フォード エクスプローラー新車情報・購入ガイド 大人気エコブースト車を、よりグレードアップした限定車エクスプローラー リミテッド エコブースト [CORISM]

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【フォード】2013/02/03

贅沢なエコブースト車が登場! 未だ左ハンドルのみの設定

 フォードは、大型SUVであるエクスプローラーXLTエコブーストに上級グレードの装備を追加した「エクスプローラーLIMITEDエコブースト」を限定100台で発売を開始した。

 フォード エクスプローラーは、フォードを代表するSUV車。前モデルは、いかにもトラックベースというタフなオフローダー的イメージで、マニアに人気を得ていた。そんなエクスプローラーは、2011年にフルモデルチェンジし大きくイメージチェンジ。洗練されたスタイルへと大変身すると同時に、トラックとは決別しモノコックボディを採用した。

 2012年には、新世代の低燃費技術を搭載した2Lのエコブーストエンジンを搭載したFF車が登場。いわゆるダウンサイジング&ターボの組み合わせで、考え方はフォルクスワーゲンのTSIなどと同じ。わずか2Lのエンジンで、全長5020mm×全幅2000mm×全高1805mmという巨大ボディを十分なほどに走らせることができる。

 今回100台限定で発売されるリミテッドエコブーストは、XLTエコブーストに、4WDの人気グレード「リミテッド」専用装備を追加したモデルだ。エクステリアにデュアルサンルーフやカラードグリル、カラードドアミラーなどを採用し高級感を高め、インテリアには上質なチャコールブラックの本革シートや、12スピーカープレミアムオーディオを採用した。さらに運転席、助手席に10wayのパワーシート、シートクーラー、3列目シートにはシートアレンジを容易にするパワーフォールディングシートを装備。より上質で快適なモデルに仕上げられている。

 FFのSUVながら、エコブースト車は約50%を占める人気モデル。低燃費という理由もあるだろうが、もはやSUVであっても4WDという機能は必要なく、ライフスタイルの一部として、タフなSUVスタイルが欲しいということだ。4WDにして価格が大幅に価格がアップするくらいなら、FF車にして装備アップにお金を使いたいというニーズも十分に理解できる。今回の限定車は、そんな顧客に向けたものとなっている。

 ただ、フォードは相変わらず左ハンドルのみの設定。クライスラーもGMも右ハンドル車を用意し、少量販売ながら日本マーケットに真摯に向き合っている。全長が5m超&全幅2mという大型のクルマを狭い日本の道路で使うには、不便さは必ずつきまとう。BMWの3シリーズは、全幅1800mm超のボディを1800mmに変更し、日本の駐車場事情に合わせ、さらに、エンジンはガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3タイプを用意し4WDモデルも導入。このエンジンバリエーションは、国内メーカーさえ用意できていない。その結果、BMW、3シリーズは販売好調だ。フォードも、メーカーの責任として、日本マーケットに合った製品を導入するべきだ。

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フォード エクスプローラー リミテッド エコブースト
フォード エクスプローラー リミテッド エコブースト
フォード エクスプローラー リミテッド エコブースト

フォード エクスプローラー リミテッド エコブースト価格、装備

フォード エクスプローラーLIMITED EcoBoost 2.0L直列4気筒直噴式インタークーラー付ターボ 6速 AT FWD 4,900,000円

【特別仕様装備】
エクステリア
 ・デュアルパネルサンルーフ(フロント電動開閉式)
 ・ボディカラードフロントグリル
 ・ボディカラードドアミラー
 ・パワーリフトゲート

インテリア
 ・ブラックインテリアカラー(本革シート)
 ・12スピーカー390Wプレミアムオーディオ
 ・運転席&助手席10Wayパワーシート
 ・運転席&助手席シートクーラー
 ・3列目パワーフォールディング
 ・運転席シートメモリー
 ・ステアリングヒーター
 ・電動アジャスタブルペダル
 ・ウッド調トリムアクセント
 ・アンビエントライティングなど
安全装備
 ・BLIS(ブラインドスポットインフォメーションシステム)
  走行中、ドアミラーからリアバンパー、さらにリアバンパーから後方約3mまでの。
  ドライバーにとって死角となりやすいゾーンに車両がいる場合、ドアミラーのイン
  ジケーターでドライバーに警告する。
  また後退時にはCTA(クロス・トラフィック・アラート)として作動、左右から
  接近する車両があるとドアミラーのインジケーターでドライバーに警告する。

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(レポート:CORISM編集部

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