アウディ、2011年ルマン24時間に新型マシン「R18」で参戦

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【アウディ】2010/12/15

 

アウディ R18[2011年 ルマン24時間レース 参戦車両]

初のクローズドボディを採用。10度目の総合優勝を目指す

アウディ R18[2011年 ルマン24時間レース 参戦車両] フロント
 アウディは、2011年のルマン24時間レースに新型レーシングカー「Audi R18」で参戦すると発表した。
アウディは、ルマン24時間レースに1999年のデビュー以来、「R8」「R10 TDI」「R15 TDI」を投入し、9回の総合優勝を獲得している。今回2011年大会に投入するR18は、アウディとして初めてクローズドボディを採用。カーボンファイバーのモノコック構造で、重量増を抑えつつ、より高い剛性を確保する。さらにフルLED仕様のヘッドライトを新採用し、さらなる重量低減を図っている。搭載するエンジンは、ルマンのレギュレーションに対応し、これまでの5.5リッターV10から3.7リッターV6に変更するが、TDIユニットを選択することでディーゼルコンセプトを継承する。エンジンのタウンサイジングに合わせ、新型6速トランスミッションの開発も行っているとのことだ。
R18は5月8日に行われるスパ・フランコルシャン6時間レースでデビュー。さらに、これに先がけ4月24日にルマンで行われる公式練習で初めてサーキット走行を経験し、本番に向けたデータ収集を実施。6月11日・12日で行われるレース本番では、チーム・ヨーストから3台のR18をエントリーさせ、10度目の総合優勝を狙う。

アウディ R18[2011年 ルマン24時間レース 参戦車両] 外観 画像

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(レポート:CORISM編集部

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