BMWは7月15日に「X3」の2代目モデルの画像を公開した。2代目となる新型X3は、現行モデルよりもボディサイズをひとまわり拡大(全長4648×全幅1881×全高1661mm、ホイールベース2810mm)。これにより現行X3のイメージを受け継ぎつつ、上質で力強いフォルムへと生まれ変わる。
　新型X3のインテリアは、より上質で機能性も向上させているという。ボディサイズ拡大のおかげもあって、室内空間の余裕が増していることは間違いないはずだ。
　新型X3に搭載されるエンジンは、ガソリンが1種類でディーゼルは2種類用意される(欧州市場向け)。ミッションは8速ATと6速MT(ディーゼルのみ)が用意される。日本市場に導入されるであろうガソリンエンジンは、3リッターの直6直噴ターボ(306ps＆40.8kg-m)で、新型5シリーズの535iなどに搭載されるものと、基本的には共通のようだ。
　アイドリングストップシステムやブレーキエネルギー回生システムなど、BMWが推進する「エフィシエントダイナミクス」思想を取り入れた最新のエコ技術も惜しみなく投入。これにより、新世代のSUVにふさわしい、優れた環境性能を手に入れた。
　気になる新型X3の登場時期だが、正式発表は9月のパリモーターショー。年内には欧州で販売が開始される予定だ。

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