2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー開催の目次
YouTube生配信! MCは、サッシャ、おぎやはぎ!
2022年11月24日、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベスト取材会が、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われた。
10ベスト試乗会では、60名の選考委員が2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー候補となる11台のモデルを最終チェックした。今年は、同票で10位が2台となったため、計11台のエントリーとなった。この11台の中から、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーが選ばれる。
最終選考会は下記のスケジュールで実施。
MCは、サッシャ、おぎやはぎが担当! YouTube生配信も行う。
■2022 年 12 月 8 日(木)16:30~18:00
【2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー 最終選考会・表彰式】
2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会・YouTube配信予約URL
*過去の配信は下記から
日本カー・オブ・ザ・イヤー 公式 YouTube チャンネル
そのクルマが今年のナンバー1? あなたならどれを選ぶ?
2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーは、この11台から選ばれる!
2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカー解説
*エントリーリスト順
ベーシックな軽の代名詞。軽量化技術と低燃費性能がウリ!
スズキ アルト
ロールーフ系のスズキ アルトは、日々の足としての低燃費性能や価格にこだわったモデル。マイルドハイブリッドシステムだけでなく、スズキの軽量化技術も投入。その結果、クラストップレベルの軽い車重で低燃費化を実現した。もちろん、価格にもこだわりリーズナブルな価格設定も魅力のひとつ。
大変革を敢行! 新時代のクロスオーバー
トヨタ クラウン
トヨタの歴史あるモデル、クラウンがSUVになって登場するという大変革を行った。しかも、FRからFF系プラットフォームに移行。車名はクラウンだが、従来のクラウンとは全くの別物という印象。しかし、クルマとしての完成度は非常に高い。低燃費性能はもちろん、新開発2.4Lターボのデュアルブーストハイブリッドは、後輪モーターの存在感が強く、FR的な走りも可能。走る楽しさに満ちてていた。また、新開発のリヤサスペンションも秀逸。トヨタブランド最良の乗り心地といえる。
可変圧縮比エンジン、VCターボの革新技術
日産エクストレイル
VCターボとは、圧縮比を8.0~14.0まで可変するというエンジン。量産世界初となる優れた技術だ。このエンジンを発電用として使用しているエクストレイル。電力供給が少ない場合は、高圧縮比化で低燃費化。電量供給が多くなると低圧縮比化しパワフルに発電する。3気筒ながらスムースで振動も少ないのも美点だ。
軽を超えた軽! EV新時代の予感
日産サクラ/三菱eKクロスEV
日産デイズ、三菱eKクロスをベースにEV化したサクラとeKクロスEV。航続距離は180㎞と、軽自動車としては十分な距離を走ることができる。EV化されたことで、非常にパワフルな走行性能や静粛性、操縦安定性は軽自動車の枠では評価できないほど高いレベルにある。これからのEV時代をリードするモデルといえる。
古典的スポーツカー
日産フェアレディZ
従来のZ34型フェアレディZをベースとしながら、デザインやボディ、エンジン、ミッションなど多くの部分を新開発。搭載されたV6 3.0Lツインターボエンジンは、405ps&475Nmをアウトプット。電動化技術をアピールする日産車とは思えないほど、純粋なガソリンエンジン車となった。後輪を豪快にドリフトさせて走れる古典的なハイパワーFR車で、未来感というより懐かしさを感じるスポーツカーだ。
50周年を迎えたホンダの基幹モデル
ホンダ シビックe:HEV/ シビック タイプR
ホンダ シビックは、北米ホンダ販売にとって非常に重要な車種。日本では、一時撤退していたが先代モデルから国内復活。ガソリン車のみの設定だったが、ようやくハイブリッドのe:HEVを投入。また、スポーツモデルであるタイプRも登場。シビックの優れた走行性能をアピールする。
FR系プラットフォームを新設。マツダの未来を占う重要モデル
マツダCX-60 e-SKYACTIV D
新開発の直6 3.3Lディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッドシステムに、8速AT、FR系プラットフォームなど、多くの新開発アイテムを投入したマツダCX-60。優れた走行性能だけでなく、21.1㎞/L(WLTCモード)という超低燃費も魅力のひとつ。安価な軽油を使うこともあり、燃料費ではこのクラスのハイブリッド車を上回るほどだ。
広い室内、卓越した走行性能、BEV専用車として魅力を凝縮
BMW iX
早くからEV専用車としてi3を送り込り込みチャレンジしてきたBMW。iXは、新時代のEV専用車として開発されたモデル。EVらしくボンネットは短く、ロングホールベースで室内は広大。穴が開いていないキドニーグリルや、カーブドディスプレイなど、新たなデザインにもチャレンジ。また、EVであってもBMWらしい走る楽しさは健在。もっともパワフルなiX M60は、なんと1,100Nmという超大トルクを発揮。2,659㎏という超重量級の車重ながら、0-100㎞/h加速は、スーパーカー並みの3.8秒を誇る。まさに、新時代のEVだ。
圧倒的なコスパを誇る韓国車
ヒョンデ IONIQ 5
日本カー・オブ・ザ・イヤーの歴史上、初の韓国車が10ベストカー入り。IONIQ 5の魅力は、多岐にわたる。個性的なデザインに広い室内、V2Hにも対応。航続距離も498~618㎞と長く、最もパワフルな仕様は605Nmという大トルクをアウトプットする。これだけのパフォーマンスを持ちながら、無店舗販売による販管費減などにより、479~589万円という価格を実現。国内EVも、再度価格設定の見直しが求められるような価格設定だ。
伝統的オフローダーの意地と革新
ランドローバー レンジローバー
言わずと知れた高級SUVの王様的存在が、レンジローバーだ。とくに、圧巻なののはデザイン。従来のレンジローバーらしさを残しながら、近未来的なエレガンスさをまとったスタイリングは、誰もが息を吞むほど魅力的。インテリは、質感デザインともラグジュアリーを極めた。BEVの登場はしばらく後になるが、マイルドハイブリッドやPHEVも投入されている。
F1技術が採用された欧州的発想のハイブリッドシステムを搭載
ルノー アルカナ
レーシングカーのようなドッグクラッチミッションを使った独自のハイブリッドシステムを搭載したアルカナ。このシステムは、E-TECH FULL HYBRIDと呼ばれ2モーター式。ルノーのF1制御技術が使われたという。このE-TECH FULL HYBRID、日本メーカーのハイブリッド車には燃費で負けるものの、高速移動を重視した欧州的なのが特徴。低速域はモーター、中速域はモーターとエンジン、高速域はエンジンとうまく使い分ける。とくに、高速域での実燃費に長けたハイブリッドシステムだ。
【2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー 最終選考会・表彰式】
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