【ホンダ 新型 CR-Z 新車情報】エコだけど「走りが楽しい」ハイブリッドスポーツカー誕生 [CORISM] [CORISM]
【ホンダ】2010/02/25
スポーツカーらしい迫力あるルックス
2月25日、ホンダは新型ハイブリッドスポーツ「CR-Z」を正式に発表した。すでにディーラーでは予約を受け付けているので、やっと登場といった感じだ。気になるフォルムは、去年の東京モーターショーに出展されたコンセプトモデルとほぼ変わらない。かつてのスポーツカー「CR-X」を思わせるスタイリッシュなデザインが魅力だ。
フロントビューは、ワイド&ローのフォルムで迫力すら感じさせる。ツリ目のヘッドライトもシャープな印象で、ホンダのスポーツカーらしい顔つきだ。またボディサイドのキャラクターラインやボリューム感のあるリヤビューは、軽快感や躍動的な雰囲気も漂っている。
フロントビューは、ワイド&ローのフォルムで迫力すら感じさせる。ツリ目のヘッドライトもシャープな印象で、ホンダのスポーツカーらしい顔つきだ。またボディサイドのキャラクターラインやボリューム感のあるリヤビューは、軽快感や躍動的な雰囲気も漂っている。
ワイド&ローのスポーツカーらしい洗練されたフォルム。大きなバンパー開口部は、迫力を感じさせてくれる。
立体的で躍動感のあるリヤビュー。サイドのキャラクターラインは、軽快さとスピード感を演出している。
ポジションランプは消費電力の少ないLED式で、燃費向上にも貢献。αグレードは、HIDヘッドランプを採用。
ルーフ全面がガラス張りになる「スカイルーフ」は、αグレードにオプション設定。ガラスは高熱線吸収/UVカットガラスを採用。サンシェードも装備するので、夏場の熱い日差しにも配慮されている。
ハイブリッド初の6速MTモデルも用意!
CR-Zのハイブリッドシステムは、インサイトやシビック ハイブリッドに搭載されるものと基本的には共通だが、排気量は1.5リッターに拡大されている。さらにスポーツ/ノーマル/エコと、3つの走行モードを用意。普段はハイブリッドらしく低燃費に、走りを楽しむときはパワフルにと使い分けられるのも特徴だ。搭載されるミッションは、パドルシフト付きのCVTとハイブリッドカー初の6速MTだ。このことからもホンダが燃費だけでなく、走る楽しさをいかに重視したかがわかるだろう。
新型CR-Zの気になる燃費はCVTが25.0km/Lで、6速MTは22.5km/L。数値だけ見るとインサイトの30.0km/Lには及ばないが、これだけ燃費のいいスポーツカーは、他に例がない。排気量の拡大や、モーターを電動ターボのように使うCR-Z独自のセッティングを考えれば十分エコでスポーティだといえる。ボディは燃費向上のため、徹底した軽量化と空力を意識して開発されている。これは走りの軽快さにもつながるもので、フル加速時はモーターのアシストも加わり、独特の乗り味が味わえるという。
新型CR-Zの気になる燃費はCVTが25.0km/Lで、6速MTは22.5km/L。数値だけ見るとインサイトの30.0km/Lには及ばないが、これだけ燃費のいいスポーツカーは、他に例がない。排気量の拡大や、モーターを電動ターボのように使うCR-Z独自のセッティングを考えれば十分エコでスポーティだといえる。ボディは燃費向上のため、徹底した軽量化と空力を意識して開発されている。これは走りの軽快さにもつながるもので、フル加速時はモーターのアシストも加わり、独特の乗り味が味わえるという。
αグレードは金属フィルムを用いた「高輝度メタルインテリアガーニッシュ」を採用。独特の質感が印象的だ。
スポーツタイプのシートは、スポーティな走りにも対応。より上質な本革シートはαグレードにオプション設定。
リヤシートのスペースは最小限。ヘッドレストも装着されないことからも、緊急用のシートと割り切るべきだろう。
インサイトよりも排気量が200cc大きい1.5リッターエンジンを搭載。モーターアシストによる独特の加速感が魅力。
ハイブリッドカーとして世界初の6速MTを搭載。グレードによりシフトノブの形状は異なる(写真はαグレード)。
インサイトと同じく、エコ走行中はメーター照明がブルーからグリーンになる。スポーツモードでは常時赤い照明だ。
ベースグレードのβでも満足の装備
