【三菱 新型 RVR 新車情報】懐かしの車名「RVR」が使い勝手のいいコンパクトSUVとして復活だ![CORISM] [CORISM]
【三菱】2010/02/17
2月17日に発表された三菱の新型「RVR(アールブイアール)」と、三菱自動車工業 益子 修 代表取締役社長[記者発表会場にて]
スタイリッシュで三菱車らしいフォルム
三菱は2月17日、優れた走りと使い勝手のよさ、そして上質さや環境性能を備えた新型コンパクトSUV「RVR」を発表した。RVRといえば、かつて人気を誇ったSUVで、久々の車名復活となる。
新型RVRは、最近の三菱車のアイデンティティでもある「ジェットファイターグリル」を採用した、シャープなデザインが特徴だ。スポーティで躍動感のあるキャラクターラインや空力特性にも配慮したルーフラインを採用。ルーフレールもビルトイン対応にするなどし、SUVらしい力強さはもちろん、スタイリッシュさも備えている。
ボンネットの2段バルジは、歩行者保護のためのクラッシャブルエリアを確保するだけでなく、ドライバーの見切りの良さにも配慮されている。ボディサイズがSUVとしてはコンパクトに設計されていることもあり、狭い道での運転がしやすいのもポイントだ。
新型RVRは、最近の三菱車のアイデンティティでもある「ジェットファイターグリル」を採用した、シャープなデザインが特徴だ。スポーティで躍動感のあるキャラクターラインや空力特性にも配慮したルーフラインを採用。ルーフレールもビルトイン対応にするなどし、SUVらしい力強さはもちろん、スタイリッシュさも備えている。
ボンネットの2段バルジは、歩行者保護のためのクラッシャブルエリアを確保するだけでなく、ドライバーの見切りの良さにも配慮されている。ボディサイズがSUVとしてはコンパクトに設計されていることもあり、狭い道での運転がしやすいのもポイントだ。
立体的で躍動感のあるSUVらしいフォルムが印象的だ。ツリ目のヘッドライトなどがシャープな雰囲気を演出する。
ボディサイドのキャラクターラインが、ダイナミックな印象を与えてくれる。短いオーバーハングは走破性にも貢献。
三菱車のアイデンティティでもある「ジェットファイターグリル」を採用。一部グレードにはスーパーワイドHIDを装備。
リヤコンビランプはゲート側にも食い込んだデザインで、ワイド感を強調。質感の高さも文句なしのレベルだ。
パノラマガラスルーフとビルトインルーフレールはセットでオプション設定。非常にスタイリッシュなデザインだ。
パノラマガラスルーフはLEDイルミネーション付き。シェードを開ければ、かなりの開放感を得ることができる。
上質さと使い勝手を両立した室内空間
新型RVRのインテリアは「質実剛健なスポーティさと上質さの融合」がコンセプトとなっている。インパネの造形もエクステリアと同じようにダイナミックで躍動感のあるデザインとされた。新たに採用したソフトパッドやパーツの分割部分を減らすことなどで上質感を追求したという。
シートは立体感のあるエンボス生地を採用。手触りも独特で、座り心地もいい。さらに「G」グレードには、通気性に優れる「パーフォレーションレザー」を使用した本革シートを設定したのにも注目だ。
また、三菱車としては初めてプッシュスターターを採用。バックモニター付きのナビやロックフォードフォズゲート製のオーディオなども装備した。さらにLEDイルミネーション付きのパノラマガラスルーフを「G」グレードに設定。ガラス面積が大きく、シェードを開ければかなりの開放感が味わえるのも魅力といえる。
安全面ではハロゲンランプの3倍の照射角をもつスーパーワイドHIDを一部のグレードに標準、またはオプションで設定。運転席&助手席エアバッグと運転席ニーエアバッグは全車に標準装備となっている。ただ、非常に戦略的な価格設定としたためか、サイド&カーテンエアバッグは全車オプションで、ヒルアシスト付きのASC(横滑り防止装置)も4WDは標準だが、FFは全車オプションとなっているのは残念な部分といえる。
シートは立体感のあるエンボス生地を採用。手触りも独特で、座り心地もいい。さらに「G」グレードには、通気性に優れる「パーフォレーションレザー」を使用した本革シートを設定したのにも注目だ。
また、三菱車としては初めてプッシュスターターを採用。バックモニター付きのナビやロックフォードフォズゲート製のオーディオなども装備した。さらにLEDイルミネーション付きのパノラマガラスルーフを「G」グレードに設定。ガラス面積が大きく、シェードを開ければかなりの開放感が味わえるのも魅力といえる。
安全面ではハロゲンランプの3倍の照射角をもつスーパーワイドHIDを一部のグレードに標準、またはオプションで設定。運転席&助手席エアバッグと運転席ニーエアバッグは全車に標準装備となっている。ただ、非常に戦略的な価格設定としたためか、サイド&カーテンエアバッグは全車オプションで、ヒルアシスト付きのASC(横滑り防止装置)も4WDは標準だが、FFは全車オプションとなっているのは残念な部分といえる。
立体的なデザインのインテリアは、躍動感が感じられる。視界も広く狭い道での取り回しも楽に行なえる。
サイドのサポートがしっかりしており、スポーティな走りにも対応。上級グレードでは本革シートも選択可能。
後席は十分な広さが確保されている。大柄な人でもゆったりとくつろげるので、ロングドライブでも快適だ。
上級グレードは表面のガラスを低透過率のスモークガラスとし、上質感をプラスした。もちろん視認性も良好だ。
HDDナビはバックモニターも備えている。USB端子も備えているので携帯音楽プレーヤーの接続も可能となっている。
ロックフォードフォズゲート製のプレミアムオーディオをオプションで用意。音質も高く迫力あるサウンドが楽しめる。
