マツダCX-8新車情報・購入ガイド 悪路も楽々! 新開発「オフロード・トラクション・アシスト」搭載!!

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【マツダ】2019/12/28

マツダCX-8

 

ニッチなマーケットを独占していたマツダCX-8

マツダCX-8マツダは、6~7人乗りのSUVであるCX-8を一部改良。同時に特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」を設定し発売を開始した。

マツダCX-8は、2017年12月にデビュー。北米用の大型SUVであるCX-9をベースに、ボディサイズをやや縮小して最適化している。北米中心のモデルがベースということもあり、北米用に使われていた直4 2.5Lガソリンターボエンジンも新設定された。

マツダは、すでにミニバンマーケットからの撤退を表明している。6/7人乗りのCX-8は、プレマシーやMPVなどの多人数乗車モデルに乗っている顧客の受け皿としての役割も担っていた。

また、全長4.9mという大型の国産SUVは、当時CX-8しかない状態。都会的でラグジュアリー感あふれるCX-8は、ユニークな存在となり売れた。2018年度の登録車販売台数ランキングでは、30位となり31,052台を販売。ひとクラス下のスバル フォレスター並みに売れた。

しかし、ニッチなマーケットということもあり、2019年度上期は早くも苦戦。登録車新車販売台数ランキングでは、37位まで落ち、販売台数は9,331台となっている。

デビューから約2年が経過し、新鮮味がやや失われたこともあり、今回の一部改良と特別仕様車の設定となったのだろう。

マツダCX-8

 

 

すべてのパワーユニットでAWDとFFが選択可能に

マツダCX-8マツダCX-8の一部改良では、まず3列シート車としの価値を向上させた。利便性を高めるために、L Packageの2列目ベンチシートにワンタッチウォークインスイッチを追加。そして、2列目シートに座る同乗者の快適性を向上させるために、25S PROACTIVE、XD PROACTIVE、XD PROACTIVE S Packageのセカンドシート シートヒーター(左右席)を採用している。さらに、グレードにより異なるが、2列目や3列目シートに充電用USB端子を採用している。

そして、パワーユニットは選択肢の幅が広がった。2.5Lエンジンには、AWDを新設定。2.5LターボにはFF(前輪駆動)モデルを追加した。これで、すべてのエンジンモデルにおいてFFとAWDが選択が可能になった。

また、マツダらしく快適性・静粛性も向上させている。まず、センターディスプレイのサイズを7インチから8インチへ大型化し、視認性を向上。静粛性面では、ルーフ部に塗布型制振材を採用。これにより、雨粒がルーフを叩く騒音を低減している。また、サブトランクボックスの奥行きを拡大して、容量を拡大し使い勝手をアップさせた。

 

 

新開発オフロード・トラクション・アシストを装備し、走破性を大幅に向上!

マツダCX-8そして、CX-8は都会派ラグジュアリーSUVだが、悪路での走破性能を向上させた。新開発されたオフロード・トラクション・アシストを装備。スイッチをオンにするとトラクションコントロールシステムとAWDの協調制御により、片輪が浮くような悪路からの脱出が容易になっている。

こうした悪路での走破性向上の要望は、主に北米地域ということだ。従来、マツダAWD技術であるi-ACTIV AWDは、オフロード・トラクション・アシストのような制御がなかった。それでも、日本では十分な悪路走破性能をもちならがらも、スノーやグラベルなど、AWDの走行モード切替スイッチもないことから、一部の顧客からは簡易式タイプ「生活AWD」的に見られていた。今回、オフロード・トラクション・アシストのスイッチが付いたことで、走破性の高いAWDという分かりやすさがプラスされたことになる。AWDへのイメージアップにもつながるだろう。

 

マツダCX-8 モーグル走行動画

 

さらに快適な室内空間に仕上げた特別仕様車「Exclusive Mode」

そして、CX-8特別仕様車「Exclusive Mode」は、最級グレードに位置するモデルとなった。専用装備として、2列目シートの電動スライド&リクライニング機構、シートと体の間の空気を吸い出して、蒸れや熱のこもりを解消する2列目シートのベンチレーション機能、スイッチ操作で2列目シートバックが倒れ、シートが前方にスライドする電動ウォークイン機能が装備された。より利便性と快適性をアップした仕様になっている。まさに、ラグジュアリーSUVといった仕様となっている。

マツダCX-8

若干の価格アップで抑えた一部改良

マツダCX-8マツダCX-8は、一部改良により価格が若干上している。人気グレードであるXD PROACTIVE AWDが4,064,500円となっている。

グレードにより、価格アップは異なるが、このグレードで改良前のモデルと比べると約6万円強のアップとなった。改良内容を考えると、十分に納得できる範囲の価格アップといえるだろう。

 

 

マツダCX-8価格

マツダCX-8・25S  2WD 6EC-AT 2,948,000円/4WD  6EC-AT 3,184,500円

・25S PROACTIVE  2WD 6EC-AT 3,406,700円/4WD 6EC-AT 3,643,200円

・25S L Package  2WD 6EC-AT 3,968,800円/4WD  6EC-AT 4,205,300円

・25T L Package  2WD 6EC-AT 4,352,700円/4WD  6EC-AT 4,589,200円

・25T Exclusive Mode  2WD  6EC-AT 4,572,700円/4WD  6EC-AT 4,809,200円

・XD PROACTIVE  2WD 6EC-AT 3,828,000円/4WD  6EC-AT 4,064,500円

マツダCX-8・XD PROACTIVE S Package  2WD 6EC-AT 3,999,600円/4WD 6EC-AT  4,236,100円

・XD L Package  2WD 6EC-AT 4,434,100円/4WD 6EC-AT 4,670,600円

・XD Exclusive Mode(特別仕様車)  2WD 6EC-AT 4,654,100円/4WD 6EC-AT  4,890,600円

 

 

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