ホンダの中国生産販売合弁会社である広汽ホンダは、12月20日に中国広東省で開幕した「2010年広州モーターショー」で新型コンパクトセダン「理念S1」を発表した。
　理念S1は、広汽ホンダの自主ブランド「理念」初となるモデルで、ホンダの小型車プラットフォームを採用し、1.3Lおよび1.5Lのエンジンを搭載する。力強さと存在感、躍動感に溢れるデザインで、中国の若年層をターゲットに、2011年春から広汽ホンダの既存特約店で販売する予定。「理念」は中国自動車業界初の合弁会社による自主ブランドで、商品のデザインから開発・生産・販売などをすべて広汽ホンダで行う。
　同ショーにはこのほか、広汽ホンダブースで「アコード」「フィット」など、東風ホンダブースで「CR-V」「シビック/シビック・ハイブリッド」など、アキュラブースで「MDX」「TL」などがそれぞれ出展されている。