクサスRX

レクサスRX

 

■Always Onの思想に基づくさらなる走りの深化

 

・アブソーバー減衰力、AVS制御定数、EPS制御定数等、シャシーのセッティングを最適化。車両の上下挙動を低減するなど、フラット感のある上質な乗り心地、操縦安定性を実現。

・ドライバビリティの改良として、RX500hでは、駆動力特性を変更。低開度域ではアクセルコントロール性を高め、踏み増し時はパラレルハイブリッドシステムの持つパワフルでレスポンスのいい加速感を実現。減速度の初期応答性を高め、車両コントロールのしやすさを向上。

RX450h+/RX350hでは、アクセル開度に対する駆動力特性の出し方を変更し、レスポンスおよびコントロール性を高めることで、ドライバーの操作に対して車両が素直に応える乗り味を追求。

・Dynamic Rear Steering(DRS)を、RX500hに加え、RX450h+/RX350hのAWD車にも設定拡大。低速での高い取り回し性と高速での安心感を実現。さらに、Sportモード選択時の同相転舵領域を中速にまで拡大することで、旋回時の応答性を向上。

レクサスRX

 

 

■さらなる静粛性を追求

 

ダッシュインナーサイレンサーの目付量アップ、インストルメントパネルへの吸音材追加などを実施。エンジンノイズを低減。さらに、リヤドアガラスへのアコースティックガラス採用や、リヤボディ周りへの制振材・吸音材の追加により、後席周りの騒音を低減し、心地よい静粛感を追求。

RX500hでは、エンジン制御を見直すことにより、エンジンノイズを低減。加えて、車両の走行状態に応じた走行サウンドにより快適なドライブ空間を演出するASC(アクティブサウンドコントロール)のチューニングを刷新。Sportモード選択時において、減速時のサウンドを追加し、音が聞こえる方向もチューニングすることで、より臨場感のあるサウンドを実現。

レクサスRX

 

■デザインの進化

 

・RX500h“F SPORT Performance”/RX350“F SPORT”の内装色にホワイトを追加。ホワイトとブラックとのハイコントラスト配色により、ラグジュアリーかつスポーティな室内空間を表現。

フロントコンソール前部に室内イルミネーションを追加。加えて、輝度を高めることで、よりラグジュアリーな室内空間を実現。

RX450h+/RX350h/RX350の“version L”では、従来の21インチタイヤ&ホイール(ダークグレーメタリック塗装/ダークプレミアムメタリック塗装)に加え、21インチタイヤ&ホイール(ダークグレーメタリック塗装+切削光輝)を新たにメーカーオプション設定。幅広い選択肢の中からお選びいただく楽しさをご提供。

レクサスRX

 

■先進性・安全性・利便性をより高める機能・装備の拡充。

 

・液晶メーターを12.3インチフル液晶メーターに変更し、メーターパネルの視認性を向上させることで、ドライバーがより運転に集中することができる室内空間に改善。

RX350“F SPORT”に、高度運転支援技術「Lexus Teammate」の「アドバンストパーク(リモート機能付)」を標準設定。安全・安心なドライブに一層貢献。

レクサスRX

レクサスRX

 

価格アップは最小限?

 

細部にわたり深化を遂げた新型レクサスRX。制御系の改良に加え、装備も充実したことから、新車価格もアップした。人気グレードのRX350hバージョンL(AWD)の価格は811万円となった。改良前に比べ15万円のアップとなっている。DRSが追加装備されるなどしたことなどを踏まえると、価格アップは最小限に抑えられている。価値ある改良だ。

 

 

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レクサスRX新車価格

 

・RX500h “F SPORT Performance” AWD  9,030,000円

・RX450h+ “version L” AWD  8,870,000円

・RX350h “version L” FF 7,600,000円/AWD  8,110,000円

・RX350 “version L”  FF 6,680,000円/AWD  7,090,000円

・RX350 “F SPORT”  AWD  7,130,000円

 

 

 

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