BMW 3シリーズ ツーリング新車情報 リセールバリューの高い待望のワゴンボディが登場。クリーンディーゼル車も設定されお買い得感満点! [CORISM]

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【BMW】2012/09/11

リセールバリュー、燃料費など、オススメは、320dのMスポーツ! 

BMW 3シリーズ ツーリング
 BMWは、主力の3シリーズに新たにワゴンボディの新型BMW3シリーズ ツーリングを追加して、発売を開始した。

 その昔、栄華を極めた国産車のワゴンマーケットは、レガシィツーリングワゴンやカローラ ワゴンなどの一部を残し、ほぼ絶滅に近い状態。しかし、輸入車のワゴンマーケットは、未だに好調で車種にもよるが、50%以上をワゴンが占めるモノも多く存在する。今回新しく登場したBMW3シリーズ ツーリングも、高い実用性とBMWの楽しい走りを同時に満たすことができることから、高い人気を誇るモデルだ。

 BMW3シリーズ ツーリングのデザインは、セダンからワゴンになったことで伸びやかで優雅なルーフラインが特徴になった。より後方へと広がったサイドウインドウが、ゆとりある空間をアピールする。また、大きく傾斜したDピラーとホフマイスター・キンクと呼ばれるBMWの特徴的なサイド・ウインドー後端の造形が、サイドビューに躍動感を与え、BMWらしいダイナミックな印象を強調している。さらに、先代モデルに比べ拡大したリヤトレッドと張り出したホイールアーチが、路面をシッカリととらえている踏ん張り感あるスタイルを生み出し、卓越した走りのパフォーマンスをもつクルマであることをアピールしている。

 注目のラゲージ・ルーム容量は、先代モデルから35L拡大した495Lものスペースを確保した。BMW3シリーズツーリングには、伝統のガラスハッチだけの開閉機能をもつ。少量の荷物をカーゴスペースに放り込むような使い方をするときに便利。また、リモート・コントロール・キーの操作および、テールゲート先端のボタンにより開閉が可能なオートマチック・テールゲート・オペレーションが標準装備。コンフォート・アクセスは、キーをポケットやハンドバックに入れたまま、ドアとテールゲートのロック/ロック解除、さらにエンジンの始動/停止もできる機能。リヤ・バンパー下のセンサーに足先を感知させれば、スマート・オープナー機能によってテールゲートを自動で開けることもできるので、よりスムーズに荷物を積み込むことができる。

 そんなBMW3シリーズツーリングには、2L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載した328iと、、2L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載するクリーンディーゼル車の320dブルーパフォーマンスが用意されている。ガソリン車の328iは、最高出力180kW(245ps)/5,000rpmおよび最大トルク350Nm(35.7kg-m)/1,250-4,800rpmを発生。いわゆるダウンサイジングエンジン+過給器で、低回転から最大トルクを発生させ、高いギヤを使い走ることで低燃費化されている。JC08モード燃費は、15.2km/Lを達成。エコカー減税では、75%減税となる。

 320dに搭載されるクリーンディーゼルエンジンは、2L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載。最高出力135kW(184ps)/4,000rpm、最大トルクは3.5Lガソリン・エンジンに匹敵する380Nm(38.7kg-m)/1,750-2,750rpmを発揮。JC08モード燃費は、なんとクリーンディーゼル国内ナンバー1の19.4km/Lを誇る。このクリーンディーゼルエンジンは、DPF(粒子状物質除去フィルター)により、黒煙やすすの主成分である排出ガス中の粒子状物質をフィルターに吸着させ、エンジン制御により燃焼・除去。また、NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒が、排出ガス中のNOx(窒素酸化物)を触媒内に一時的に吸蔵した後に、水、窒素、二酸化炭素に還元し排出する。これら2つのメンテナンスフリーのテクノロジーによって、大幅な排出ガスの低減を実現し、ディーゼル車に対する世界最高水準の排出ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合する高い環境性能を実現した。この成果により、エコカー減税100%減税となる。さらに、経済産業省が推進する「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」の対象となり、最大9万円の補助金の受給が可能だ。

 ディーゼル、ガソリン車ともグレードには、標準グレード / Sport / Modern / Luxury / Mスポーツと他多彩に用意されているのも特徴だ。

 セダン同様に、ツーリングの価格設定には、クリーンディーゼル車を積極的に買ってもらいたい、というBMWの想いが反映されたものになっている。クリーンディーゼルの320dは491万円からで、セダンの21万円アップ。ガソリンの328iも同じく21万円アップの591万円から。ガソリン車は、パワーで上回るものの、実際の使い方で重要なトルクや燃費は大きく上回っている。その上、価格は100万円も安いのだから、クリーンディーゼルの320dを選ばない理由はない。

 BMW3シリーズ ツーリングのリセールバリューは、セダンよりも高く、低年式になっても価格が付くくらい優秀なのでお勧めできる。今後、クリーンディーゼル車のリセールバリューが高くなるのか安くなるのか分からないので、100%オススメという訳ではないが、軽油とハイオクガソリンの価格差が約30円もあるので、燃料コストの安さは魅力。また、標準グレード / Sport / Modern / Luxury / Mスポーツと5つのグレードの中では、Mスポーツが最も人気が高くリセールバリューも高値安定。短い期間での乗り換えや、予算に余裕があるのなら44万円ほど高価だが、満足度は高いグレードといえる。

BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング


BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング

BMW 3シリーズ ツーリング

BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング


BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング

<BMW3シリーズ ツーリング価格>
・320d BluePerformanceツーリング ¥4,910,000
・320d BluePerformanceツーリング Sport / Modern / Luxury ¥5,110,000
・320d BluePerformanceツーリング M Sport ¥5,350,000
・328iツーリング ¥5,910,000
・328iツーリング Sport / Modern / Luxury ¥6,070,000
・328iツーリング M Sport ¥6,320,000

<BMW 3シリーズ ツーリングの主な標準装備品>
ブレーキ・エネルギー回生システム
エンジン・オート・スタート/ストップ機能
ドラインビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付)
バイ・キセノン・ヘッドライト(LEDスモールライト・リング、LEDアクセント・ライン付)
アダプティブ・ヘッドライト(バリアブル・ライト・コントロール機能、コーナリング・ライト付)*
リヤ・ビュー・カメラ(予測進路表示機能付)
PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(リヤ)
コンフォート・アクセス(テールゲート・スマート・オープナー機能付)
ルーフ・レール
オートマチック・テール・ゲート・オペレーション
クルーズ・コントロール(ブレーキ機能付)*
独立開閉式リヤ・ウインドー
ラゲージ・パーティション・ネット
オートマチック・エアコンディショナー
電動フロント・シート(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)
スルーローディング・システム(40:20:40分割可倒式リヤ・シート)
8.8インチ・ワイド・コントロール・ディスプレイ
HDDナビゲーション・システム(VICS3メディア対応)
iDriveコントローラー
地上デジタルTVチューナー(12セグ/ワンセグ自動切替)*
インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
スピーチ・コントロール(音声入力システム)
ハンズフリー・テレフォン・システム
USBオーディオ・インターフェース
ETC車載器システム(ルーム・ミラー内蔵タイプ)
*:BMW 328iツーリングに標準装備。ニューBMW 320d BluePeformanceツーリングにオプション装備。

BMW 3シリーズ ツーリング
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BMW 3シリーズ ツーリング


BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ ツーリング

(レポート:CORISM編集部

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