ホンダ、被災地周辺の通行可能道路の情報を「グーグル・マップ」上に公開 [CORISM]

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【ホンダ】2011/03/16

ホンダがインターナビ・プレミアムクラブなどの走行データをグーグルに提供。災害発生以降に通行可能な道路の情報として公開・更新されている

インターナビなどによる走行データをグーグルに提供

 ホンダは、インターネット検索サイトのGoogle(グーグル)と協力し、被災地周辺の通行可能道路の情報を「Googleマップ」上に3月14日から公開した。
 通行可能道路の情報公開は、東北地方太平洋沖地震被災地域の人々の移動支援を目的に、ホンダとグーグルが協力して展開するもので、ホンダの双方向情報ネットワークサービス「インターナビ・プレミアムクラブ」会員と、パイオニアのカーナビゲーションシステムのユーザーから収集した走行軌跡データ(フローティングカーデータ)を通行実績として一元的に集約。それを災害発生以降に通行可能な道路の情報として、グーグルが運営する「Google Crisis Response」災害情報特設サイトの地図上で公開し、毎日更新している。
 なおホンダとグーグルでは、個人で被災地へ向かう場合は、安全の確認に加え、系統的な救援・支援活動を妨げる可能性があると注意を呼びかけている。

「Google Crisis Response」災害情報特設サイト 自動車・通行実績情報マップ

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(レポート:CORISM編集部

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