BMW 5シリーズ(G60)新車情報・購入ガイドの目次
計300台の限定車、ひと足早く受注開始!
BMWは、2023年第三四半期に日本国内において正式発表を予定している8代目となる新型BMW 5シリーズ(G60)の初期生産限定モデル「THE FIRST EDITION(ザ・ファースト・エディション)」の先行販売の受付を開始した。先行販売受付は、BMWオンライン・ストア(https://online-store.bmw.co.jp/)行われている。
この8代目新型BMW5シリーズ(G60)「THE FIRST EDITION」の納車は、2023年第四四半期以降を予定。日本における正式発表後、早い段階での納車が約束されているのがメリットになる。
新型BMW5シリーズ(G60)「THE FIRST EDITION」として設定されたのは2台。1台目は、2.0L直4ターボ+48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたパワーユニットを搭載する新型BMW 523i M SportをベースとしたBMW 523i THE FIRST EDITION。このBMW 523i THE FIRST EDITIONは、限定200台となる。
そして、もう1台はBMWが積極的に推し進めるBEV(バッテリー電気自動車)であるBMW i5 eDrive40 M SportをベースにしたBMW i5 eDrive40 THE FIRST EDITION。このモデルは100台限定。トータル300台限定で「THE FIRST EDITION」が設定された。
「THE FIRST EDITION」のボディ・カラーは、顧客からの要望が多いミネラル・ホワイトおよびブラック・サファイアを採用。
BMW 523i THE FIRST EDITIONのインテリアは、ブラックのアルカンターラ/ヴェガンザ仕様。BMW i5 eDrive40 THE FIRST EDITIONは、ブラックの高品質なメリノ・レザー・シートとの組み合わせとなる。
さらに、煌びやかなクラフテッド・クリスタル・フィニュッシュをセンター・コンソールに採用する等、高級感を演出している。
まさかの全長5m超! とにかく、デカい!!
新型BMW 5シリーズ(G60)の詳細なスペックなどは、明らかにされていないが、欧州仕様車ベースのスペックでは、なんと全長が5,060mm、全幅が1,900mmとなっている。もはや、先代の7シリーズ並みにボディサイズへと拡大。先代となる7代目5シリーズ(G30)のボディサイズは、全長4,975mm 、全幅1,870mmなので、全長で+85mm、全幅が+30mmとかなりボディサイズが拡大された。この大きなボディサイズが、日本マーケットで受け入れられるか注目される。
新型BMW 5シリーズ(G60)の外観デザインは、意外とコンサバ。7シリーズが、まるでBMWなのか? と、思わせるほど大きく豹変しただけに、普通に見える。
第8世代となる新型BMW 5シリーズ(G60)は、スポーティなデザインを再解釈した。BMWらしいプロポーション、ロング・ホイールベース、伸びやかなボンネット、流れるようなルーフラインといった特徴的なデザイン・エレメントを融合。エレガントさも表現している。
イルミネーションが施されたBMWキドニー「アイコニック・グロー」、大型パノラマ・ガラス・ルーフ、クリスタルのようなインターアクション・バーなど、強烈なギラギラ感をアピール。最近のBMW車のトレンドともいえる手法が使われている。
今回は、2.0Lターボ+マイルドハイブリッドとBEVの設定。だが、パワーユニットは幅広く設定されているようで、PHEV(日本導入未定)やMモデルも用意されている。
日本国内での販売では、苦戦が続いているBMW 5シリーズだが、BEVのi5も加わったことで、存在感をアピールすることができるか注目したい。
新型BMW 5シリーズ(G60) THE FIRST EDITIONの主な装備内容
・エクステリア・カラー: ミネラル・ホワイトまたはブラック・サファイア
・インテリア: Mアルカンターラ/ヴェガンザ・コンビネーション(ブラック)*1
・インテリア: BMW Individualエクステンド・メリノ・レザー(ブラック/アトラス・グレー)*2
・20インチMライト・アロイ・ホィール スター・スポーク・スタイリング938Mバイ・カラー(ジェット・ブラック)*1
・21インチBMW Individualエアロ・ダイナミック・ホィール954Iバイ・カラー(ジェット・ブラック)*2
・アダプティブ・サスペンション
・インテグレイティッド・アクティブ・ステアリング(前後輪統合制御ステアリング・システム)
・パーキング・アシスト・プロフェッショナル
・ドライビング・アシスト・プロフェッショナル(高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト付)
・BMWカーブド・ディスプレイ(12.3インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル & 14.9インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ〔タッチ・パネル機能付〕)
