三菱eKクロスEV新車情報・購入ガイドの目次
安全性と利便性を向上させた改良
三菱は、軽EV(電気自動車)のeKクロスEVを一部改良し発売を開始した。
三菱eKクロスEVは、2022年6月に販売された軽自動車のEV。日産と三菱の合弁会社であるNMKVにより企画・開発されたモデル。そのため、日産サクラとは姉妹車関係にある。
eKクロスEVには、20kWhのバッテリー容量をもつリチウムイオン電池を搭載。180㎞という十分な航続距離を誇る。また、EV化されたことで、軽自動車とは思えない静粛性の高さや力強い加速を誇る、また、低重心化されたことで、運動性能も高いレベルとなった。こうしたことなどが高く評価され、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
今回の改良では、利便性と安全性の改良が行われた。主な改良ポイントは、以下の通り。
■利便性向上ポイント
・定額で車内Wi-Fiのインターネット接続が可能となった。データ通信量を気にすることなくオンラインの動画、音楽、ゲームなどが楽しめる。
・スマートフォンアプリを使って遠隔で多様な操作が可能な『eKクロス EV』のコネクティッドサービス「MITSUBISHI CONNECT」の機能を強化。新たにリモートドアロック/アンロック機能を追加。現在提供中のリモートエアコン(遠隔でのエアコンのオン/オフ)や駐車位置確認などの機能に加え、遠隔でドアの施錠・解錠が可能になり、日常での使い勝手を向上している。
■安全性向上ポイント
・エマージェンシーストップシグナルシステムを新採用。急ブレーキをかけたときやABSが作動したときに、ストップランプが自動で高速点滅。後続車に注意を促すことが可能となった。
・マルチアラウンドモニターをPグレードに、リヤビューモニター付きルームミラーをGグレードに標準装備。車両後方の視認性を向上させた。
■その他の改良
新色として、2トーンのアッシュグリーンメタリック×ホワイトソリッド(有料色。82,500円)、ライラックピンクメタリック×ブラックマイカ(有料色。60,500円)、モノトーンのアッシュグリーンメタリック(有料色。33,000円)を追加。既存のボディカラーと合わせて2トーン5色、モノトーン5色の全10色展開とした。
三菱eKクロスEVの価格は、上級グレードのPで3,131,700円。EVということもあり、高価な価格設定となっている。ただし、「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象車で、550,000円の補助金を受けることが可能。補助金を得ることができれば、実質の支払いは約258万円。それでも、このクラスの軽自動車としては高価。販売は好調とはいえ、補助金頼りの価格設定。補助金は税金。補助金頼りにならない価格設定も、今後の大きな課題といえる。
三菱eKクロスEV価格
・P 3,131,700円
・G 2,568,500円
【関連記事】
- ホンダN-BOX VS スズキ スペーシア後悔・失敗しないための徹底比較・評価【対決】
- ホンダN-BOX新旧比較 公開・失敗しないためのクルマ選び【対決】
- 三菱 デリカミニ vs ダイハツ タントファンクロス徹底比較評価! 失敗・後悔しないクルマ選び【対決】
- ダイハツ タントファンクロス VS スズキ スペーシアギア 徹底比較・評価 失敗・後悔しないためのクルマ選び【対決】
- ロングドライブでの運転が楽しく疲れにくい、お勧め中古SUV5選! 後悔・失敗しないための中古車選び【生活・文化】
- スズキ スペーシアギアvs中古車クロスビー 同価格帯比較・評価 失敗・後悔しないためのクルマ選び【対決】
- ダイハツ ムーヴキャンバス新旧比較【対決】
- 日産アリアB6 VSトヨタbZ4X 徹底比較評価【対決】
- 決定! 2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー! 「日産サクラ/三菱eKクロスEV」軽自動車、初受賞!!【イベント情報】
- どっちがお得? 日産サクラvs中古日産リーフ徹底比較【対決】
【オススメ記事】
- BMW 2シリーズ グラン クーペ(F74)新車情報・購入ガイド 才色兼備な4ドアクーペ【BMW】
- ホンダN-BOX VS スズキ スペーシア後悔・失敗しないための徹底比較・評価【対決】
- 三菱アウトランダーPHEV試乗記・評価 驚愕の進化で完成度大幅アップ!【三菱】
- トヨタ クラウン エステート新車情報・購入ガイド クラウンシリーズ、ついにコンプリート!【トヨタ】
- 驚くほど賢い!? 日産の電動4WD「e-4ORCE」の実力を雪上で試す!【日産】
- レクサスRX新車情報・購入ガイド 価格アップを最小限に抑えた価値ある深化【レクサス】
- トヨタ ヤリス新車情報・購入ガイド 精悍さをアップした特別仕様車URBANO(ウルバーノ)登場!【トヨタ】
- トヨタ ヤリスクロス新車情報・購入ガイド 流行りのブラックアイテムでコーディネイトした特別仕様車Z URBANO(ウルバーノ)を新設定!【トヨタ】
- フォルクスワーゲン T-Cross試乗記・評価 輸入SUV販売台数ナンバー1獲得車の実力は?【VW】
- 三菱デリカD:2/D:2カスタム新車情報・購入ガイド 予防安全装備が大幅進化!【三菱】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!