新型CR-Zのグレード体系は標準的なβと、充実装備のαの2種類。それぞれのグレードでCVTと6速MTが選べる。価格はミッションによる違いはなく、αが249.8万円でβは226.8万円となっている。主な装備の違いはHIDヘッドランプやスマートキー、そしてアルミホイールなど。これらの装備はβにもオプションで付けられる。αのみにオプションの本革シートやスカイルーフと呼ばれるガラスルーフに興味がなければ、ベーシックなβでも十分。差額の23万円で気に入ったオプション(ナビやアルミホイールなど)を装着するほうがいいかもしれない。
安全装備に関しては運転席&助手席エアバッグや横滑り防止装置(VSA)は全車に標準。だがサイド&カーテンエアバッグがオプション(βの6速MTを除く)だったり、ヒルスタートアシストが6速MTにしか付かないのは、残念なところではある。
インテリアデザインはスポーツカーらしい雰囲気で好印象。フロントシートまわりのスペースを十分確保しつつ、適度なタイト感がある。メーターも未来的な「スーパー3Dメーター」を採用するなど、ハイブリッドらしい演出もばっちり。モーターのアシスト状況や燃費の状態、シフトタイミング(6速MTのみ)などもわかりやすく表示し、エコドライブをサポートしてくれる。スポーツなのにエコ。そしてハイブリッドカーということで、エコカー減税(100%)&補助金も受けられるのもCR-Zの魅力のひとつだ。
安全装備に関しては運転席&助手席エアバッグや横滑り防止装置(VSA)は全車に標準。だがサイド&カーテンエアバッグがオプション(βの6速MTを除く)だったり、ヒルスタートアシストが6速MTにしか付かないのは、残念なところではある。
インテリアデザインはスポーツカーらしい雰囲気で好印象。フロントシートまわりのスペースを十分確保しつつ、適度なタイト感がある。メーターも未来的な「スーパー3Dメーター」を採用するなど、ハイブリッドらしい演出もばっちり。モーターのアシスト状況や燃費の状態、シフトタイミング(6速MTのみ)などもわかりやすく表示し、エコドライブをサポートしてくれる。スポーツなのにエコ。そしてハイブリッドカーということで、エコカー減税(100%)&補助金も受けられるのもCR-Zの魅力のひとつだ。
パッケージングの工夫や応急パンク修理キットの採用などで、実用的なラゲッジスペースが確保されている。
前席からも倒せるフォールダウンリヤシートを採用。ゴルフバッグが2個積めるほどの容量が確保されている。
オプションのHDDナビは、画面も大きく見やすい。バックモニターも装備しているので、車庫入れなども楽にできる。
ルーフ全面を覆い、開放感に満ちた「スカイルーフ」はαにオプション。サンシェイドで日差しを遮ることも出来る。
ミニマムなリアシートだが、ISO FIXタイプのチャイルドシートも後席に装着可能だ。
リアビューカメラはなんと視界180度をフォロー。後方の安全をサポートする。
インサイトやシビック ハイブリッドで得たノウハウを元に、スポーツカーらしい走りに味付けされている。スポーツ性とエコ(省燃費)を両立させたのが最大の特徴だ。
/25 報道陣向けホンダ CR-Z「ホンダの想い」発表会 会場[東京・六本木ヒルズ 森タワー52階 シティビュー]ではCR-Zに対する「ホンダの想い」をボディなどに記した特別モデルが展示されていた。
代表グレード | ホンダ CR-Z β(CVT) |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4080x1740x1395mm |
車両重量[kg] | 1160kg |
総排気量[cc] | 1496cc |
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] | 113ps(83kw)/6000rpm |
エンジン最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 14.7kg-m(144N・m)/4800rpm |
モーター最高出力[ps(kw)/rpm] | 14ps(10kw)/1500rpm |
モーター最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 8.0kg-m(78N・m)/1000rpm |
トランスミッション | CVT |
10・15モード燃費[km/l] | 25.0km/L |
定員[人] | 4人 |
消費税込価格[万円] | 226.8万円 |
発売日 | 2010/2/26 |
レポート | CORISM編集部 |
写真 | ホンダ/CORISM編集部 |
(レポート:CORISM編集部)
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