BMW 3シリーズ ツーリング新車情報・購入ガイド 320i xDriveツーリングおよび、335iツーリングを追加 [CORISM]

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【BMW】2013/04/25

攻めのBMW、3シリーズのラインアップで強化で輸入車ナンバー1を狙う?

BMW 3シリーズ ツーリング
 BMWは、2012年9月に発表したBMW 3シリーズ ツーリングのラインアップに、初となる右ハンドル仕様の4輪駆動モデル「BMW 320i xDriveツーリング、6気筒ガソリン・エンジン搭載のトップ・モデル「BMW 335iツーリング」を追加し発売を開始した。

 BMW 320i xDriveツーリングは、電子制御式多板クラッチ採用のフルタイム4輪駆動システム「xDrive」を搭載したモデルだ。BMWならではのキレのあるハンドリングと4輪駆動の高い走行安定性を融合している。

 また、ニューBMW 335iツーリングは、最高出力225kW(306ps)/5,800rpm、最大トルク 400Nm(40.8kgm)/1,200-5,800rpmを発揮する3L直列6気筒ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。0-100km/h加速は、5.2秒(ヨーロッパ仕様車値)と俊足ぶりをアピールする。

 BMW3シリーズは、国内で唯一ガソリン、クリーンディーゼル、ハイブリッドと3種類ものパワーユニットを用意している。国産メーカーでさえ、単一車種でこれだけのラインアップを揃えているところはない。さらに、3シリーズは欧州仕様が全幅1,800mmを超えていたのだが、日本のマーケットに合わせ全幅を1,800mmにボディサイズを変更している。現在のBMW3シリーズのラインアップは、徹底して日本のマーケットに、合ったモデルを瞬時に投入している。BMWのやる気は半端ではない。これらの車種追加により、BMW3シリーズは過去例をみないくらいのラインアップ数を誇るようになっている。

 一般的に輸入車の販売台数は少ないため、モデルやグレードを絞る傾向にあった。高級車という位置付けで、本国では多彩なラインアップがあっても、日本は2~3タイプあればOKだった。ブランド力を武器に、顧客のニーズよりメーカー側の効率と利益が優先されてきたのも事実だ。しかし、時代が変わり、顧客のニーズの多様化や価値観も変化した。ブランド力だけでは、もう売れない時代。顧客のニーズに合わせるのは当然で、価格面でも高いバリューが求められるようになってきたのだ。BMWはそういった時代の流れを敏感に察知し、より日本マーケットにしっかりと根を下ろしたマーケティング活動をしているように感じる。

 今回強化されたxDriveツーリングはAWD。主に降雪地をターゲットにしている。今でセダンのみだったが、これでワゴンモデルを好むユーザーの買い物リストに載ることになる。AWDでワゴンの輸入車は、今までアウディA4アバント クワトロの独占マーケット。つまり、アウディA4アバントなどに乗るユーザーを完全にターゲットとしている。アウディA4は、そろそろモデル末期に入っていて、最新の3シリーズと比べるとさすがに分が悪いので、まさにBMWのから見れば、今が攻め時だ。

BMW 3シリーズ ツーリング

BMW 3シリーズxDriveツーリング価格

・320i xDriveツーリング ¥5,010,000
・320i xDriveツーリングSport / Modern / Luxury ¥5,210,000
・320i xDriveツーリングM Sport ¥5,450,000
・335iツーリング ¥7,140,000
・335iツーリング Sport / Modern / Luxury ¥7,300,000
・335iツーリング M Sport ¥7,550,000

BMW 320i xDriveツーリング概要、燃費、スペックなど

・3シリーズ ツーリング初の4輪駆動モデルであり、かつ、BMWの全ツーリング・モデルにおいて初となる右ハンドル仕様の4輪駆動モデル。

・約50:50の理想的な前後重量配分を実現した後輪駆動モデル「ニューBMW 320iツーリング」に、いかなる路面状況においても卓越した運動性能を発揮するフルタイム4輪駆動システム「xDrive(エックス・ドライブ)」を搭載し、BMWならではの俊敏性と、4輪駆動の長所である走行安定性を高いレベルで融合。

・フルタイム4輪駆動システム「xDrive」は、通常時は40:60の前後駆動力配分を基本設定としながら、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度などの車両データから、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると、システムが電子制御式多板クラッチを装備したトランスファー・ギアボックスを介して瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分し、優れたロードホールディングを実現するインテリジェントな4輪駆動システムである。

・搭載される2.0リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンは、最高出力135kW(184ps)/5,000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1,250-4,500rpm発生し、スポーティなパワー・フィールを驚くほどの低燃費と低排出ガスで実現。

・高い環境性能を実現したエンジンに加え、高効率8速オートマチック・トランスミッション、無駄な燃料消費を抑制するエンジン・オート・スタート/ストップ機能、ブレーキ・エネルギー回生システム、電動パワー・ステアリングなど「よりクリーンに、よりパワーを。BMW EfficientDynamics(エフィシェントダイナミクス)」の設計思想に基づいた技術を採用し、燃料消費率(JC08モード)14.5km/lの低燃費を実現。
この結果、「平成27年度燃費基準+10%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成し、エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が75%減税、さらに、翌年度の自動車税が50%減税となる。

BMW 335iツーリング概要、燃費、スペックなど

・驚異的なパワーと高い環境性能を両立する直列6気筒ガソリン・エンジンを搭載した、ニューBMW 3シリーズ ツーリングのトップ・モデル。

・ツイン・スクロール・ターボチャージャーに、高精度ダイレクト・インジェクション・システム、バルブトロニック、および、ダブルVANOSを組み合わせた3.0リッター直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンは、最高出力225kW(306ps)/5,800rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,200-5,800rpmを発揮し、0-100km/h加速(ヨーロッパ仕様車値)においては、先代モデルを0.7秒も上回る、わずか5.2秒という圧倒的な動力性能を誇る。

・BMW EfficientDynamicsの設計思想に基づいた技術を数多く採用し、燃料消費率(JC08モード)は、従来モデルに比べ27%向上の12.7km/Lを実現。

・「平成27年度燃費基準」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成し、エコカー減税およびグリーン税制対象モデルとなり、自動車取得税および重量税の50%減税に加え、翌年の自動車税が25%減税となる。

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(レポート:CORISM編集部

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