メルセデスベンツ日本は、最高級ブランド「MAYBACH(マイバッハ)」の仕様・装備を一新したニューモデルを導入する。また新たに、オープンリムジンモデル「マイバッハ ランドレー」も追加した。ユーザーへのデリバリーは2011年春以降を予定する。
　マイバッハは2002年に復活を遂げたダイムラーの最高峰ブランド。これまでの日本でのプライスは4000万円台から5000万円台という非常に高額なモデルながら、これまでに「マイバッハ 57」(標準ボディ)・「マイバッハ 62」(ロングホイールベース版)が全世界で2600台以上、日本では150台以上が販売されるなど着実にマーケットを広げている。今回の仕様変更ではエクステリアデザインを小改良。「57」「62」のフロントグリルには縦方向に20本のリブを、「57S」「62S」には12本の太いダブルリムを持つデザインをそれぞれ採用するなど、より威風堂々とした外観としたほか、内外装カラーの選択肢を増やした。そのほか、マイバッハ専用香水「ファコンパヒュームアトマイザー」をオプション設定したほか、後席中央に19インチ高精細大型モニターやBOSE社製21スピーカー600Wオーディオシステムなどを新たにオプション装備するなど、さらに贅沢を極める装備の充実を図った。
　いっぽうパワートレインにも改良の手が加わり、出力向上とあわせ、燃費やCO2排出量の削減を図られている。
　新型マイバッハの価格は「マイバッハ 57」4850.0万円から「マイバッハ 62S」6310.0万円まで[消費税込み]。ただし右ハンドル仕様は+150万円増しとなる。