アルファロメオから「ジュリエッタ」の名前が復活!~来春のジュネーブショーで「147」後継としてデビュー~[CORISM] [CORISM]

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【アルファロメオ】2009/12/05

010年春に世界デビューする「アルファロメオ ジュリエッタ」(「アルファ 147」後継モデル)

アルファロメオ100周年を記念し伝統のネーミングが復刻!

写真は「アルファロメオ ジュリエッタ スプリント」[1959年]

写真は「アルファロメオ ジュリエッタ スプリント」[1959年]

 イタリア・トリノのフィアット グループ オートモービルズ社は、来春スイスで開催されるジュネーブモーターショーで、「アルファロメオ ジュリエッタ」を世界デビューさせることを明らかにした。アルファロメオ100周年を迎える2010年を記念し復活する「ジュリエッタ」の名は、1950年代から80年代まで続いた小型車の伝統的なネーミングである。今回、Cセグメントのハッチバックモデル「アルファロメオ 147」の後継モデルとして登場することになった。
 写真を見て分かるように、アルファロメオのスーパースポーツカー「8Cコンペティツィオーネ」のデザインモチーフを引用し100年の歴史を持つアルファらしさを全面に押し出しつつ、エッジを効かせたボディシェイプやLEDのデイタイムランニングライトをヘッドライト内に仕込むなど、イマドキのモダンさも兼ね備えたなかなか魅力的なデザインとした。ボディサイズは全長4350mmx全幅1800mmx全高1460mm、ホイールベース2630mmと、車幅以外はコンパクトにまとめられている。

新型「アルファロメオ ジュリエッタ」 インテリア

 新しいアルファ ジュリエッタには、アルファ MiToでも採用された車両挙動統合制御システム「アルファDNAシステム」を全車に標準装備する。「ダイナミック」「ノーマル」「オールウェザー」の3つのモードに合わせ、エンジンやステアリング、電子制御ディファレンス、VDCの統括制御を行う。
 搭載されるエンジンは、当初1.4 TB(120馬力)、1.4 TB MultiAir(170馬力)のガソリンターボ2機種と、1.6JTDM(105馬力)、2.0 JTDM(170馬力)のディーゼルターボ2機種が用意される。いずれもユーロ5の排出ガス基準をクリアしアイドリングストップ機構も標準装備される(欧州仕様)。さらに今後、これまた懐かしいネーミングを復刻させた1750 TBi ガソリンターボエンジン(235馬力)がスポーツ仕様「クアドリフォリオ・ヴェルデ」専用で追加される予定だ。
 アルファ ジュリエッタの日本への導入時期は未発表だが、MiToがデビュー早々に上陸したことを考えても、早期の導入に期待がかかる。

新型「アルファロメオ ジュリエッタ」 リアビュー

(レポート:CORISM編集部

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