3月17日に発表予定だったホンダ フィットシャトル。震災の影響で、発表日が延期されたままだったが、ようやく6月16日に発表が決定した。工場の完全復旧には、未だ遠いものの新型車の発表は、販売現場や発売を心待ちにしていた顧客にとって、ホンダ復活ののろしとなることは間違いない。
　今回の震災の影響で、ホンダは今年導入予定のフルモデルチェンジ車、新型CRVも年内の発表が危ぶまれている状態。さらに、噂されているフリード・ハイブリッドなどコンパクト・ハイブリッド車のラインアップ強化を狙っていただけに、まずは、このフィットシャトルとフィットシャトル・ハイブリッドで弾みを付けたいところだ。
　軒並み発表されるのは、地震の影響をあまり受けていない輸入車メーカーばかり。価格帯がまったく違いライバルとはならないが、ワゴンタイプのプリウスα（アルファ）に引き続きフィットシャトル登場でマーケットが盛り上がることに違いない。頑張れホンダ！

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