アウディA3新車情報・購入ガイド 少し買い得感のある特別仕様車「Signature Edition」

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【アウディ】2020/05/07

特別仕様車Audi A3 Signature Edition

 

国内アウディ販売を支える基幹車種A3シリーズ

アウディは、コンパクトハッチバック/セダンであるA3に特別仕様車「Signature Edition」を設定し発売を開始した。

アウディA3は、2013年に発売された3代目となったモデル。2014年には、このクラスの輸入車では数少ないセダンも投入されている。

アウディA3は、グループであるフォルクスワーゲン ゴルフとプラットフォーム(車台)など、多くの部分を共用したモデル。その上で、アウディ流のデザインや走行性能が与えられている。

アウディにおいて、A3シリーズは販売台数面で非常に重要なモデル。発売直後の2014年度は、10,763台を販売。輸入車の販売台数ランキングでは6位。2015年度も6位と好調。

しかし、新車効果が薄れていくと、販売台数は徐々に少なくなり、2019年度の販売台数は6,233台で、輸入車販売台数ランキングでは、9位になっている。ただ、販売台数そのものは減ったものの、デビューから7年が経過しモデル末期に入っていることを考えれば、まずまずといったところだろう。

 

 

従来オプション設定の装備を標準装備化し、価格アップをやや抑えた特別仕様車「Signature Edition」

今回、新設定されたA3特別仕様車「Signature Edition」は、次期モデルの登場を待つまでの間、販売台数を支えるための仕様。A3はすでにモデル末期なので、お買い得感という付加価値をプラスした特別仕様車だ。

A3特別仕様車「Signature Edition」には、従来はオプションだったLEDライトパッケージ、コンビニエンスパッケージ(デラックスオートマチックエアコンディショナー、アドバンストキー、アウディパーキングシステム、リヤビューカメラ)およびアクセサリーのドアエントリーライト(フォーリングス)を標準装備。

また、新規オプションとしてテクノロジーパッケージ(フロント電動調整機能、マトリクスLEDヘッドライト、フロントダイナミックターンインディケーター、アウディ A3に新規導入のワイヤレスチャージング、Audi Sport製18インチアルミホイール)を用意した。さらに、オプションのナビゲーションplusパッケージ、S lineパッケージ、ラグジュアリーパッケージ、各内容が見直された。

 

 

大幅値引きを得られれば、価値ある1台に

A3 30 TFSI Signature Editionの価格は3,490,000円。従来のA3 30 TFSIの価格は3,040,000円なので、45万円の価格アップとなっている。

アウディは「お求めやすい価格」としているものの、従来のオプション価格を加味すると、わずかに安くなっている印象だ。

ただ、アウディA3に興味があれば、商談次第で非常に買い得感が出てくるだろう。まず、A3はモデル末期であること。さらに、新型コロナの影響でほとんどの自動車メーカーが販売台数が低迷している。こうなると、しばらくの間買い手が有利になるのは確実。

アウディA3の場合、BMW1シリーズやメルセデス・ベンツAクラスなどと競合すれば、モデル末期なので商品力で勝負することが難しい。こうなると、値引き勝負にでるしかない。近い将来フルモデルチェンジすることを前提に、価格次第では購入もあり、といった商談で攻めると良い。A3そのもののパフォーマンスは、モデル末期とはいえ、未だ高いレベルにある。そのため、大幅値引きを引き出せれば、価値ある買い物になるだろう。

 

 

アウディA3特別仕様車「Signature Edition」価格

・30 TFSI Signature Edition FWD  3,490,000円

・30 TFSI sport Signature Edition FWD 3,820,000円

・40 TFSI quattro Signature Edition  quattro(4WD)4,590,000円

・40 TFSI quattro sport Signature Edition quattro(4WD)
4,860,000円

 

 

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