・BMWヘッドアップ・ディスプレイ
・BMWドライブ・レコーダー
・インテリア・カメラ
・アラーム・システム
・アダプティブLEDヘッドライト
・キドニー・グリル: BMWアイコニック・グロー
・サンプロテクション・ガラス
・パノラマ・ガラス・サンルーフ
・アンビエント・ライト/BMWインタラクション・バー
・クラフテッド・クリスタル・フィニッシュ
・アクティブ・ベンチレーション・シート(運転席/助手席)*2
・スポーツ・シート(運転席/助手席)*1
・電動調節式コンフォート・シート(運転席/助手席)*2
・トラベル&コンフォート・システム
・4ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー
・コンフォート・アクセス
・BMWデジタル・キー・プラス
・HiFiスピーカー・システムharman/kardon*1
・Bowers & Wilkins ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムアラーム・システム*2
*1: BMW 523i THE FIRST EDITIONのみ
*2: BMW i5 eDrive40 THE FIRST EDITIONのみ
新型BMW5シリーズ(G60)価格
・BMW 523i THE FIRST EDITION 9,340,000円
・BMW i5 eDrive40 THE FIRST EDITION 10,980,000円
新型BMW5シリーズ(G60)スペック
※ヨーロッパ仕様車暫定値(参考値)
代表グレード BMW 523i THE FIRST EDITION
全長×全幅×全高 mm 5,060×1,900×1,515
ホイールベース mm 2,995
トランク容量(L) 520
総排気量 ㏄ 1,998
最高出力 kW(ps)/rpm 140(190)
最大トルク N・m(kgm)/rpm 310(31.6)
モーター最高出力 kW(ps)/rpm 8(11)
モーター最大トルク N・m(kgm)/rpm 25(2.5)
駆動方式 後輪駆動(FR)
トランスミッション 8速AT
0-100km/h 加速性能(秒)※ヨーロッパ仕様車値(自社データ) 8.1
最高速度 230㎞/h
代表グレード BMW i5 eDrive40 THE FIRST EDITION
全長×全幅×全高 mm 5,060×1,900×1,515
ホイールベース mm 2,995
トランク容量(L) 490
モーター最高出力 kW(ps)/rpm 250(340)
モーター最大トルク N・m(kgm)/rpm 400(40.8)
駆動方式 後輪駆動(FR)
0-100km/h 加速性能(秒)※ヨーロッパ仕様車値(自社データ) 6.0
最高速度 193㎞/h
【関連記事】
- BMW5シリーズ(G60)新車情報・購入ガイド BEVメイン!? 戦略的価格で勝負!【BMW】
- セダンとSUVの違いは? 購入後、後悔しないために特徴を解説【生活・文化】
- フォルクスワーゲン ポロ 対 ルノー ルーテシア徹底比較評価【対決】
- 日産アリアB6 VSトヨタbZ4X 徹底比較評価【対決】
- どっちがお得? 日産サクラvs中古日産リーフ徹底比較【対決】
- プジョー308 VS フォルクスワーゲン ゴルフ8徹底比較評価【対決】
- 日産アリアB6 VS マツダMX-30 EV MODEL徹底比較評価【対決】
- 予算200万円!中古SUVおすすめ5選【ビジネス・経済】
- ハッチバックってナニ? 特徴やお勧め中古車を解説【生活・文化】
- コスパ最強中古車の選び方とおすすめ車種3選【ビジネス・経済】
【オススメ記事】
- ホンダWR-V試乗記・評価 大満足か後悔か? 成功か失敗か? 見極め重要なコンパクトSUV【ホンダ】
- 日産エクストレイル(T33型)vs トヨタ ハリアーハイブリッド(80系)徹底比較!【対決】
- 日産フェアレディZ新車情報・購入ガイド 2025年モデルが登場! 納期は? 転売ヤー対策は?【日産】
- BMW M2クーペ(G87)試乗記・評価 「サーキットで乗ってみたい!」クルマ好き女子が試乗!【BMW】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー、栄えある10ベストカーが決定! 今年のナンバー1は、どのクルマに!?【イベント】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー、ノミネート車31台が決定!【イベント】
- マツダCX-80試乗記・評価 すべてに大人の余裕を感じた国内フラッグシップ3列SUV【マツダ】
- 三菱 アウトランダーPHEV新車情報・購入ガイド 大幅改良&値上げ。それでも、コスパ高し!!【三菱】
- スズキ フロンクス試乗記・評価 価格、燃費値を追加。欧州プレミアムコンパクトに近い上質感【スズキ】
- 日産セレナAUTECH SPORTS SPEC新車情報・購入ガイド 走りの質感を大幅向上した特別なモデル【日産】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!