レクサスHS250h新車情報・購入ガイド 鮮やかなレッドのツートンカラーでまとめた超個性派インテリアをもつ特別仕様車、再び登場! [CORISM]
お買い得で特別感もある特別仕様車ハーモニアス レザー インテリア2に新しいカラーが追加!
レクサスHS250hは、2009年7月にレクサス初のハイブリッド 専用セダン としてデビューした。トヨタブランドのサイ と基本的に同じクルマであり、姉妹車ということになる。デビュー直後は、ハイブリッドブームの全盛期ということもあり、高価なレクサスブランドでもよく売れた。当時、HSの価格は400万円を切っていたということも人気の理由だった。しかし、その勢いは1年程度と短く、徐々に販売台数は落ちていく。
その後、レクサスHS250hは、2013年1月にマイナーチェンジを行った。好評を得ていた新デザインアイコンである「スピンドルグリル」を導入。より精悍でスポーティな外観となった。また、ボディ剛性の強化などにより、乗り心地や静粛性を向上させ、レクサスらしい「上質な走り」を実現した。
しかし、国内のセダン マーケットが低迷している中、このマイナーチェンジもあまり良い結果が残せず、月販販売台数は500台程度と伸び悩む。
レクサスHS250hの価格帯は、BMW3シリーズ やメルセデス・ベンツCクラス など、欧州のプレミアムセダンがひしめき合っている。さすがのレクサスブランドとハイブリッド車の組み合わせでも、簡単には売れないマーケットでもある。
その上、トヨタ ブランドで、より安価な姉妹車サイがある。さらに、トヨタブランドでHS250hより低燃費性能を高めたハイブリッドシステムを搭載たカムリが投入されてしまった。カムリ は、燃費が良い上に価格も安いのだから、さすがのHS250hも立つ瀬がない状態だった。
そこへ、さらにクラウンハイブリッドまで投入された。しかも、クラウン ハイブリッド アスリートの価格は4,217,143円とレクサスHS250hと同じ。一般的にクラウンのようなFR車の方が、高級車としては格上。その上、燃費がよくパワフルだ。トヨタ自らが、HS250hを売れなくしてしまうような仕組みを作ってしまった。これでは、レクサスHS250hも、そう簡単に売れない。
当然、レクサス側も、そうした状況は理解している。それでも、なんとか他のハイブリッド車と差別化しようとして生まれたのが特別仕様車ハーモニアス レザー インテリア2。このモデルは、バージョンCをベースに、より専用の装備で高級感をプラスしたモデルとなっている。
そんな役割を担う特別仕様車ハーモニアス レザー インテリア2に、今回は内装色と外板色の組み合わせを増やすことで、顧客の選択の幅を広げている。
内装色は、ツートーンレッドの専用インテリアカラー「レッドスピネル」を追加した。専用本革シート表皮では、宝石レッドスピネルの輝きをイメージしたカラーを大胆に使用しながら、ダークガーネットをメーターフードなどに配色。赤×赤という一見派手過ぎなように見せながらも魅惑的で濃密なイメージを表現している。
専用シートステッチのエクリュとドアトリムの本木目などのホワイトゴールドが、レッドでまとめたインテリアに鮮やかなコントラストを表現し、レクサスらしいラグジュアリーな室内空間を演出している。内装色は、従来設定の専用インテリアカラー「ブラック&メローホワイト」と合わせて全2色の設定となった。
外板色では、色を表現する塗装膜を意匠と機能の2層構造に分けたレクサス独自の塗装技術であるソニック技術による明暗のグラデーションで、エクステリアのフォルムを際立たせる「ソニッククォーツ」と「ソニックチタニウム」を新たに採用。特別色「スターライトブラックガラスフレーク」を含む全11色が用意されている。
このレクサスHS250h特別仕様車ハーモニアス レザー インテリア2の価格は、4,630,000円。新色も従来と同じ価格設定となった。
この特別仕様車ハーモニアス レザー インテリア2のベースはバージョンCで価格は、4,484,571円。約15万円の価格アップで、これだけ個性的で高級感のある専用装備を得ることができる。価格アップに対する装備向上分を考えると、ややお買い得感がある特別仕様車といえるだろう。
すでに、レクサスHS250hの購入を決めていて、バージョンCでは、やや高級感が足りないが、バージョンI(4,834,285円)では少々高価過ぎると感じている顧客に合う特別使用車といえる。後は、とくに必要と思われる装備もないことから、レクサスHS250hはこの特別仕様車ハーモニアス レザー インテリア2を中心にオプション装備の選択をするといいだろう。
ただし、レクサスHS250hは安くない。4,630,000円という価格は、BMW 3シリーズやメルセデス・ベンツ Cクラスが十分に買える価格帯だ。さすがに、欧州のライバルでこの特別仕様車並みの内装にすると、もう少し高価になってしまうものの、欧州高級FRセダンと渡り合うためには、走行性能などを含め、見た目の高級感以外でのレベルアップも必要だろう。
走行性能にはこだわらない。ソコソコ燃費が良く、ラグジュアリーな内装で、価格もお手頃。それでいて、まわりから高級車として見られたいというのであれば、レクサスHS250hの存在感は出てきそうだ。
特別仕様車としての価値ではないが、家庭用と同じアクセサリーコンセント(AC100V・1500W / センターコンソール後部・ラゲージルーム内)がオプション設定されている。これは、大容量電池を搭載するハイブリッドならではの装備。災害時などに非常用電源として利用できる他、車内でPCやゲーム機、カメラなどのバッテリーなども簡単に充電できる便利な機能。オプション価格は、グレードにより56,160円か64,800円となっていて、少々価格は高いが車内で家電製品を使いたい人にはお勧めだ。
レクサスHS250h特別仕様車“Harmonious Leather InteriorⅡ”価格、装備など
<特別仕様車 特別装備(※今回の追加分)>
専用インテリアカラー(レッドスピネル)※
専用本木目(バーズアイメイプル/ホワイトゴールド)+本革ステアリング(本革パッド・ステッチ・ステアリングスイッチ付)
専用本木目(アッシュバール/ホワイトゴールド)ドアトリムスイッチベース+コンソールオーナメントパネル
専用本革シート表皮(レッドスピネル)※
専用カラーメーターフード(ダークガーネット)※
専用シートステッチ(エクリュ)※
専用ナビゲーション画面フレーム/センターレジスター(ピアノブラック塗装)
特別色 : スターライトブラックガラスフレーク
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