アルファロメオ ジュリエッタ新車情報・購入ガイド 特別外装色を施した150台の限定車アルフィスティ登場 [CORISM]

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【アルファロメオ】2014/02/06

価格据え置きでお買い得だが、ほぼ違いはボディカラーのみなので特別感は少ない?

 アルファロメオは、Cセグメントのハッチバックモデルであるアルファ ロメオ ジュリエッタの国内導入2周年を記念し、アルファロメオ ジュリエッタ スポルティーバの限定モデル「ジュリエッタ スポルティーバ アルフィスティ(Giulietta Sportiva Alfisti)」を150台の限定で発売を開始した。

 アルファロメオ ジュリエッタは、2012年に国内デビューしたCセグメントのハッチバックモデル。このCセグメントは激戦区で、ベンチマークされているのはフォルクスワーゲン ゴルフであり、最大のライバルでもある。ジュリエッタは、1.4Lのダウンサイジングターボエンジンを搭載し、170馬力をアウトプットするスポーティなモデルとして登場。アルファらしい元気のよいパワーユニットと、切れ味鋭いハンドリングが特徴だ。

 今回投入された限定車のベース車であるジュリエッタ スポルティーバは、サイドフェンダーの専用エンブレム、アルファ ロメオのモータースポーツシンボルである「クアドリフォリオ ヴェルデ」(イタリア語で緑色の四葉のクローバー)が施されたアルミキックプレート、専用の18インチアロイホイールを装着したエクステリア、レザーシートを組み合わせたインテリアが特徴の1.4Lエンジンを搭載したジュリエッタの最上級グレード。価格は368万円だ。限定車ジュリエッタ スポルティーバ アルフィスティのアルフィスティとは、アルファ ロメオファンの愛称を意味している。

 このジュリエッタ スポルティーバに、国内導入記念限定車として販売されたジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ アルフィスティに採用された三層仕上げメタリックの特別外装色「コンペティション レッド」を外装に採用。インテリアには、ブラックレザーシートを装備し、ラテン系のラグジュアリーを表現。そして、これらの装備を装着していながら、ベース車ジュリエッタ スポルティーバと同じ368万円となっている。

 確かにお買い得であることに間違いはないが、基本的にボディカラーが特別外装色という程度の限定車ということになる。逆にいえばコンペティション レッドというボディカラーにこだわらなければ、慌てて買う必要もないというこもなる。そうなると、特別感の少ない限定車ともいえ、どちらかというと限定車でお買い得なので値引きできない、という営業的に値引き抑制する目的も見え隠れする。そうならないように、実際の商談では通常のスポルティーバで商談し、成約直前に同じ条件の値引き額のまま、対象車種を限定車に替えてみる方法をとってみてもいいだろう。同等の値引きができないということなら、通常モデルという選択でもいいだろう。

 ジュリエッタは激戦区のCセグメント車。価格的にはゴルフなどと比べると、やや割高な印象。ゴルフを含め、ボルボV40やメルセデス・ベンツAクラスなどと競合させることが良い条件の買い物をするための条件となる。

■アルファロメオ ジュリエッタ スポルティーバ アルフィスティ概要
台数: 限定150 台
価格: 3,680,000円
装備: ジュリエッタ スポルティーバと同一

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(レポート:CORISM編集部

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