三菱デリカミニ新車情報・購入ガイド 装備充実でお買い得な特別仕様車「Limited Edition」を投入! その訳は?

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【三菱】2025/04/22

三菱デリカミニ特別仕様車「T Premium Limited Edition」/「G Premium Limited Edition」

 

お買い得な特別仕様車を投入!

 

三菱は、スーパーハイトワゴンの軽自動車「デリカミニ」に、ルームミラーを自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)に変更し、リーズナブルな価格設定とした特別仕様車「T Premium Limited Edition」/「G Premium Limited Edition」設定し、販売を開始した。

三菱デリカミニは、2023年5月に登場した新型車。新型車なのだが、基本骨格やパワーユニットなど多くの部分は、eKクロススペースと同じ。端的に言えば、外観デザインを変更したモデルといえる。

言葉にするとデザインを変えただけ、ということになるのだが、このデザインが秀逸。「やんちゃカワイイ」ルックスで、なんとも愛着がわくデザイン。デビュー直後から、瞬く間に話題となり、三菱にとって大ヒットモデルとなった。そのデザインが高く評価され、日本カー・オブ・ザ・イヤーの2023-2024デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

今回新設定されたデリカミニ特別仕様車「T Premium Limited Edition」/「G Premium Limited Edition」は、上級グレードの「T Premium」/「G Premium」をベースとし、ルームミラーを自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)に変更しながら、リーズナブルな価格設定としている。また、この特別仕様車をベースとした福祉車両ハーティーランシリーズに「助手席ムービングシート仕様車」も設定した。

三菱デリカミニ特別仕様車「T Premium Limited Edition」/「G Premium Limited Edition」

 

なぜ、今、お買い得車を投入するのかを推察してみた

 

デリカミニ特別仕様車「T Premium Limited Edition」/「G Premium Limited Edition」共に、ベース車に対して2.2万円安価となった。

こうしたリーズナブルな価格設定とした特別仕様車が出るのは、通常、モデル後期になり売れなくなってきたタイミングが多い。ところが、デリカミニの2023年5月にデビューと、まだ、新しいモデルである。本来なら、お買い得な特別仕様車など設定しなくてもいいはずだ。

しかし、デリカミニの2024年度販売台数は約5.5万台。前年比104.3%となった。まだ、前年比を上回っているものの、2024年度の下期では、前年比割れしている月も出始めている。つまり、販売台数が伸び悩んでいる状況となっているのだ。その理由は多岐にわたるのだが、お買い得な特別仕様車を投入したということは、新車価格が高いと顧客に思われている傾向があるのだと推測できる。

今や、スーパーハイトワゴンの上級グレードは、新車価格が200万円越えが珍しくない時代。デリカミニが、突出して高価なモデルではない。ただ、より多くの販売台数を追うと、軽自動車は安価、というイメージをもつ価格志向の顧客もターゲットにしなくてはならない。今回の特別仕様車「T Premium Limited Edition」/「G Premium Limited Edition」は、そうして価格志向の顧客にアピールするモデルと言えそうだ。

三菱デリカミニ特別仕様車「T Premium Limited Edition」/「G Premium Limited Edition」新車価格

・デリカミニ T Premium Limited Edition  FF 2,085,600円/4WD  2,249,500円

・デリカミニ G Premium Limited Edition  FF 1,996,500円/4WD  2,160,400円

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