ラゲッジはとても広く、アウトドア用品など大きな荷物も楽に積み込める。シートアレンジも簡単で、ラゲッジアンダーボックスも備えているので、使い勝手はとてもいい。
優れた燃費で全車エコカー減税&補助金に適合
新型RVRに搭載されるエンジンは、全車1.8リッターの直4となっている。可変バルブタイミングや高着火性スパークプラグ、そして高効率オルタネーターや減速エネルギーシステムを採用し、さらなる燃費の向上を実現。パドルシフト付きのCVTのおかげもありFF車で15.2km/L、4WDでも15.0km/Lという優れたカタログ燃費を実現。全車でエコカー減税&補助金(50%)の恩恵が受けられるのもうれしいところだ。
4WDシステムは、アウトランダーなどで定評のある電子制御4WDを採用。燃費のいいFFモードや雪道や悪路での走破性を高める4WDロックモードが選択できる本格的なシステムとなっている。制御用ECUの容量をアップし、安定性や捨てリングを切った状態で発進したときのトラクション性能、そして燃費が大幅に高められている。
新型RVRの価格は「E」(FF)の178.5万円~「G」(4WD)の244.965万円まで。全グレードでFFと4WDを選択可能だ。
4WDシステムは、アウトランダーなどで定評のある電子制御4WDを採用。燃費のいいFFモードや雪道や悪路での走破性を高める4WDロックモードが選択できる本格的なシステムとなっている。制御用ECUの容量をアップし、安定性や捨てリングを切った状態で発進したときのトラクション性能、そして燃費が大幅に高められている。
新型RVRの価格は「E」(FF)の178.5万円~「G」(4WD)の244.965万円まで。全グレードでFFと4WDを選択可能だ。
可変バルブタイミングや高効率オルタネーターを採用するなどし、燃費に配慮。街中から高速道路まで十分なパワーを発揮。
ミッションは全車6速マニュアルモード付きのCVTを搭載。4WD車はダイヤル式のモード切替スイッチを備えている。
グレードにより17インチ(写真)または16インチのタイヤを装備する。悪路での走破性と市街地の快適性を両立した。
スーパーワイドHIDヘッドランプは従来のHIDに比べ約1.4倍の光量とし、サブリフレクターで側方に照射し夜間の視認性を向上。ハロゲンランプの3倍の照射角をもつ。
パノラマガラスルーフは3段階の明るさ調整可能なオレンジ色のLEDイルミネーション付きだ。写真は電動サンシェードを閉じた状態。
電動シェードを開けると954mmx860mmの大開口部が広がる。UV(紫外線)カット機能付の濃色ガラスにLEDのほのかな光が反射している点に注目。
代表グレード | 三菱 RVR M(4WD) |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4295x1770x1615mm |
車両重量[kg] | 1420kg |
総排気量[cc] | 1798cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 139ps(102kw)/6000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 17.5kg-m(172N・m)/4200rpm |
トランスミッション | CVT |
10・15モード燃費[km/L] | 15.0km/L |
定員[人] | 5人 |
消費税込価格[万円] | 218.4万円 |
発売日 | 2010/2/17 |
レポート | CORISM編集部 |
写真 | CORISM編集部/三菱自動車工業 |
(レポート:CORISM編集部)
【オススメ記事】
- フォルクスワーゲン ポロ新車情報・購入ガイド ついに全長4m越えに! 3ナンバー化した6代目新型ポロは、1.0L直3ターボを搭載【ニュース・トピックス】
- 三菱エクリプスクロス試乗記・評価 さすが4WDの三菱! 豪快にリヤタイヤを振りだすような走りも楽しめる絶妙なS-AWCに脱帽!【レビュー】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.6】 日差リーフの実電費チェック! (一般道編)コツコツ電費を稼ぐe-Pedal【評論家ブログ : 日産リーフ】
- メルセデス・ベンツSクラス新車情報・購入ガイド 約20年振りの直6エンジンに、ISGを組みあわせた次世代エンジンを搭載!【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.5】 日差リーフの実電費チェック! (高速道路編)実電費アップは、こだわりの空力性能にあり!【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 三菱エクリプスクロス新車情報・購入ガイド スタイルに走り、装備とスキ無しの完成度を誇るコンパクトSUV。ガソリン車だけしかないことが、唯一の弱点?【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.4】 30歳代クルマ好き女性、初めての電気自動車! その評価は?【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 日産セレナe-POWER新車情報・購入ガイド ついに、シリーズハイブリッドシステムを搭載したセレナ! 5ナンバーミニバン、ハイブリッド車戦争へ加速!!【ニュース・トピックス】
- マツダCX-8試乗記・評価 際立つ運転のしやすさ! こだわりの「躍度」を雪上でチェック!【レビュー】
- 日産テラ(TERRA)新車情報・購入ガイド ナバラベースのSUV中国でデビュー! 日本への導入は?【ニュース・トピックス】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!